(追記)この記事は古いです!Catalinaで復活しました!やったー
イメージスキャナー | macOS CatalinaにおけるScanSnap S1500、S1500M、S1300のご利用について | PFU
自分は圧倒的に電子書籍派で、ドキュメントスキャナと裁断機を持っている。ドキュメントスキャナは院生時代に買ったPFUのScanSnap S1500。もうかれこれ10年近く使っていることになるのだろうか。
だから仕方ないのかもしれないが、ついにソフトウェアが最新OSをサポートしない事態に。具体的にはmojave。スキャンがうまくいかない……。
サポート外だったらしい
まいった。うーん。どうやらmojaveでは、ScanSnap S1500できちんと取り込み画像処理を行うことができないらしい。mojaveにアップグレードしてからもう随分経つのだけれど、別に毎日使うものでもないから、ScanSnapのことをすっかり失念していた。

こんな状態である。とてもではないが使えない。で、PFUのページを見てみると(macOS Mojave v10.14 への対応予定を教えてください。 | ScanSnap よくあるご質問 (PFU))、以下のようにサポートしない旨の記述があった。

Macは毎年のようにOSをアップグレードさせるから、サポートするのもいよいよ割に合わなくなってきたということだろう。特に周辺機器を使うようなものは、ソフトウェアのコアな部分に依存するところも大きいだろうし、Apple社は基本的に一度釣った魚のために餌を用意してくれる会社でもないので、そのような会社のアップグレードにはついていくだけでたいへんなはずだ。もう発売されてから10年以上であるし、仕方のないことか。
対応しないといけない
公式にサポートしないと言われてしまってはどうしようもない。まさかこのためだけにHigh Sierraを使い続ける、なんてできるわけもないし…僕はmojaveで搭載されたダークモードやスクリーンレコードの機能を気に入っている。そもそも、今頃気づいたくらいだから、ScanSnapの出番自体がさほどない。
とはいえ、まったくないわけでもない。だから困る。いつも使うものならお金をかけてもいいけれど、そうでもないものにはあまりお金を使えない。自分は市井のいち庶民で、経済的に困窮しているわけではないものの、決して裕福なわけでもないのだから。そうかといって、まったく使わないわけではない以上、なにかしらの対応は取らないといけない。
ちょうど、自分は複数のマシンを持っていて、そのうちの一台はWindows 10を入れたデスクトップマシンだ。これを使うことにする。幸いなことにWindows 10についてはまだサポートがきれていない…まぁ、WindowsはMacほど毎年のように代わりはしないし(その変わり、数年に一度の大幅なメジャーアップグレードのときはいろいろな意味でお祭りになるが…)、ユーザー数も多いから、まだ当分は大丈夫だろう。
自炊ユーザーは今
それにしても、今現在ドキュメントスキャナを買う人はどれくらいいるのだろう。このややマニアックな機材を買う人の中には、いわゆる自炊ユーザーもそれなりにあるはず。
しかし、電子書籍ストアの環境も整ってきた昨今、DRM問題は相変わらずつきまとってはいるものの、そこそこ便利に電子書籍を買って読めるのだから、わざわざ自炊などという手間暇をかける人は、もはやほとんどいないのではなかろうか。
自分自信鑑みても、電子書籍の環境がほとんど整っておらず、かつ金のない学生時分だったからこそ、ハードウェアの金銭的耐火のみならず、場合によっては画像処理やファイル操作のプログラミングなどという学習コストを払ってまで自炊を始めただけれど、もし今、一から始めないといけないとすれば、まぁ素直にKindleと代行業者の世話になっただろうなぁ。
まぁ、もうかれこれ20万枚ほどスキャンした今となっては、自炊は趣味みたいな領域に達しているので、もしもハードウェア本体が壊れたら、その時は新機種に買い換えるだろうとは思う(さすがに、ちょっと挙動が怪しいと思うことも増えてきた)。それに、なんにも気兼ねすることなく、「自分のもの」として保存し整理できるのは、何にも代えがたい喜び、ではあるしね。
なんにしても、ここのところ出費も多いし、もうしばらくはこのまま使い続けたいところだ。
コメント
コメント一覧 (3件)
仮想マシンで古いmacOSを起動することで
なるほど……。確かにそれならいけるかもしれないですね。私はもう面倒臭がってWindows立ち上げた時にやっちゃってますが。。。
新しい機種を売りたいだけとしか思えない。単純なスキャナでしょう。