関西在住だがモバイルSuicaデビュー

転勤族の家庭で育ち、生まれも育ちも関西人というわけではありませんが、もう関西に住み始めてかれこれ15年近くになります。私の言葉はいまだに生粋の人からは関西弁と認めてもらえていませんけれど、一番馴染みのある地域が関西です。その証拠に、交通系ICといえばICOCAが思い浮かびます。ICOCAは便利なのですが……このたび、Suicaデビューしました。おサイフケータイ、すなわちモバイルSuicaのため、です。ICOCAの牙城関西で、モバイルSuicaはどうなのか?

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AndroidスマートフォンのiPhoneに対する優位性

--2016年10月26日追記:想像していたよりもずっと早く、iPhoneでおサイフケータイ、しかもSuicaが対応しました。びっくりです(参考:「このiPhone 7は欲しい…FeliCa対応、256GB、防水、円高…Macはなし」)。というわけでこの節の内容は古いです。nanacoなど他のサービスはまだAndroidのみですが、時間の問題でしょう。--

Androidスマートフォンの、iPhoneに対する明らかな優位の一つは、やはりおサイフケータイだと思います。まぁ、北米ではApple Payがデビューして久しいですが、日本に上陸するのはまだ先のことになりそうですし、なったとしても、交通機関で使えることはないでしょう。おサイフケータイが使えるジャケットなどもありますが、スマートなんだか不格好なんだか、という感が否めません。

Xperia Z3を使い始めて一年以上経ちましたが、クレジットカードの登録などが面倒臭くて対応しなかったモバイルSuicaに、ついに手を出しました。このためにわざわざクレジットカード(ビューカード)を作るのは億劫でしたが、これも年会費ただのため…。

関西でも問題ない

関西はICOCAとPiTaPaがよく使われていますが、最近はSuicaもだいぶ対応してきました。電車はほとんど問題ありません。特に最近のニュースで大きかったのは、バスの対応でしょうか(「阪神バス、阪急バス、奈良交通、京阪バスなどでSuicaやPASMOが使えるように!関西国際空港からの一部のリムジンバスもその対象です。 - クレジットカードの読みもの」)。主な電車とバスで使えれば、まず困ることはないでしょう。奈良交通でも使えるのは意外過ぎです……。奈良交通はけっこうすごいところ走ります。ローカルトークですが。

これで家計簿がつけられる

私が電子決済にこだわる理由には、現金を出さなくて済むという便利さ、セキュアさもあるのですが、もう一つ大きな理由として、記録機能があります。

私はここ二年ほど、ようやく真っ当に家計簿をつけられるようになったのですが、それというのも電子決済で記録が残っているからです。ふと思った時に、記録を参照して、表計算ソフトで家計簿をつける、このスタイルでなくては、どうにも私は家計簿をつけられないらしい。レシートなんて絶対に管理できない。といって、出入金を自分でしっかり記録することもできない。

そんな私にとって、nanacoやEdyの取引履歴機能は大きな味方です。おサイフケータイを積極的に利用することで、ようやく私は家計簿をまともにつけられるようになりました。そして、最後の砦であった交通系を、今回のモバイルSuicaで、ようやく攻略することができた。嬉しいことです。

煩わしいことも多いですが、なんだかんだで、全体として、世の中は便利になっていると思います。にも関わらず、なんだか閉塞感があるような気がするのは何故なんでしょうねぇ…本当は、みんなもっと、楽に、楽しく、生活できるんじゃないかと、いつも思うのですが……。

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