別に何か欲しいものがあるわけでもないのですが、なんとなく毎日Amazonのタイムセールのラインナップを見ています。買ったことはないのですけどね。そこでちょくちょく並んでいるのが、Chromebookです。
実用として現実味を帯びたChromebook
Google謹製のブラウザしか動かないという尖ったマシン。数年前にその構想を聞いた時はなんて馬鹿なと思いましたが、結局は私に先見の明がなかったということか、それともGoogleが未来をそのようにしたということか、Chromebookは現実的に「使える」マシンとして世に羽ばたいています。私もたいへん興味があって、ページを開いては欲しいなぁと指を咥える日々です。
考えていくと、かなりの仕事がChromebookでなんとかできてしまうのではないかと思えます。たとえば私はコンソール画面でプログラミングをすることが多いわけですが、ローカルでの環境にこだわらなければ、たとえば自宅の Mac mini にアクセスしてプログラムを作成してもよいわけです。Secure Shellというたいへん便利なWebアプリがあって、時々使っていますが、ほとんど不便なくブラウザから端末の作業ができてしまいます。さすがに周辺機器とシリアル通信を行うのは難しいでしょうが。
作業自体はよいのですが、問題はファイルの移動でしょうか。それは一筋縄ではいかないかもしれません。たとえば自宅のマシンにリモートで入ってスクリプトを作成し、それを職場の他のマシンに移そうと思えば、一手間、ふた手間かかるのは間違いないでしょう。むむ。そういえば、職場のメールはいまだにAPOPでした。これがまたネックでもあります。
しかし、それくらいといえばそれくらいです。まとめると、シリアル通信、ファイルの移動、メールということになります。まぁ最後のメールについては本当に頑張ればなんとかならないこともないし、ファイルの移動も試行錯誤するとそれなりに便の良い解にはたどりつけないこともなさそうです。シリアル通信も他のLinuxマシンを用いるなどすれば必須の事項ではない。
いくつかのハードルはあるが、なんとかなってしまうのでしょうか。うーん。しかしながら、そんなに苦労して、しかも恐らく使い勝手が上がるということもないのに、金と時間をかける必要はあるのか、と思い直し、まぁまだ時期ではないな、と結局そういう結論になります。阿呆ですが、こうして考えることが楽しい。
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