USB-microUSB変換アダプタで Raspberry Pi をコンセントに直付けして室温表示

Raspberry PIをコンセントに直付けして、室温と湿度が表示されるような感じにしてみました。変換アダプタでRaspberry Piを支えるという力技がホビーっぽくていいじゃないか。

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使ったもの

今回使ったのは以下です。

  • Raspberry Pi 3
  • Raspberry Pi 3 電源アダプタ(5V/2.5A)
  • USB-microUSB変換アダプタ
  • 気温・気圧・湿度センサBME280
  • OLED キャラクタディスプレイWEH001602A

日本橋のシリコンハウスで、OLEDのキャラクタディスプレイが棚に飾られていてつい欲しくなってしまって買ってしまい、なにか使い道はないかなぁと思って作りました。室温・湿度、あと流動的な私の予定を表示しています。

各パーツの使い方は「Raspberry Pi で使っているセンサとかGPSモジュールとかまとめ」を参照ということで。

あ、それと、今回基板にセンサ直付したんですが、これは失敗で、Raspberry Piが熱をもつ→基板に伝わる→センサに影響というコンボが起きたので、センサは外に出しましょう

言いづらい、言うのが面倒なことを表示

私は今実家暮らし(正確な意味での実家ではありませんが、他に良い言葉も思いつきません)なのですが、父母の体感温度と私の体感温度は非常に違うらしく、私はリビングが暑くて仕方ないのです。しかし、普通に考えて30度超えは暑いと言ってよいでしょう。ということで、実際に数値を表示して、無言のうちに「暑い」というメッセージを送ろうという狙いがまず一つ。

もう一つは、私の予定はたいへん流動的で、次の日どこで仕事をするのか(在宅であることも多い)毎回違い、しかもその予定は直前になって変更されるということもざらですから、それを毎回毎回伝えるのが億劫でした。まぁ同居している以上、そういう煩わしさは避けられませんが、しかし案外こういったところで我慢できなくなるのも事実。

まぁせめて、予定を表示しておけば、何度も予定を聞かれることはなかろうと、そういう気持ちで取り付けました。

安定性が…まさかのACアダプタ?

しかし、いざ運用してみると、どうにも安定しません。ブレッドボード時代は安定していたので、まずハンダ不良を疑い、つけ直しました。すると、多少マシになったかなと思ったのも束の間、自室でテストしているときは問題ないのですが、いざリビングで運用を始めるとまったく安定しない。自室では数時間連続で稼働しても問題ないのに、リビングでは数分ともたない。正直、ハンダはこれ以上なんともしようがない気がするのだが…。

ひょっとしてと、次にUSB-microUSB変換アダプタを疑いました。ちょっと考えづらいですが、いかにも中華の怪しげな製品ですし。で、通常のUSB-microUSBケーブルに変更してみたのですが、やはりダメ。変換アダプタではなさそう。

次に疑ったのは、ACアダプタです。自室のテスト時とリビングでの運用では、ACアダプタが異なりました。しかし、リビングで用いているACアダプタは、Raspberry Pi 3で使うための2.5Aという高出力な代物。お値段もそこそこします。一方、自室で使ったACアダプタは、他のオーディオ製品の付属品で、1.6A程度のもの。

うーんしかし、最大電流はそうでも、安定的かどうかとなれば、それは仕様には見えないものですから、ダメもとでも取り替えてみるしかない。実際、今までRaspberry Piを使っていて、ACアダプタを変えるとよくなった、ということをよく経験してきました。あり得る、か。

しかし、ブレッドボードではこの電源アダプタで問題もなかったんですよねぇ…うーん…?なんとも釈然としません。しかし、結果は結果として受け止める以外にありません。まだ私の見落としている瑕疵があるのかもしれませんが、このACアダプタに対する信頼は、ちょっと揺らぎました。

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