[最終更新] 2016年11月14日
Macのメリットを書いた記事はたくさんあります。私も人に時々「Macの何がいいの?」と問われることがあります。Macのどこがいいのか、なぜMacを使うのか、多くのMacユーザーが記事にしていますが、私の気に入っているところをそのまま伝えてくれている記事は見たことがありません。なので、一つの意見として、私も記事を書いてみることにしました。
Macユーザーになって3年
Macユーザーになってかれこれ3年ばかりたちましょうか。それまではWindowsと、研究用にLinuxを使っていました。元々はiPhoneアプリでも開発しようと思ってMacBook Airを購入したのですが、結局iPhoneアプリなどまったく作っておりません。が、もはや私はMacから離れることができなくなってしまいました。今年もMacBook Airを2013モデルに新調してしまい、またデスクトップは昨年購入したMac mini 2012です。いくつかのWindows専用アプリの為にWindowsも残してはいますが、基本はMacです。Linuxはサーバーのみ運用しています。多分、今後もMacを使い続けることになるでしょう。
何故、私はMacから離れられなくなってしまったのか。Macの良い所とはなんなのか。それを私なりに記述するのが本記事の目的です。最初に結論を書くと、私が思うMacの素晴らしいところは二点、トラックパッドとUnixです。他にも魅力的な点は勿論多くあるのですが、突き詰めるとこの二点です。
Macの良い所はOSX、というかトラックパッド、トラックパッドです
今年MacBook Airを新調する際、私はWinノートも真剣に検討しました。別にMacというブランドにこだわっているわけではないのです。ですが、いろいろ考えているとやはりMac以外に選択肢はありませんでした。その原因を考えてみると、自分はMac OSXのトラックパッドを大いに気に入っているようだと思うに至りました。あまりに快適すぎて、今やノートだけでもなくデスクトップマシンであるMac miniでもMagic Trackpadを6000円出して購入し、マウスはまったく使いません。トラックパッドの挙動はOSに密接しているのでしょうか、WindowsやLinuxではどうしたって体験できないことのようです。
このトラックパッドの良さは、Macユーザーなら多くの人が頷いてくれるに違いないと思いますが、Macを使ったことのないWindowsやLinuxユーザーに理解してもらうのは至難の業です。実際、数年前のMacを使ったことがなかった私も、いくら言われても理解できなかったのではないかと思います。しかし、使って初めてわかる便利さというものがあることは、生きていれば誰しも経験するところ。Macのトラックパッドはその一つだと言うしかありません。あまり馴染めない人がいることも事実ではありますが…。
OSXはUnix。それでいながらWindowsに近い各サービス、ソフトのサポート
Wikipediaを見てもわかるとおり、OSXはUnixです。Unix Magazineの終わり頃はやたらMacが取り上げられていたような気がします。
Register of Open Branded Products
http://www.opengroup.org/openbrand/register/apple.htm
したがってUnixの膨大な資産を使うことができます。Linuxを使っていた人間にはこれが嬉しすぎることです。ちょっとしたツールならコマンドラインでさくっと作ることもできます。WindowsでもCygwinやMinGWなどを導入するという選択肢はありますが、私の経験ではなにかとトラブルが起きやすく、いろいろと苦労した記憶があります。また、Macは今や無視できない存在であり、各種メジャーなサービスやソフトウェアでも、Mac OSXはWindowsと同じく公式に対応してくれていることが多いです。これはLinuxでは考えられないことです。勿論Windowsのようにはいきませんが…。ですが、Unixの資産と、今どきのサービス、ソフトウェアの多くを安心して使うことができるのは大きい。Unixベースということもあって、開発環境を整えるのも非常に楽です。
蛇足ですが、仮想化ソフトでWindowsを動かせば、かなり多くのWin用ソフトも動きます…まぁあまりやりたくはありませんが。それと、SSHを使ったとき、濁点が一文字としてカウントされてしまう問題は大きな罠です…罠過ぎます。こういう妙な仕様で困るということはたしかにちょいちょいあります…(rsyncでiconvオプションをつけると、deleteオプションの挙動が変わる??(Mac))。
Macの魅力はトラックパッドとUnix
というわけで表題に戻り、Macの魅力はというと、トラックパッドとUnixであるということに尽きると思うのです。またUnix系列でありながら、Linuxと違いそこそこメジャーなので多くのサービス、ソフトウェアが公式で対応してくれています。こうなると、もうWindowsには戻れなくなります。Linuxを使うという選択肢もなくなります。結果、私はMacを使います。Macを使っているとiPhoneやApple TVなどAppleの周辺機器が便利です。Mac専用ソフトウェアも購入しだします。そうして、いつのまにやらAppleに随分囲い込まれてしまいました…。まだまだ当分、Macを使い続けることでしょう。
…最後にもう一つ、Macの気に入っているところを上げろと言われたら、Time Machineをあげます。バックアップや復旧、マシンの移行が信じられないほど楽ちんです。
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