[最終更新] 2016年9月15日
追記:買いました「Withings : 或る阿呆の記」
今世間を賑わせているガジェットといえば、スマートウォッチの大本命Apple Watchでしょう。既に予約が殺到しており、その数何百万台ともききます。私は腕時計をする人間ではないので、時計市場のことはよくわからないのですが、聞くところによるとこれはちょっと信じられない数だとかなんとか。スマートウォッチはもちろんそこそこ前からあるジャンルではあるものの、イマイチ盛り上がりに欠けるところではありました。これでAppleまでコケたら、このジャンルは早すぎたジャンルとして、また当分陽の目を見ないような気もします。満を持して登場といったところですし、頑張ってほしいところですね。必ずしもスマホをすぐに取り出せる状況にないことが多くあったこともあり、腕時計への興味がでてきた今日この頃です。
とはいったものの、私自身はApple Watchはあまり欲しいものではありません。見た目がいかにもガジェットで、もっとも目立つ部位である腕に身につけるものとしては、いかにもオタクな私にとって、いかにも、いかにも、となってしまいそうです(いまさらと言われればそうなのですが)。それに、機能そのものにも、今のところさして魅力を感じません。別にLINEやメールをいちいち教えてくれなくて構わないし、急いで返事をしたいとも思いません。唯一魅力を感じるのは、今ヘッドフォンに流れてる曲名がさっとわかることくらいでしょうか。いや、このことは実は非常に魅力を感じています。それとヘルスケアに使えるのはよいことだと思うのですが、そうするとあまりにもバッテリーがもたないこと、防水機能がせいぜい生活防水機能が弱いことがネックでしょう。最近活動量計を愛用している身としては、毎日バッテリー充電が必要というのはかなり辛いものだろうと想像がつきます。
そんな中で私が注目しているのは、Withingsというメーカーが出している腕時計、Activiteです。450ドルと、ガジェットとしてはちょっと高めですが腕時計としてはまぁこんなものなんだろうな、というお値段。見た目はスマートなアナログ時計、メイドインスイス。サファイアガラスが使われているのもオタク心をくすぐります。が、もちろんそれだけではなくて、見た目に反してBluetooth機能を持ち、活動量計の機能を有し、防水防塵仕様で水泳にも使える。活動を自動判定して、分析してくれるそうなのですね。そして睡眠計にもなる。そうした活動の記録は、Bluetoothでスマートフォンと連携し、アプリ上で解析・確認ができる。まぁそういった機能をもつ活動量計やリストバンドは、昨今では珍しくないのですが、それがたいへんクールな見た目の腕時計で実現されているのは、恐らくこれくらいではないでしょうか。必要最低限の機能ということで、電池はボタン電池で八ヶ月持つそうです(CR20なんでしょうね?)。素晴らしい。…ここまで絞られると、スマートウォッチと呼んでいいのかどうかは微妙なところですが。
そんなニッチだがピンポイントに壺を押さえた製品なので、やはりなかなか人気があるらしく、長らく日本では入手困難、あるいはやけにプレミアがついた状態でした。が、4月16日より、Apple Storeに並んだようです。価格は61000円とのことで、円安であること、海外製品であることを考えれば、まぁこんなものでしょうか…EXPANSYSで買ったほうが安いかもしれないですね。同等の機能とデザインの廉価版については、国内発売は6月までにはなんとか、という予定らしい。そちらならば2万円ちょっとくらいにおさまるでしょうか。若造の私としてはそれを待とうかな、という感じです。
参考「仏Withingsの高級アナログ腕時計 Activité インプレ。活動量を測定、Apple Watchにピンと来ない方へ – Engadget Japanese」
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