クレジットカードの決済代行会社について調べる

今関わっているプロジェクトで、クレジットカードの決済の話が持ち上がっている。まぁ話自体はだいぶ前からあったのだが、ショッピングサイトでもないのに、と正直この機能の搭載にはあまり乗り気ではなかった。が、まぁサービス自体には関心があったので、仕事の時間を使って調べさせてくれるのであれば、別に文句はない。

ということで、まだ契約にも至っていないが、クレジットカード決済のため、その決済代行会社について調べたこと、考えたことをメモ代わりに残す。

目次

この金の流れよ

クレジットカード決済は非常に面倒かつ、複数のブランドに対応しなくてはいけない手間があるから、普通は決済代行会社を使う。VISA、MasterCardなどのブランドをキングとして、カード発行会社(イシュア)に加盟店契約会社(アクワイアラ)、そして決済代行会社(プロセッサ)というDNSを彷彿とさせる見事な流れが出来上がっている。この仕組みの中に入ったら、そりゃ儲かるんでしょうなぁ。。

きちんと調べたい

さて、僕が今回探しているのは良いプロセッサだ。これがたくさんあるんだわ。検索すると死ぬほど比較サイトが出てくるあたり、金の臭いがプンプンするジャンルなのだとわかる。さぞアフィリエイト報酬を弾んでいることだろう。こういうところでよく紹介されるのは、必ずしも良いサービスではなく、広告費用を惜しまないところだと、暗号通貨の取引所を調べたときに学んだ。

つまり、この情報化社会においても、いやむしろこんな時代だからこそ、自分にとって良いところは泥臭く探さねばならないというわけだ。うーん現代の矛盾。でも情報があるだけありがたい話だ。

判断するには知識がいる、ということで、クレジットカード決済の仕組みやら決済代行会社の選び方やら、ざーっと調べた。で、思ったのは、技術的な話よりも、経理業務や運用を含めた業務全体の理解が大事であるなぁ、と。

技術の話、業務の話

いやまぁ、当たり前といえばそうかもしれないのだけれど、決済システムを自サービスに組み込む以上、どうしても技術的なところに目がいってしまいがちで、実際、最初は「どうやって接続するんだ?APIは?言語は?機能は?」とか思っていたのだけれど、少なくともクレジットカード決済についてはもうどこもほぼ一緒で、比較のしようがなかった。しかも技術仕様は問い合わせないとわからないところが大半だし。

しかし、たとえば継続課金したいとか、ユーザーの情報を保持したい(同じユーザーが何度もクレジットカード番号を入力しない)とか、そういうことをさせたいと考えると、サービスによって色がでてくる。あるサービスでは継続課金はAPIで、とあるし、あるサービスでは管理画面からでも可能、とあったりする。で、どちらを選ぶべきかは業務フロー次第なわけだ。

返金処理一つとっても、それがAPIで動的にされるべきなのか、それとも管理画面からで十分なのか、それは業務フローによる。入金消込などの経理上の処理が、自動的にできてほしいのか、管理画面で十分のあか、それも業務フローによる。

いや、そもそもその機能は必要なのか?とか、そんなことを考え始めると、技術的な話というのは副次的なもので(もちろん技術的な理解がなければ開発工数を見積もれないから、技術的な理解が必要なものであることは前提として)、大事なのは業務フローであるなぁ、と。で、業務フローはなにかを為すためのものだ。つまり、誰のために、何を実現したいのか、それがハッキリせんことにはサービスなんか選べへんなー、という至極当たり前っぽい結論に至るのであった。

stripe使いたい

ところで、目下の方針としてはよくある画面遷移のリンク接続方式にしようという感じで、GMOイプシロンとかSBペイメントとかペイジェントとか、まぁそういったところが普通に候補に上がっているのだが、個人的にはstripeを使いたくて仕方ない。だがstripeはAPI方式なので、なにかデモを作って説得できないだろーか、なんて考えている。

参考サイト

参考になったサイト。

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