Ubuntu Server 12.04のCUIで2TB超え(3TB)の外付けハードディスクを使う

[投稿日] 2013年4月1日
[最終更新] 2016年7月31日

2015/08/31:追記
Ubuntu 15.04 版で新しい記事を書きました→Ubuntu 15.04 で2TB超え(3TB)のHDをマウントする(CUI) : 或る阿呆の記

今日がエイプリルフールだということを割とガチで忘れていました。別にこのブログで何かネタをしようと思っていたわけではありませんが…ちょっと世間ズレを感じます。

概要

まず環境。

  • OS: Ubunts Server 12.04HDD: 2TBのものが4本装着済み
  • 目的: 新たにUSB接続の外付けハードディスク(3TB)を使用

今回の記事は、3TBの外付けハードディスクをUbuntu Server 12.04で使う、というものです。ポイントは以下。

  • ハードディスク容量が2TBを超えていること
  • OSがLinuxで、CUIによる操作が必要なこと

ハードディスクはフォーマットする前に、まずパーティションを区切らないといけないわけですが、GPT(GUID Partition Table)は比較的新しいパーティションテーブルの規格です。よく出てくるMBR(Master Boot Record)は、2TB以上の容量のハードディスクをフルで使えない、通称2TBの壁の呼ばれる問題がありました。今回使うのは3TBの外付けハードディスクです。ですので、そこのところを意識しないといけません。

次にOSがLinuxのUbuntu Server 12.04で、真っ黒なコンソール画面しか使えないCUI環境であること。つまり、便利なGUIアプリは使えないわけです。Ubuntu、GPTあたりでちょっと調べると出てくるGParted、これが使えません。コマンドで頑張るしかない。具体的には、Gnu partedというソフトウェアを使うことになります(コマンドはparted)。Linuxでハードディスクの操作といえばfdiskが真っ先にでてきますが、前述したようにGPT規格を使う必要があり、fdiskはそれに対応していません。

以上の条件のもと、3TBの外付けハードディスクを使うための記事です。

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手順

外付けハードディスクを繋ぎ、まっさらにする

まずハードディスクを繋ぎます。で、/devあたりで繋いだデバイスを確認します。今回の環境では既に4本の内蔵ハードディスクが装着されていますので、この外付けハードディスクは5本目ということになり、/dev/sdeが存在すると予想できます。

$ ls /dev

で/dev/sdeを確認。二本目だったら/dev/sdbでしょう。で、名前を確認したら、今度はハードディスクをまっさらにします。どうせ全部書き直すので必ずしもしなくてもよいかもしれませんが。

$ sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sde bs=512 count=1

GNU partedでフォーマット

GNU partedを起動します。

$ sudo parted /dev/sde

で、ハードディスクの状態を確認します。「これほんとにGPTなの?」とかいろいろ聞かれるかもしれませんが、そんときは適当にyesでいいです。3TBの容量があるなぁとか確認したら、いよいよGPTに。

> mklabel gpt
> print

これでGPTになります。何もかも消えちゃうけどいいの?とか言われるけど気にせずやります。

で、これから具体的に容量を指定してパーティション区切ったりフォーマットしたりするのだけれど、容量を細かく入力するのは嫌なので単位を設定します。

> unit GB

これで入力、出力の単位がGBになります。デフォルトはMBっぽい。MiBとかGiBも使える模様。

で、次にパーティションの作成とフォーマットをします。

> mkpartfs
> (名前…空エンター)
> (ファイルシステム…空エンター。デフォはext2の模様)
> 0 <- 開始位置
> 3001 <- 終了位置
> quit

以上でOKです。フォーマットの完了までにだいたい20分くらいかかりました。

ただ、あまりこのソフトウェアでフォーマットするのは推奨されないらしく、「やってあげなくてもないけど、できればちゃんとしたソフトでフォーマットしてよね!」と警告されます。その場合はmkpartでパーティションだけ区切って、フォーマットは別のソフトを使用することになるのでしょう。mkfs使えるのかな。

ハードディスクをマウント

終わったら、後はマウントするだけ。今回は、/mediaにext-hddというディレクトリ名でマウントすることにしました。

$ sudo mkdir /media/ext-hdd
$ sudo mount /dev/sde1 /media/ext-hdd

そのままだと所有権が root で 不便なので、所有権を任意のユーザーにしてやります。

$ sudo chown -R user:user /media/ext-hdd

接続するだけで自動マウントとかさせたかったら、ちゃんと/etc/fstabをいじりましょう。以上で終わりですー。いろんな情報が錯綜していて、地味に苦労しました。

参考サイト

勉強になりました。ありがとうございます。

  1. GPTパーティション – 個人的健忘録 from 2009 – 楽天ブログ(Blog) http://plaza.rakuten.co.jp/bluearth/diary/201001150000/ 
  2. Parted でパーティションの作成(分割) その1(その4まで) – 個人的健忘録 from 2009 – 楽天ブログ(Blog) http://plaza.rakuten.co.jp/bluearth/diary/201001170004/
  3. HDDをまっさらにする方法 – 個人的健忘録 from 2009 – 楽天ブログ(Blog) http://plaza.rakuten.co.jp/bluearth/diary/201001180000/
  4. Ubuntu 10.10のpartedでGPTったメモ – Sickly Life はてな版 http://d.hatena.ne.jp/itiri/20110407/1302171786
  5. partedコマンドで2TB超パーティション作成:Blogっぽいアレ So-net版:So-netブログ http://nigou25.blog.so-net.ne.jp/parted_on_redhat
  6. [Fedora] パーティションテーブルがGPTのディスクにfdiskを実行するとWARNINGが出る – Life with IT http://l-w-i.net/t/fedora/disk_001.txt

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