衝動買いに近い形でM2 Pro Mac miniを買ってしまってからぼちぼち10か月くらいたつが(はやい)、それまで使っていたIntel Mac mini 2018でも不便があったわけではなかった。というか使えば今も十分使えると思う。
なんだけれど、まぁ買ってしまったので仕方ないね。そしてIntel Mac mini 2018はどうしようかなと思っていたのだが、なんだかんだでDockerのコンテナサーバとして余生を過ごしている。余生というかバリバリ現役感がある。
このスペックのVPSは借りられない
Mac mini 2018をサーバとして使うと何が良いかといえば、CPU 6コア、32GB RAM(家に64GB RAMもあるので交換可能……めんどくさいからしてない笑)、500GBストレージ、さらにUSBありというVPSでは非常に厳しい機能を実現できることだね。まぁもちろん停電で落ちるし、なによりJ:COMのうちのネットワーク帯域はうんちっちなので、まともなサーバ環境とは言い難いけれど、別にそんなまともなサーバ環境が必要なものばかりでもないしさ。NASなんて外からのアクセスたまにできたらいい程度だし。以前だとインターネット公開は何かと面倒だったけれど、最近はCloudflare Tunnelとかいう神サービスもあるので、お手軽に自分専用のサーバをたてられるようになった。
カジュアルにElasticsearchなどスペックが必要なサーバをやれるのはとても良いよ。おかげで重ための開発中Webアプリを気軽にホスティングして試せるし(localhostじゃイヤだい)、出来合いのツールだとGrowiとかWordPressとかスナック菓子感覚でたてられて楽しい。全文検索API作りたいなぁ、クラウドだとたっかいから二の足踏んでたけどセルフホスティングならやってもいいね。Grafanaも個人でやれる。AIもグラボで動かせるやつなら電気代の範囲でできる。ネットワーク環境が光回線ならMisskeyサーバたててもいいなぁ。なんだかんだでサーバは楽しいよ。
以前(9年ほど前……)自宅サーバは浪漫枠なんて記事を書いたけれど、再び自宅サーバの時代がきたのだ。
まぁさすがに全体公開を想定したWebサイトはVPS借りたほうがいいと思うけど。なんかあったらプロバイダに怒られそうだしさ。怒られた。
まぁこれはサーバじゃ無くてDropbox経由のバックアップで怒られたんだけどね(J:COMのしょっぱい上り回線でパブリックに向けた何かをしようとはそもそも思わない)。J:COMは上り回線30GB/日までらしいよー。
光回線だったらそこまで神経質にならないでいいと思うけど、基本的には「通信帯域はあんまりいらないんだけど、スペック・物理的な拡張性がいる」みたいなのが向いてるね。まぁ全体公開用のWebサーバは大人しくVPSにしとこ。
静かで小さい
ただMacである必要はないどころか、むしろDockerメインならMacじゃないほうがよくねと言われると「ぐぬぬ」ではある。でもそうだなぁ、Mac miniほど小型で静音性の高いデスクトップPCとなると中々ないんじゃないかな。実際Mac miniのいいところって静音性だと思うし。時々熱くてうるさいけどね。熱いのはいつもか。かれこれ5年以上使ってるけど、よくもってるな。僕の愛が伝わっている(なんか言ってる)。
HWとは別にSWとしてmacOSのいいところと言われると……画面共有できるのは地味に便利かな……。TimeMachineはもはや使わないし。
まぁ……総合的に見たらLinuxのほうがいいのはそりゃそう。でもま……ありものを有効に使おうぜってことだから。コイツは去年までうちのメインデスクトップとして頑張ってたんだからよぉ、これでいいんだよ。
バリバリ現役
ということで余生と書いたけど、実はバリバリ現役なんだよ。壊れたら困るなーって思うもの。多分壊れたら、しばらくはメインデスクトップに環境移すとしても(それがすぐできるのも素晴らしいよね)、なんか自作PC組むか中古のPC買うと思う。うーん、それは困るな、出費がかさむ。
あと10年もってくれ頼むよー。
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