ゲームをしていると、とんでもなく無駄な時間を過ごしているのではないかという罪悪感に押しつぶされそうになる僕も、心の底からゲームを楽しんでいた時期はあった。もう20年ばかり前になるだろうか。
いつも遅刻ギリギリに登校する寝坊助の癖に、休日に早起きまでしてゲームをしていたあの頃の情熱を、もはや思い出せない。ただ行為として朧気ながら記憶に留めているだけだ。今の僕は、休日になったら資格の勉強をしたりAWSのオンライントレーニングを受けたりプライベートプロジェクトの開発したりするのに忙しいので、とてもゲームなぞする暇はない。ブログは書くけど。
そんな在りし日の僕が夢中になっていたゲームの一つが、FFことファイナルファンタジーだ。FFは僕にとってかけがえのない青春の思い出なのである。だから、初期のFFで原画を描いていた天野喜孝の「ファンタジーアート展」が近くで開催されると知った時、ひどく懐かしい気分になって、是非見たいと、休日にいそいそと会場に赴いた。
結果、60万の絵をめっちゃ営業された。営業トークの実地体験ができて勉強になりました。
“FFの絵を見たくてファンタジーアート展に行ったら、60万の絵を売らんとする営業トークのみだれうちを受けた” の続きを読む