新記事→macOS Big Surをクリーンインストールした – 或る阿呆の記
MacBook Air 2013にmacOS Catalinaをクリーンインストールした。最初はアップグレードしていたのだが、Xcodeのバージョンが何度やっても上がらないとか、挙動が遅いとか、色々と気になるところが出てきて、結局クリーンインストールした。
クリーンインストール
クリーンインストールの手順自体はいつもと同じで、Cmd + Rを押しながら電源を投入してリカバリーモードにうつり、既存のボリュームを削除してインストール……なのだが、Catalinaからまた構成が色々と変わったらしく、少し戸惑った。
Catalinaでは、「macOS 10.15 CatalinaではシステムボリュームがRead-Onlyになり、アプリはユーザーデータのみにアクセス可能に。 | AAPL Ch.」の記事タイトルにあるように、Read-Onlyの領域ができるようだ。具体的には、Macintosh HDといういつものボリュームの他に、Macintosh HD - Dataという見慣れないボリュームが作られる。
mojaveからのアップグレードならば特に意識しないと思うが、自分の場合は既にいったんCatalinaに上げていたので、この見慣れないボリュームの扱いに戸惑った。まぁ壊れはしないだろうと適当にインストールを進めたら、以前のデータのボリュームを残したままのアップグレードなってしまった。まぁ再度リカバリーモードを立ち上げて、以前のDataボリュームを削除すればよいのだが。
クリーンインストール後
クリーンインストール後は、各種アプリケーションのインストールだ。昔はこの手の作業もそれなりに楽しかったが、今となってはただひたすら面倒臭い。しかしこの作業を通じて、もう使わなくなったアプリケーションの判断などもできるので、まぁ一年に一度の棚卸しだと思って頑張ることにする。
環境設定
一通りの環境を設定する。
- インターネットアカウントの設定
- キーボードでキーリピート速める
- キーボードでスマート引用符とスマートダッシュを使わないようにする
- スクリーンショットと収録のオプション、をShift + Cmd + 5からShift + Cmd + 2に切り替える
- Skitchのショートカットと重複するから
- トラックパッドでタップでクリック、ポインタ速度速める
- アクセシビリティからトラックパッドの3本指ドラッグ解禁
- 何故これがデフォルトじゃないんだ
- ファイアウォールを「入」にする
- FiraVaultをOnにする
- 「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」で「ゴミ箱を自動的に空にする」
App Storeからインストール
App StoreにあるものはApp Storeから。アプリ、だいぶ軽くなったよね。
- Xcode
- iWork(Pages, Numbers, Keynote)
- GarageBand
- ForkLift
- 2画面ファイラ。Terminalで開くショートカットがとても便利
- いい加減有料ライセンス買ってもいいくらいお世話になっているな…
- CotEditor
- Go2Shell
- FinderにカレントディレクトリをTerminalで開くアイコンを追加できる
- LanScan
- LAN内のデバイスをスキャンできるGUIソフト。地味に便利
- Pixelmator
- Readkit
- RSSリーダーとして。色々不具合あるけど使っている
- Stuffit Expander
- PopClip
Webから
クラウド系は以前より台数制限が厳しくなってきた。
- 開発
- Docker
- SourceTree
- VirtualBox
- Visual Studio Code
- Android Studio
- クラウド
- Dropbox
- Google ドライブ
- Google 日本語入力
- Evernote
- Simplenote
- ツール
- Google Chrome 久しぶりに入れるとけっこうな拡張機能が死亡している
- Skitch
- なんだかんだ言ってちょっとした編集には便利
- もはやEvernoteより便利かもしれない
- Calibre
- Simple Comic
- 更新止まって久しいけれど、Mac用の漫画ビューアっていまだにこれが一番なんじゃなかろうか…
- 検索すると変なサイト出るけど本家は「Dancing Tortoise | Simple Comic」GitHubにソースもある
- Avast
- まぁお守りみたいなもんだな…
- BetterTouchTool
- 2019/01/03 永続ライセンス買った。Gmailのメールなくしたかと思って焦った
- Clipy
- Menumeters
- Karabiner-Elements
- Splashtop Streamer
Homebrewから
まぁ必要になったら適宜入れたら良いのだが。
- awscli
- bash
- cliclick
- direnv
- emacs
- fish
- gcc
- go
- gnuplot
- imagemagick
- node
- ruby
- python
- octave
- pandoc
- peco
- unrar
- unzip
- wget
- youtube-dl
Python3
venvで普段使い用の環境を切ってから。pipをアップグレードしつつ。「pythonのpipで入れているもの – 或る阿呆の記」を参考に。
細かな設定
- NASの設定(「MacとReadyNAS 104の通信速度が遅い時の対処法(SMB)」)
- sshの設定
- VPCにアクセスできるように
- .bash_profile パスの設定、履歴数、rbenvの変数設定など
- .bash_aliases
- ターミナルの設定
- monaco 12pt.
- 背景黒
- Optionをメタキー
- 終了時にタブを閉じる
- 自分用binディレクトリのソフトリンクとパス設定
すごく許可を求められる
Catalinaにしてからものすごい許可を求められる。端末でDownloadsディレクトリにcdするだけで求められる。何から何まで求められる。これは必要なことなのだろうか……。なんだかもうよくわからない。
仕方のないことなのかもしれないが、Macはどんどん厳しくなっているな。SIPのおかげでiTunes(あ、もうなくなったか)の設定一つ変えるのも苦労したし、なんだかなぁという気持ち。ハードウェアもやけに高いし、Touch Barはどう考えてもいらないし、最近はWindowsも熟れてきたし、Chromebookも面白いし、Mac離れできないものかと画策している。でもなんだかんだで使いやすいんだよなぁ。まいった。
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