[最終更新] 2021年9月19日
もはやただの雑記ブログになっている気がしないでもないですが、
先日初めての海外に出張で行く機会があり、8日ほど滞在し帰ってきたので、そのときのことでも。
以下書くのは、「初めて海外に行くにあたって知っておきたいこと」と「インドネシアという国のファーストインプレッション」という内容になります。
初めて海外に行くにあたって
今回の出張が初海外ということになりまして、いろいろと緊張しました。
あまり旅慣れしているわけでもないので、いったいどこから手をつけてよいやらという感じです。
しかも海外出張近辺の日程がかなりの強行スケジュールで「だいじょうぶかこれ」と周囲の人にはだいぶ心配かけました。
家族がいろいろと手伝ってくれたのでなんとかなりました。
これから初めて海外に行く人…というか、初海外、特にインドネシアに行く際自分が知っておきたかったなぁと思うことを、
つらつらと書いていきます。
誰かの参考になればと思います。
パスポート
パスポートは各県にある申請所で発行してもらいます。
最初の申請時は必要な書類やらなんやらだけでだいじょうぶです。
用意する書類で面倒臭いのは戸籍謄本(あるいは抄本)ですね。
私は親の関係で、京都という縁もゆかりもないところが本籍だったので、
わざわざ行くのも手間ですし郵送してもらいました。
しかしこれもなんやかんやとけっこう時間がかかった覚えがあります。
ここから先は役所によるでしょうが、私のところだと、
手数料の振り込みがなんと定額小為替ということで、これまた郵便局に行ってもらわにゃならず面倒くさい。
さらに宛名を空白にしなければならなかったらしく、思いっきり書き損じ。
郵便局に行って100円払って再発行してもらうか…と思ったのですが、局員さんによると取り消し線+実印でだいじょうぶとのこと。
実際それでうまくいきました。ネットで調べると再発行しないとダメ的なことが書かれていましたが、
局員さんの証言+実際にできてしまった、ので、取り消し線でもよいのだと思われます。
また住基ネットに登録している人で、番号がわかれば戸籍と同じ都道府県内であれば住民票の写しがいりません。
戸籍と違う県で申請すると、参照できないので住民票の写しがいる、と役所のおねーさんが言っていました。
小さい役所は暇をもてあましているのか、聞きに行くといろいろ親切に教えてくれます。
写真はけっこう規定が細かく、自分で取るとはねつけられるかもしれません。というかはねつけられた。
やや割高ながら近くにあるだろう写真屋でとってもらうのがいいように思います。
データもらえれば再利用もできますし。
申請後、一週間〜10日したら、5年か10年かのどちらかに応じて金を払います。
10年だと1万6000円とかして非常に鬱です。
まだ海外行ってないのにどんだけ金かかるんよ。
その他荷物
パスポートさえ発行されれば、後は自分の荷物です。
とはいえ、海外ならではの注意点というのは少ないような気がします。
機内に液体が持ち込めない、もし持ち込むなら100ml以下の透明な容器にいれて、透明なロック付きの袋に入れる、という規定くらいでしょうか。
あとは税関で引っかかりそうなのは注意する、くらいですね。
しかしこれがまたよくわからんのですが…。
税関という存在はけっこう意識しないと、金もってかれます…。下手すりゃ没収…。
あともたない人はいないと思うけど、ガイドブック的なものはケチらずちゃんと買っとくべきですね…。
地球の歩き方とか。
それと、地域によってはWi-fiルータの貸し出しサービスとか一日1000円以下だしやるといいのかも。
私の行くところはどうせもう無駄な山奥だったので、どうでもよいですが。
為替ですが、インドネシアの場合国内よりも現地でやるほうが圧倒的に割が良いです。
なので現地でやるのがよいと思いますが、
Visaの発行やらで25USドルはもっといたほうがなにかとスムーズにいきます。
インドネシア(ジャカルタ)に着いてから
そんなこんなでインドネシアに行きます。
私の場合はジャカルタの空港に着きました。
着いたらまずVOA(Visa on Arrival)なるところでVisaを発行してもらいます。
これが25USドルいります。めんどい。
そのあとは出入国カード(Departureカード)を提出しに行きます。
半券が残りますが、これは出国する際必要になるのでなくさないようにしないといけません。
