[最終更新] 2021年10月3日
愛機Mac mini 2018が、死ぬほどカーネルパニックを起こすようになっている。きっかけはParallels Desktop + Sidecarで無理をさせすぎて、熱により落ちまくったことではないかと思うのだが、今は熱関係なくほとんどスリープ状態のようになっていても突然落ちる。
セーフモードでは落ちたことがないので、一縷の望みをかけてクリーンインストールをした。Big Surというかまぁ、僕用の環境構築メモである。
クリーンインストール
クリーンインストールの手順自体はいつもと同じで、Cmd + Rを押しながら電源を投入してリカバリーモードにうつり、既存のボリュームグループを削除してインストール。
macOSを消去して再インストールする – Apple サポート
公式の案内はいつ見ても不親切である。昔はちょっと検索したらいい記事に引っかかったので、公式のサポートがうんこでもなんの問題もなかったが、最近はそうでもないし、何よりGoogleが公式偏重になっているので、公式サイトにはもっと頑張ってもらいたい。
Macのデータを消去→初期化し、OSを再インストールする手順
この記事のほうがよほど丁寧でわかりやすかった。
クリーンインストール後
クリーンインストール後は、各種アプリケーションのインストールだ。昔はこの手の作業もそれなりに楽しかったが、今となってはただひたすら面倒臭い。
環境設定
一通りの環境を設定する。
- インターネットアカウントの設定
- ネットワーク
- ファイル共有を有効化
- SMBサーバにするのでIPアドレスを固定にする
- キーボードとトラックパッド
- キーボードでキーリピート速める
- F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用
- キーボード→ユーザー辞書でスマート引用符とスマートダッシュのチェックを外す
- トラックパッドでタップでクリック、ポインタ速度速める
- アクセシビリティからトラックパッドの3本指ドラッグ解禁
- 何故これがデフォルトじゃないんだ
- セキュリティ
- ファイアウォールを「入」にする
- 「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」で「ゴミ箱を自動的に空にする」
App Storeからインストール
App StoreにあるものはApp Storeから。アプリ、だいぶ軽くなったよね。
- 無償
- Xcode
- iWork(Pages, Numbers, Keynote)
- GarageBand
- CotEditor
- LanScan
- LAN内のデバイスをスキャンできるGUIソフト。地味に便利
- Stuffit Expander
- Simple Comic
- 昔使ってたやつとはまた別の模様。Macは漫画ビューア不毛地帯なのだが、とりあえず使ってみる。
- 有償
- Pixelmator
- Readkit
- RSSリーダーとして。色々不具合あるけど使っている
- PopClip
Webから
brew caskよりこちらのほうがなんだかんだで安定していると考えている。一時期みんなApp Storeに移行しようとしていた気がするけれど、結局自前に戻ってきたね。App Storeの自由のなさがPCでは受け入れられなかったのかな。あとPCユーザーはサイトからDLするの慣れているしね。
- ブラウザ
- Vivaldi
- 現在メインにしようと画策中
- Firefox
- 職場の業務アプリにFirefoxじゃないと崩れるやつが。。。
- Google Chrome
- 最近はこれしかサポートしてないですってのも出てきたので
- Brave
- BATがもらえるがフリーライダー感があってどうにも
- Vivaldi
- 開発
- Docker
- SourceTree
- アカウント設定はOAuthだとOrganizationsでOAuth Appの設定しないといけなかったりして面倒なので、Basic認証でPAT使うのが結局楽「GitHubの2段階認証でSourceTreeを使えるようにするには – Qiita」
- Visual Studio Code
- Android Studio
- Parallels Desktop
- Postman
- Raspberry Pi Imager
- クラウド
- Dropbox
- オンラインストレージで一番信用している。いろいろな意味で
- プレミアム会員になった。死ぬまで貢ぐ覚悟。
- 仕事辞めたらNASにする
- Google ドライブ
- バックアップと同期とかいう死ぬほどわかりづらいアプリになったが、結局廃止されてまたGoogleドライブに戻るようだ。なんじゃそりゃ。
- Google 日本語入力
- 結局一番バランスがよい。
- Evernote
- 正直今はほとんとObsidianに移行しているのだが、一部移行しきれていないところがある
- Dropbox
- ツール
- Calibre
- Simple Comic
- さすがにOSの対応が……でも一応残しておく。
- 検索すると変なサイト出るけど本家は「Dancing Tortoise | Simple Comic」GitHubにソースもある
- BetterTouchTool
- 2019/01/03 永続ライセンス買った。Gmailのメールなくしたかと思って焦った
- Clipy
- スニペットは便利なんだけれど、これを入れるとコピペの挙動が若干不安定になるから入れるか悩ましい。。。
- Menumeters
- Karabiner-Elements
- これがないとMac使えない
- ForkLift 3
- 正直3になって安定性が落ちたと思う。特に外部SSDを使った時によく落ちる。。。
- Obsidian
- Evernoteの代替え。Notionよりこっちが僕にはしっくりきた。
Homebrewから
まぁ必要になったら適宜入れたら良いのだが。
- awscli
- aws/tap
- aws-sam-cli
- bash
- cliclick
- curl
- direnv
- emacs
- evernote2md
- ffmpeg
- fish
- gcc
- git
- go
- gnuplot
- imagemagick
- mecab
- mecab-ipadic
- octave
- pandoc
- peco
- ruby
- unzip
- wget
- youtube-dl
Python3
venvで普段使い用の環境を切ってから。pipをアップグレードしつつ。「pythonのpipで入れているもの – 或る阿呆の記」を参考に。
node
nodeの入れ方は色々あるが、自分はnvmを採用。
「fish 環境にnvm + fish-nvmを導入した時のメモ | DevelopersIO」を参考にした。
細かな設定
- NASの設定(「MacとReadyNAS 104の通信速度が遅い時の対処法(SMB)」)
- sshの設定
- VPCにアクセスできるように
- fishの設定
- Mac で fish shell 環境を10分で構築する
- pecoを使うために入れていると言っても過言ではない
- 自分用スクリプトのbinディレクトリにパスをとおす
- Mac で fish shell 環境を10分で構築する
- ターミナルの設定
- テキスト
-
- monaco 12pt.
- 背景黒
- ウインドウ
- 行 60
- キーボード
- Optionをメタキー
- タブ
- 終了時にタブを閉じる
- 自分用binディレクトリのソフトリンクとパス設定
別にBigSurにしたいわけでもないが
正直今さらOSのアップグレードに興奮をするようなこともなく、面倒臭い儀式である。むしろ周辺機器やソフトウェアの対応が気になるばかりだ。なによりセキュリティ面が面倒くさい。死ぬほど許可求めてきやがって。その癖勝手にファイル書き換えるとかは平気でするし。
そういえば、あと数ヶ月もすればまた新しくなるのか。仕事用のMPBはいまだにCatalinaなんだが、さすがに二世代遅れるのはいかがなものかと思うし、さすがにそろそろアップグレードしないわけにもいかないか。。。
AppleSiliconはものすごく気になってはいるけれど、その一方でWindowsも最近は随分と熟れてきたようにも思う。WSLも2になって随分やりやすくなったようです。Windowsという選択肢もまた出てきたのかもしれない。まぁTrackpadが便利すぎるので自分はMacを使い続けると思うが……。
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