[最終更新] 2016年11月26日
Macユーザーなら知らない人はいないんじゃないかと思うほど有名なソフト、BetterTouchToolが有償化しました。トラックパッドをヘビーに使う人にはたいへん有難いソフトです。色々な葛藤があったと思いますが、有用なソフトにお金を払うのはごく当然のことに思えます。霞を食べて生きているわけではありませんし。
Macの定番アプリBetterTouchTool の有償化
値段については、Pay what you want、すなわち言い値とのことで、いくつかの料金を選べました。また、一ユーザーの使っているコンピュータについてはいくらでもライセンスを適用可ということです。私はRecommendedとなっていた、日本円にして738円のオプションを選択しましたが、もっと払ってもよかったかもしれません。Macを使わない日はない、つまりBetterTouchToolを使わない日はありませんし、開発が止まってしまっては困ります。
ライセンスを購入すると、Eメールが届き、メール内のリンクをクリックすると名前.bettertouchtoolという長々しい拡張子?のファイルがダウンロードできました。それを実行すると、ライセンス登録が完了です。ライセンス登録というと、あの意味不明な文字列をコピペして、ライセンス登録の項目がどこにあるかメニューから探して…というやや面倒な作業がたいていですが、そういった手間が省かれているのは楽なものです。
いつの間にかソフトに金を払うのに抵抗なくなった
典型的なネットユーザーであった私は、かつてWindowsマシンで色々なフリーソフトを好んで導入していたことがありました。実際、お金のない学生にとって費用のかからないソフトはたいへん有り難かったものです。まぁ、今でもそれは変わりませんが。
ただそのせいで、便利なものを開発してくれた人にお金を払うということに、抵抗を感じるようになってしまっていたことも事実です。それはソフトウェアの自由を信奉するが故というよりは、単純な貧乏根性や乞食根性が故であったように思います。ソースコードの開示についてはうるさいライセンスでも、別にお金を取ること自体は悪でもなんでもないのですが、まぁ、自分に都合よく自由を解釈していたのでしょう。でも、私のような人間も多かったのではないかな。
良くも悪くも、Appleのエコシステムは有料の文化ですが、そのおかげで「アップル「App Store」、開発者の累計収入が250億ドルに到達」ということもありますし、まぁ、抵抗がなくなった因の一つはApple文化のおかげと言えるかもしれません。後はまぁ、無料といいながら無料でないものがあからさまに増え過ぎて、ちょっと嫌気がさしているのもあるかもしれませんが。
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