[最終更新] 2018年6月17日
もう2年以上PCを買っていません。ノートも、デスクトップも。MBA 2013とMac mini 2012、どちらもいまだ最前線で戦える能力を保有しており、まったく代替が必要になりません。困りました。いや、困らないのですが。困ります。
物欲から逃れられない
そんな中で私の脳裏をチラチラよぎるのが、Googleが世に問うた異色のノートブック、Chromebookです。最新鋭でありながら、いまさらノートパソコン、二昔いや三昔くらい前のスペック、ブラウザのみ、なんだか先祖返りしてるような気がしないでもない、存在そのものが尖りきっている。これが、使えるマシンだという。物欲をこれでもかというほど刺激する。ものによっては2万円弱(Asusショップのアウトレットだと、2万円を切っています)、Amazonならメモリ4GBのものが2万5000円程度。メモリは4GB欲しい。それでこのChromebookが手に入る。欲しい。
考えれば考えるほど必要ではない
しかしながら、考えれば考えるほど、私には必要ない代物です。Chromebookの良い所といえば、ブラウザしか使えないことです。つまり、スペックを要さないのでハードウェアが安価。セキュリティソフトが必要ない。最小限の構成のため、ハイパフォーマンスでありながらもバッテリーが長持ちする。
私が魅力を感じる点は、バッテリーが長持ちするところでしょうか。ですが、MBA 2013もそれなりに持ってくれます。また、電源の確保できない環境に身を置くことがあまりありません。つまり、私にはこれといったメリットがない、ということになります。あるのはスタンドアロンのアプリが使えないというデメリットばかり…。
魅力はデメリットの中にある
しかし、しかし。ではなぜ、私はいまだに価格コムでChromebookの価格変化のグラフを見ることをやめることができないのか。この気持ちを、どう説明したらよいのか。ずっと考えていました。このブログでは何度かChromebookを取り上げ、そのたびに欲しい、でも必要ない、ということを繰り返しています。必要がないのは明らかです。にも関わらず、私はまたこうして記事を書いている私は明確にChromebookを欲しがっている…なぜ。
恐らく私は、Chromebookのメリットではなく、デメリットに惹かれている。それは強制的にクラウドベースであることを要求される、スタンドアロンで使い物にならない、そういうところです。その制約の中で、否が応でも使い方を考えなくてはいけないでしょう。人を成長させるのは便利ではなく制約です。…まぁ、実際のところこれで成長出来るかどうかはわかりませんが、この不便さはきっと私に何かしらの変化をもたらすことだろうと思います。
そんなことを考えていると、どんどん欲しくなってきました…。そろそろ耐え切れずに買ってしまいそうな気もします。が、できればもう一押し欲しい。スペックが必要ないとはいえ、あるに越したことはないので、ハードウェアがさらによくなるとか、値段がさらに下がるとか…こうしてカタログを眺めているときが一番楽しいかもしれません。
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わかります!わかります!その後買ったのでしょうか?気になります。
>名無しのはーとさん
わかっていただけますか!
まだ購入には至っておりませんが、とてもタイムリーなことに、現在入荷予定のものを一つ狙っています。これです。
HP Chromebook 11G3
http://books.rakuten.co.jp/rb/13499315/
メモリ4GBで19,800円は、現状だと転売屋さんに狙われてもおかしくない価格なので、買えるかどうかはわかりません。買えたらレビューしますよ。