ReadyNASでTimeMachineのデータをsshでログインして直接削除

先日、急にTimeMachineが失敗するようになりました。TimeMachineの保存先にはReadyNAS 104を使用しています。どうもTimeMachineは、ネットワークを経由すると不安定な印象です。昔Mac miniをTimeMachineサーバーにして、MacBook Airのバックアップする母艦にしていましたが、この時もエラーが頻発した記憶があります。

原因がすぐ分かればいいな、と思って/var/log/system.logを見てみましたが、まぁよくわかりません。こういう時はサクッと削除して、バックアップを再構築してしまうのが経験的に結局早いです。どうせそんな昔のデータを復元することなんてありませんし、さっさと作りなおしてしまいます。

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ReadyNAS 104からTimeMachineのデータを削除

ReadyNAS と Mac Time Machine を使う : NETGEAR Japan ReadyNAS Community」によると、手順としてはまずMac側からTimeMachineに使うディスクを削除するようです。「システム環境設定」→「TimeMachine」→「ディスクを選択」→「ディスクを削除」でできます。これは通常通り。

問題は次の手順でして、記事によると、FinderよりafpでReadyNASに接続し、当該データを削除せよ、とあります。確かにちゃんとアクセスできて、削除操作もできる、できるのですが…これがなかなか終わりません。そのうち終わるかなと思って半日ほど放っておいたのですが、終わりません。きっと永遠に終わりません。そんな気がします。

埒が明かないので、削除を中断し、別の手段を取ることにします。sshでReadyNASにrootでログインし、直接削除することにしました。問題はTimeMachineのデータがどこにあるのかですが、findで探してみると、 /data/.timemachine/ReadyNAS 下にありました。隠しディレクトリでしたか…。以下のコマンドで削除します。

$ ssh root@192.168.x.xxx  パスワード入力、ReadyNASにログイン
# cd /data/.timemachine/ReadyNAS
# ls
-> 削除したいディレクトリ名を調べます
# rm -rfv Mac\ mini.sparsebundle/
-> 先のlsで表示されたディレクトリを消去します

実行すると、数分で削除できました。最初からこうしておけばよかった。

ReadyNASは今のところ割と気に入ってはいるのですけれど、マシンスペックが低いためかちょっと無理させるとすぐに止まるので神経を使います。しかも何のフォローもなく盛大に止まってくれて、ログインもできないので、何度かコンセントをぶちっと…怖い。今回の削除も大丈夫かなと心配していたくらいです。外付けハードディスクにバックアップしようとするだけで固まってしまうので、ReadyNASのバックアップは別途Raspberry Pi経由で行うようになりました。ReadyNASは初心者向けとされていますけれど、本当にLinuxって何?みたいな初心者が扱うとかなり苦労するのではないかなと思います。

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