別にキーボード専用のクロスというわけではないと思うのですが、液晶ディスプレイの清掃に使うような、マイクロファイバを謳う大判のクロス(クリーニングクロスと言うのでしょうか?)をキーボードカバークロスとして使っています。MacBook Air 11インチを使っていますが、キーボードの汚れがディスプレイに付着するのがずっと気になっていました。正規の使い方ではないと思いますが、なかなか良いです。
ディスプレイの汚れが気になる
もう三年半以上使っている、愛機MacBook Air 2013 11インチモデル。これはとても良いパソコンで、最近はバッテリーの警告表示なども出ているのですが、基本的には快調に使えています。メモリ容量が4GBであることに幾許かの不満がないではありませんけれど、クリティカルな問題ではありません。
一時期は在宅での作業が多く、あまりノートパソコンを使うこともなかったのですけれど、最近はまた外での作業が増えて、必然的にこのMacBook Airにも大活躍してもらっているのですが、そうすると気になるのが「汚れ」です。
まず脂性なため、キーボードがべたつきがちです。パームレストの変色は袖でガードしています…何を言っているのかわからない人は幸福な人です!(参考「またMacBook Proのパームレストが手汗で腐食する季節がやって来る… | AAPL Ch.」)。そして液晶ディスプレイ、これがすぐに汚れるのですが、どうもキーボードの汚れが付着しているように見えて仕方ないのですけれど、蓋を閉じた時に接触しているのでしょうか?ここらへんは考慮されていると勝手に思い込んでいたのですが、汚れを見るとどうにもキーボード由来の気がしてなりません(MacBook Airではありませんが同じような結論に至った人の記事…「いつの間にかディスプレイが汚れるのはなぜかがわかった夏物語 - LIFE DRIPPER」)。
ということで、キーボード全体をクロスで覆うことにしました。
キーボードカバークロスで覆う
使用したのは←これでして、キーボードカバークロスなどと言っていますが、微細なファイバの、まぁいわゆるクリーニングクロスのでっかい版ということでしょう。両面のうち、片面を液晶ディスプレイ用、もう片面をキーボード清掃用、という風にわけて使っています。
ちょうどMacBook Airの本体をすっぽりと覆うくらいの大きさであることが気に入りました。恐らく、11-12インチクラスのノートパソコンであれば、いい感じに覆えるものと思います。ただ11.6インチのMacBook Airだと少しはみ出してしまうのですが、では13.3インチクラスではどうかというと、ちょっと足りないように思います。
実際に覆ったところは下図のような感じです。記事冒頭にあるのと同じ画像です。
閉じると少しはみ出ます。
蓋が完全に閉じませんが、問題なくスリープにうつります。キーボードカバークロスなどといっても、あくまでマーケティング的な目的として用途を明確に打ち出しているだけで、結局は微細なファイバのクロスなのでしょうから、液晶を傷つけるということもないでしょう。
良いところは、常にクロスがあるので、汚れが気になった時にさっと拭けることです。つまり、クリーニングと汚れ防止の両用。
(当時使っていたクロスが消息不明なので、最後に買ったクロスのリンクを掲載)
クリーニングには←ディスプレイ用クリーニングリキッドをクロスに湿らせて使っています。液晶ディスプレイ用のウェットティッシュみたいなものもありますが、あれは使い切る前に乾いてしまいます。よほど大量に使う人でなければ、液体状のものが個人用途に向くでしょう。
なお、公式のお手入れの仕方として「Apple 製品のお手入れ方法 - Apple サポート」によると、液晶の手入れとして以下の文言があります。
警告:画面のお手入れにはアセトン含有洗剤を使わないでください。画面やディスプレイ用のクリーナーをお使いください。画面に直接クリーナーを吹き付けないでください。ディスプレイ内部に浸み込むと、障害の原因になる恐れがあります。
画面に直接吹き付けるな、つまり前述のようにクロスに湿らせて使えということですね。
汚れもだいぶ防止されたし、常時クロスがあることからクリーニングの頻度も上がったし、よいことをしました。
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