PCスペックの停滞

私のメインデスクトップはMac mini 2012。当時阿呆な私は、このMac miniのバランスの良さがわからずあまり好印象を持っていなかったのですが、今となってはたいへん素晴らしいマシンと言い切ることができます。

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2012年はよかった

2012年モデルは拡張性もそこそこで、メモリを16GB、SSDを256GBに換装しています。当時メモリ8GB*2が5000円で手に入ったという、たいへん素敵な時代でした。

停滞している

メインノートはMacBook Air 2013。これは当時から気に入っていましたが、今でも気に入っています。持っているだけでなんとなく嬉しくなるこの気持ちはなんなのでしょう。オタクなんでしょう。今販売されている第一線のノートパソコンともまったく引けを取りません。

つまり、停滞してるのですね。MBA 2013もMac mini 2012もいずれも良いマシンであり、特にMac mini 2012は名機と言って差し支えないと思いますが、それでも3年という歳月は、ほんの数年前までPC業界においては十数年にも匹敵するものでした。しかし、今や3年前のマシンと今のマシンに言うほどの差がないようです。ムーアの法則も崩れているのでしょうし、大概のことは十二分にこなせるスペックになったことも大きいでしょう。ソフトも、無駄な肥大化の傾向は潜め(Vistaの功績かもしれません!)、ハードの性能がそこまで要求されなくもなってきました。

タブレットも停滞している

PCだけではなく、まだデビューから数年のタブレットも、ハードの性能としては若干頭打ちの感があります。特にiPad Air 2はひとまずタブレットの完成形といってよいのではないか(Androidでは、私は持っていませんがSonyのXperia Z3 Tablet Compactなど、名前が長ったらしいことを除けば相当に良さそうです)。スマートフォンも、まだ進化は続いているものの、マシンスペックの面では、かなり熟れてきています。

購入の言い訳がない

こうなると、ハードの進化を理由に衝動買いが出来ないので、なんとなく寂しい感じがします。と、なんだか本末転倒のようなことを言ってしまいますが。実際、ハードよりソフトというのがますます顕著になってきました。昨今はウェアラブルデバイスも色々なものが出てきて、各種様々なセンサを搭載していますが、それとて解析するソフトあってのセンサです。あとはバッテリーにブレイクスルーが起きれば、やりたい放題ですね。まぁ、残念ながら当分は無理そうではありますが。

ウェアラブルデバイスも色々ありますが、それを利用するソフト面、サービス面はまだまだこれからといったところでしょうか。何か考えれば何かありそうだ、という予感ばかりありますが、はてさて…。かつてマシンスペックの向上は単純にワクワクしたものですが、ソフトで同じようなワクワク感をとなると、どうしたらよいのでしょうねぇ…。

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