Chromebook一ヶ月使用しての所感:Webには快適だが、処理能力とディスプレイはもうすこい良いほうが

Chromebookを購入して一ヶ月が経ったので、所感を綴ります。Chromebookについては、「Chromebook 購入しました : 或る阿呆の記」と「Chromebook 購入二週間の雑感 いつでもどこでも気兼ねなく使えるマシン : 或る阿呆の記」という記事も書いています。

目次

購入して一ヶ月

購入したのはHPのChromebook 11 G3で、主なスペックはCPUがCeleron N2840(エクステンションのSystemではN2830と表示されますが、公式カタログではN2840とありますし…まぁどちらも大して変わりません)、メモリ4GB、ストレージが16GB、解像度が1366x768、バッテリーが公称8時間、といったところです。現在日本で手に入るものとしては、標準的なスペックであるといえます(しかしこれを19,800円で手に入れることができたのは僥倖でした)。

手軽にWebを楽しめる

Chromebookを使っていて有難いのは、やはり物理的なキーボードの存在です。本当に入力が楽。タブレットでの入力も言うほど悪くはないのですが、やはりある程度の文章を入力するには労苦が全然違います。そしてブラウザしか使えないが故にバッテリーの持ちもよく、インターネットが長時間、気軽に楽しめるデバイスです。まぁ、寝っ転がりながらとか、テレビを見ながらさっと、などといったシーンではタブレットのほうが便利であることは間違いありませんが、しかしまとまった時間、座ってネットをするのであれば確実にChromebookのほうが勝手がよい。Webを楽しむという観点から見た時、Chromebookはたいへん価値があります。

処理能力とディスプレイに若干の不満

さて、最小限の役割しかもたないが故に、ハードウェアのスペックの割にはたいへん高いパフォーマンスを発揮することでChromebookは知られています。実際、それはそのとおりだと思うのですが、しかしながら、それでも処理能力には若干の不満があります。多くのWebページで、表示までけっこう待たされます。恐らくはCPUパワーの不足だと思うのですが…それともストレージがeMMCであることも一因なのでしょうか。

あとはディスプレイです。色が全体的に暗色がっているというか青みがかっているような印象で、サイトが見づらいなと思うことがちょくちょくあります

安定性はまぁまぁなのですが、ずっと使用していると動作が重くなったことがありました。再起動したらなおったのですが。まぁこれはWindowsやMacでもありがちですけどね。

以上は主にChromebookというよりはChromebook 11 G3というハードウェアに対する不満ですが、現状日本で入手しやすいChromebookのスペックはどれも似たり寄ったりなので、まぁよいでしょう。もちろん、値段を考えればかなり健闘しているのは言うまでもありません。最近はWindowsマシンもまた随分安いものがありますが、Chromebookと同等のパフォーマンスがあるとは思えませんし。しかし、もうちょっとハイパフォーマンスのデバイスが、手頃な値段であってもよいなと思います。4万くらいでMBA並に快適なものが手に入ると嬉しいですが。

あとはまぁ、キーバインドやタッチパッドのジェスチャーに融通をきかせてほしいとか、そういった不満もありますが、その点については前回記事にしたので。

使い方はまだ研究中

いまのところは家でダラダラとネットをする程度にしか使っていませんが、それでも不便に思うことはあります。たとえば写真を編集したいとか、ブログに画像をアップロードしたいとか、NASのデータを読み込んで編集したいといったことです。ローカルストレージを前提にしないので、今までの使い方がそのままでは通用しません。とはいえ恐らくこの程度のことであれば何かしらの解決方法はあるはずなので、運用についてはこれからも考えていきたいところです。

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