そろそろ時期MacBookがアップデートされそうな時期になってきました。第二四半期中にはくるのではないか、そしてオプションで16GBが選べるようになるだろうという噂です。それが本当なら、今使ってるMacBook Air 11インチ(メモリ4GB)から買い替えてもいいかなぁと、ちょっと心揺らぎます。とはいえお値段がどうなるか次第なのですが…。
MBA 2013に満足してはいるが
MacBook Air 2013 11インチモデルを使用しています。メモリが4GB、SSDが256GBのものです。2013年の7月に購入したもので、もうかれこれ3年半以上使っていることになります。
これはたいへん良い製品で、現状、モバイルノートとして大きな不満はありません。むしろ満足しています。
処理能力はさすがに早くはありませんが、持ち運びを前提としたノートPCですから、こんなものでしょう。たとえばGUIのAndroidアプリを開発したいとなれば厳しいですけれど、コマンドラインベースの開発であれば十分です。画面はRetinaだったらいいのになと思うこともありますが、是が非でもというほどではありません。ストレージ容量も256GBで十分です…本当はもっと欲しいのですけれど、言い出すとキリがないので、100-120GBに整理しました。最近はバッテリー関係で問題もあるのですが(「MacBook Air 2013 11インチ、使い始めて早3年半、ついに『バッテリーの交換修理』表示」)、いざとなれば多少のお金で交換もできますし、良いでしょう。
それでもあえて言うのであれば、やはりメモリ8GBは欲しかったということでしょうか。

いつもメモリはいっぱいいっぱい
特に私は仮想化で他OSを動かすこともあるので、メモリはあればあるだけ有難い……もっと言えばCPUも本当は4コア欲しいのですが、それはさすがに「Proを買え」という話なので…(13インチ以下で4コアCore iのノートPCってあるんでしょうか?)。
メモリを増やすコスト
CPUの進化が停滞して久しい昨今ですが(AMDのRyzenには期待していますが…)、Macのメモリ容量については、MacBook Air 13インチでも8GBが標準になっていますし、現在のMacBookも8GBが標準という、嬉しい状況です。とはいえMacBook Proの最大容量が16GBというのは寂しくはありますが、これも2017年版では32GBMAXになるだろうという話です。
そしてMacBook Proの話の影に隠れていますが、もう一つ、MacBookのメモリ容量も、16GBのものが登場するのではないかと言われています。これはたいへん魅力的で、4GBと8GBの間に壁があるのは確かであるものの、中々これをもって買い換えようとは思えませんでしたが、16GBとなれば、ふむ。
とはいえ、さすがにMacBookの標準が16GBになるとは考えづらいので、やはりオプションでしょう。つまり、MacBookでメモリをアップグレードさせるということなので、価格比較サイトにある激安店ではなく、Appleのオンラインストア経由で購入するということになります。いわゆるCTOですね。
したがって、コストの増大は相当なものになります。恐らく、通販サイトで売られる店頭モデルと比較したとき、数万円の差になるでしょう。それだけの価値があるか、否か。
メモリの増量は良い投資ではある
CTOの中でも、CPUはコストの割に……という感じですが、ストレージとメモリは投資の価値があります。これを増強することによって、より長く使えるようになるからです。
たとえば、私はMacBook Air 2010を、CTOでメモリ2GB->4GBにしましたが、これは良い選択だったと思います。7年前のモデルとなってしまったこの製品は、いまだに姉の元で働いてくれていますけれど、もしメモリ2GBのままだったら、ちょっとつらかったのではないかな。今だって、もし2013年時点でメモリを8GBにしていたら、恐らく買い替えは考えなかったでしょうし。
あの頃に比べると、既に求められるリソースは飽和気味ではあるものの、進化は続いています。メモリ8GBか16GBかで、数年後にやってくる買い替えの時が、1年または2年、なんだったら3年くらい変わるかもしれない。また、買い換えるまでもずっとモバイルノートとしては十分過ぎる豊富なメモリを使えるのですから、こうなると、CTOで余分にかかる金額分だけの価値はある、かもしれない。
……とはいえ、カスタマイズによって20万円近くになってしまうようであれば、さすがにちょっと手が出ませんけどね……。それに、PCの買い換えは喜びでもあるので、長く買い換えなくて済むぞーというのが、私にとって本当に良いことなのかどうか……。故障のリスクだってありますしねぇ。
まぁ、出てもいないうちからあれこれ考えても仕方ないのですが、昨今の寂しいMac事情の中、少しでも楽しそうなことをつい考えてしまうのは仕方ないことです。ところでこの手の噂の発祥は、だいたいKGI証券のミンチー・クオ氏なのですが、これもまたご多分に漏れないようです。一体何者なんでしょう。
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