自宅サーバーは浪漫枠

[最終更新] 2016年11月16日

3,4年くらい前に、格安のサーバーが流行っていました。HPのMicroserverは、3.5インチのベイが4台分ある、コンパクトなサーバーマシンで、15,000円という今見ると破格の相場でした。他にも、探せば色々と格安のサーバーがひっかかったものですが、2015年現在、すっかり下火となってしまっているようです。Microserverの後継機は普通に数万円してしまいます。

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Microserverが死んで

それでも私の手元にはかつてのMicroserverがありましたから、これを使って自宅サーバーをまた本格的に運用するのも悪く無いと思っていたのですが、いざ始めようとしたところ、電源がつかず、一瞬ファンが回るだけ。マザーボードを引っ張りだして、お掃除したりコネクタの抜き差ししたり、バッテリーを交換したりしてみましたが、ダメ。マザーボードが逝ってしまったのかわかりませんが、動かないものはどうしようもありません。合掌です。

当てが外れた私は、代替となるマシンを考えねばなりませんでした。昔作った自作マシンなどもありますから、マシンがないわけではありません。SSDやメモリなど、パーツも一通り揃っています。使えるマシンは、ある。

VPSやNASの存在を考えて

マシンはありますが、今は2015年です。格安サーバーとか自作PCで若干の盛り上がりを見せていたのも今は昔です。自宅サーバーで構築することが多いものは、ファイル共有機能を含めたメディアサーバー、インターネットに公開するWebサーバーといったものでしょうが、前者はNASで安価かつ手軽に構築できますし、後者はもうVPSの時代でしょう。実際のところ、自宅サーバーの本領が発揮されるのは、なんらかのハードウェアを繋ぐ必要があったり、大容量のストレージと高い処理能力が要求されるような特殊な用途で、まぁ録画サーバーなどがその代表選手でしょうか。逆に言うと、そうでもなければ自宅サーバーというのは実利を超えた夢、すなわち浪漫枠ということになるのでしょう。

私も一昔前であれば、労を厭わず浪漫を追いかけたかもしれません。しかし、今さらファイルサーバーをたてることに喜びを感じることもなく、お金よりも時間が惜しくもあります。専用のマシンであれば、何も考えずにRAIDも組める。別に冗長性がないと困るわけではないのですが、まぁホットスワップで入れ替えができたほうが、いざ故障などが起きた時、楽に対応ができるでしょう。

ところで時折RAIDをバックアップのように考えている人がいますが、RAIDはあくまで冗長性であり、バックアップはまた別の話です。RAIDで物理的な耐障害性は上がっても、論理障害が起きた時などにふっ飛ぶことなどが考えられます(参考:「夏休み前後にありがちなRAID障害、傾向と対策は? -INTERNET Watch」)。ですから、NASのバックアップとして、別途外付けハードディスクなどをつける必要があるわけです。私の場合は無駄に外付けハードディスクがいっぱいあるので、その点については有効利用できてよかったというところでしょうか(リソースを有効に活用できる、なんと喜ばしいことでしょう)。

ちょっと話がずれましたが、まぁとにかく考えていた自宅サーバー計画は取りやめて、NASを注文してしまったのだ、という話です。NetgearのReadyNAS 104とかいうやつで、TimeMachineにも対応している割と評判のものですから、きっとうまく働いてくれるでしょう。少し、寂しい気もします。

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