なくすと面倒くさいことになります。
ぺらぺらの半券で見た感じの重要度はカスですが、重要です。
その後は税関に申告書を提出。
たしか250ドル以上の荷物とかもってると、申告書にチェックしておかないといけない。
でもこれよくわからないですよ。額面通りに受け取るとPCとかもNGのはずだけれど、
どうもこれは特に問題なさげな感じだし…。
多分持ち込んで売るとかになると問題があるということなのでしょうが、なんだかけっこうケースバイケースなようです。
とりあえずPCはだいじょうぶでした。
ややこしい話なのは下記リンクとか参考にしてもらえるとわかります。
ドイツ税関はバイオリン押収よりノートパソコンが問題 デジカメも申告が無難
ドイツなんかはかなり厳しいそうです。金が欲しいのか、ノルマでも課せられているのだろうか。
発展途上国だと、押収した係員がチップ要求(要は裏金)とか普通にありそうな話です。
というかインドネシアは普通にそれがある国です。
できれば申告するに越したことはないのでしょう…言葉の壁はありますが…やはり英語だけでもできなきゃなぁ…。
税関のことは調べ出すとキリがなくて、いろいろ不安になったりもしますが、
そのまぁ、インドネシアについては最終的には金でなんとかなる国でもあるような感じなのが正直な印象ですから…
あまり不安がる必要もないかなぁと。楽天的ですかねぇ…。
インドネシア(パダン)の印象、雑感
インドネシアといっても国土が広いので一口には言えません。
スマトラあたりとバリ島じゃ全然違うだろうし。
私の行ってきたところはパダンという辺鄙なところで、
インドネシアでは避暑地的な場所らしいです。
ざっとした印象をつらつらと列挙します。
- 交通マナーがカオス。三点交差は当たり前。周囲に人がいようが車がいようが発車。
- ノーヘル二人乗りいっぱい。ノーヘルはだいたいノーライセンス。
- 車は日本車の天下。
- 時速5kmの車と80kmの車が同じ道路を突っ走る。
- クラクションでお互い牽制し合いながら走る。クラクションは挨拶。
ちょっとここでは運転できないなぁと思いました。
よく事故らないものです。
- 食べ物は辛いか甘い。辛いは唐辛子的な辛さで、甘いはこう…日本人が普通に想像する甘さとちょっと違う。ねっとりしている。
- 味覚が違うのだなぁと実感。
- マーケットにある果物は安いが美味しくないものも多い。ドラゴンフルーツは美味しかった。
- 変なポテチがいっぱいある。
- 水はミネラルウォーターが基本だが安いのであまり気にならない。
- ナシゴレン(焼きめし)とミーゴレン(焼きそば)が主食。飽きる。
- 一品一品の量が多い。
- 外国人向けホテルとかでなければ飯は安い。
焼きめしは本当にもういいって感じです。
外人のよくくる飲み屋的なところでは割と馴染みのある味の料理も多く助かりました。
ほかは…
- トイレは水洗の形をしているが、たいてい実際は流れないので手桶で近くにある風呂っぽいところの水をすくいだして流す。焦る。
- 雨期は一日の間に何度かスコールが突然降るので焦る。
- 赤道直下で暑いがからっとしているので、日本の夏ほど暑くはない。スコールがあると涼しくなる。
- 祈りの歌が町中で流れてきて焦る。
- イスラムの服でも服屋では普通にマネキンがびしっと決めてるのがちょっと面白い。
- 親日な人は割と多い。けっこうおはようとか言える人も多い。
- 不器用な人が多いのだろうか?ダンボールの閉め方一つにしても、生活力の低いから自分からしてもおいおいという感じだった。
- 時間はルーズで飛行機とか平気で遅れる。時間の流れ方がゆっくりしている。
とまぁ、あまり参考にもならないだろうことをつらつらと印象として列挙しました。
とにかく日本とは何もかもが違い、非常に新鮮で驚きに満ちています。
仕事で行ったので結局仕事場以外であまり現地の人と交流をもつ機会もなかったのですが、
それでも非常に面白かったです。
カタコトの英語しか話せず苦労しましたが、英会話のみならず現地の言葉も多少は覚えたいものです。
とにかく、時間の流れ方がゆっくりしていることに驚きました。
我々日本人は少しあくせくし過ぎているのかもしれません。
きっと人間はみんなもっと幸せに楽しく生きることができるのでしょうね。
チャンスがあればまた行きたいなぁ。
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