日本学術会議の問題はいつもの猿山の縄張り争いに見えるので関心が持てない

僕はテレビを持っていないので、市井の人の関心については主にTwitterでその温度感を測っている。まぁ僕のTwitterでフォローしている人もたいがい偏っているので、世情の関心からは離れているだろうとは思うのだが、それでも僕が普段取っているRSSフィードの情報よりは幾分マシだろう。

で、時々流れてくるのが主に大学や科学畑の人がつぶやく日本学術会議の問題で、これについては僕は色々思うところがあるものの、総じてどうでもいいという風に感じられる。何故かと言えば、僕にはそれが猿山の縄張り争いに見えるからだ。そしてそれは、まったくもって代わり映えしない、我が国の日常だからだ。

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スタンス

日本学術会議の問題については今更僕がどうのこうのと言う気はないが、一応最初に僕自身の考えを述べておく。まず政権のやり方は明らかに強権的で、民主主義国家として恥ずべきやり方だと思う。一方で、日本学術会議自体は正直政府と似たりよったりのどうでもいい存在だと思っている。なので、特別擁護する気にもなれないので、法に則って適当に進めてくれればいい。まぁその法律がどこまで信用できるのか知らんがどうでもいい。ただ、本件を以て政権に対する態度を変えることはないだろう。

世間の皆がどう考えているかは知らないが、世間の一般的な見方と僕の見方はだいたい一致しているんじゃないだろうか。少なくとも、政権の支持率が急降下した、という話は聞いていない。

いつもどおり、平常運転

とはいえ、政権の強権的な態度について、アカデミックの界隈では受け入れられないのはまぁそうだろうな思うので、彼らが文句を言うこと自体は頷ける。が、彼らが叫ぶように独裁だなんだというのは、何を今更言っているのだろうという気持ちしかない。いつもどおりだ。まさか知らなかったのだろうか。この国はもうずっとこんな感じだと。

首相だけじゃない。民間企業はもちろん、学校、自治体、小さな組織に至るまで、我が国はどこもかしこも権力的だ。どうせ言うなら、自分たちが被害にあった時じゃなくて、もっと前から、政権だけではなく、日本に蔓延るすべての爺どもに言ってくれやしないだろうか。

まぁでもそんなことは絶対にしないだろう。何故ならば、平生は彼らもまた権力的な仲良し倶楽部の一員だからだ。今回は、そんな仲良し倶楽部の派閥争いが表面化したに過ぎない。

まぁアカデミックの人たちは、自分たちが権力的な構成員であると見られているとは思っていないかもしれず、とすれば、国民は何故もっと怒らないのか、という風に感じられるかもしれない。

だが僕には、同じレベルの猿たちが、縄張り争いを繰り広げているようにしか見えず、また大方世間の目もそんな感じなのではなかろうかと推察する。特に僕なんかは、大学時代にブラック研究室に所属してたいへんな目に遭った私怨もあるので(大学院中退になり、僕の人生は大きく変わった。今となってはそれ自体はもはやどうでもいいことだが)、なおさらアカデミックの世界に対しては目が厳しくなる。あんたらも同じ穴の狢だろうが。

ということで、この問題で色めき立っているアカデミックな人たちを見るにつけ、普段皆がどれだけ抑えつけられているのかは、やっぱり他人事だったんだな、という程度の感想しかないわけだ。とどのつまり猿山の縄張り争いだから、勝手にしてくれというのが、この問題についての僕の正直な気持ちである。

そして政権の問題ではなく我が国全体の問題である以上、政権を変えたところでよくなるわけでもないので、相対的に政権に対する態度も変わらない、というわけだ。

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