そういえば先月から、ステマ規制法なるものが施行されたと話題になっていた。また阿呆な規制作ったんだなぁ……と思って他人事みたいでいたが、よくよく考えてみるとうちのサイトのAmazonアフィリエイトにも影響があるんじゃないか?🤔と思って調べている。正直よくわからんのだ。
ステマ規制法について
ステマ規制法とかいうのが10月から実施されたらしい。無駄な仕事を作るのに余念がない俺たちの日本政府が、また余計なことをしたという感想である。さすが一人あたり労働生産性最低クラスでバンバン過労死してる我が国だぜ。
ざっと調べている感じ、要は広告主との関係性を明示せよというもので、言ってること自体は正しいからもしかすると良い法律だと思う人も多いのかもしれないんだが、こんなもんコストがかかるだけで何一つ問題を解決しないクソだよ。こういう無駄をひたすら積み重ねて、我が国の今があるんじゃない。
インフルエンサのステマについて
多分これを聞いて最初に思い浮かぶのはインフルエンサーによるステマじゃないかなと思うんだけど、インフルエンサーと広告元に関係があるとか、言われなくてもだいたいわかるだろ。言わないとわからないやつには言ってもわからんよ。私の信じるインフルエンサーと広告元に関係があるなんて思いもしませんでした、青天の霹靂です!なんてやついる?いたとして、この阿呆は関係性の明示に気づくか?気づいたとして、それで行動が変わるのか?何も変わらんよ。なので無意味。
ブログのアフィリエイトについて
これが僕の関係するところであり面倒くさいポイントだ。このサイトにはAmazonアフィリエイトがあって、それはブログの中で「Amazon広告あるからね」的なお約束文言をフッタに仕込んで対応している。で、これはこれでいいよっていうんならいいんだが、「もっとちゃんと一つ一つ明記しないとステマだ😡」とか言われたら面倒くさいよな。ただ常識的に考えてほしいんだが。
たとえば上の記述を見て、「コイツはAmazonやHIKSEMIとの関係を隠して広告を貼っている!読者を騙そうとしているに違いない!!ステマだああああ!!!」ってなる面白人類いるかって話よ。いたとしてそれはもうそいつ側の問題やで。
実際、この法律の意図するところとだいぶ異なると思うんだが、対応しないといけないのかはよくわからんのよな。もうちょっとちゃんと調べないといけないとなぁ。っていうか聞くところねぇのか?いつもいつも、知らん間に規制ができて、窓口もようわからん、あっても本当に使えるのかわからん、異議申し立ても何もできねぇ。そんなんばっかりや……。
まぁどんなにバカバカしくても、もし本当にそうしないといけないっていうなら、それはもうやるしかないんだけれど、これAmazonのツールで作ってるやつだし、必要ならAmazon側で画像にPR表記つけるとかして対応してほしいなぁ。機械的にiframeタグの中になんか埋め込めばいいとかくらいなら、こっちで対応してもいいけどさ。
サクラレビュー問題
今回の法律でAmazonやらなんやらに蔓延るサクラレビューは明確に黒になったはずだ。しかし、今までだって「☆5をつけたら商品もう一個プレゼント!」なんてまともな企業のやることじゃあなかったよ。つまりサクラレビューなんてのはまともじゃない企業がやることで、だからこそブランドの価値が見直されるということにまでなってしまった。「おお、サンワだ安心」みたいな。Amazonを荒らし尽くしている彼らは、日本の法律なんか遵守しないんじゃないかね……。下手したら日本にいないでしょ。
まぁ連中を放置していたAmazonの罪は重いよな。以前☆5依頼を告発するレビューしたらAmazonに却下されたわ。本来的にはプラットフォーマーであるAmazonが責任を持って対応すべきことなんだが。まぁそんな感じだから、正直、何も変わらないんじゃないかね……。この状態がいいとは僕も思ってないよ。以前こういう記事を書いた。
ただまぁ、こんなんは法律で規制しようとしたって効果がない割に副作用のほうが大きいだろっていう(今まさに僕がこうやって無駄に調べ物をしている)話。いや、何も変わらないならまだ良くて、業者がもっと巧妙になり、サクラチェッカーでも追えないくらいに進化してしまったらどうしてくれようか、という心配まである。
調べる無駄
まぁもうちょっと調べるけど、それにしても何してんだろうという徒労感がすごい。これやって何がどう生産されるんだ。このブログは趣味でやってる個人ブログだからどうなろうとどうってことないけど、Webメディアやってるところはてんやわんやだったろうな。なんなら今でも対応に追われてるんじゃない。
何も産まない仕事ごっこで勝手に疲弊するのは自分たちだけにしてほしいもんだよ。民間にまで強要するのいい加減にやめさせられないもんかね……。
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