[最終更新] 2019年1月20日
3,4年くらい前に、格安のサーバーが流行っていました。HPのMicroserverは、3.5インチのベイが4台分ある、コンパクトなサーバーマシンで、15,000円という今見ると破格の相場でした。他にも、探せば色々と格安のサーバーがひっかかったものですが、2015年現在、すっかり下火となってしまっているようです。Microserverの後継機は普通に数万円してしまいます。
Microserverが死んで
それでも私の手元にはかつてのMicroserverがありましたから、これを使って自宅サーバーをまた本格的に運用するのも悪く無いと思っていたのですが、いざ始めようとしたところ、電源がつかず、一瞬ファンが回るだけ。マザーボードを引っ張りだして、お掃除したりコネクタの抜き差ししたり、バッテリーを交換したりしてみましたが、ダメ。マザーボードが逝ってしまったのかわかりませんが、動かないものはどうしようもありません。合掌です。
当てが外れた私は、代替となるマシンを考えねばなりませんでした。昔作った自作マシンなどもありますから、マシンがないわけではありません。SSDやメモリなど、パーツも一通り揃っています。使えるマシンは、ある。
VPSやNASの存在を考えて
マシンはありますが、今は2015年です。格安サーバーとか自作PCで若干の盛り上がりを見せていたのも今は昔です。自宅サーバーで構築することが多いものは、ファイル共有機能を含めたメディアサーバー、インターネットに公開するWebサーバーといったものでしょうが、前者はNASで安価かつ手軽に構築できますし、後者はもうVPSの時代でしょう。実際のところ、自宅サーバーの本領が発揮されるのは、なんらかのハードウェアを繋ぐ必要があったり、大容量のストレージと高い処理能力が要求されるような特殊な用途で、まぁ録画サーバーなどがその代表選手でしょうか。逆に言うと、そうでもなければ自宅サーバーというのは実利を超えた夢、すなわち浪漫枠ということになるのでしょう。
私も一昔前であれば、労を厭わず浪漫を追いかけたかもしれません。しかし、今さらファイルサーバーをたてることに喜びを感じることもなく、お金よりも時間が惜しくもあります。専用のマシンであれば、何も考えずにRAIDも組める。別に冗長性がないと困るわけではないのですが、まぁホットスワップで入れ替えができたほうが、いざ故障などが起きた時、楽に対応ができるでしょう。
そういうわけで、考えていた自宅サーバー計画は取りやめて、NASを注文してしまったのだ、という話です。NetgearのReadyNAS 104とかいうやつで、TimeMachineにも対応している割と評判のものですから、きっとうまく働いてくれるでしょう。少し、寂しい気もします。
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