楽しめているFire TV Stick
Fire TV Stickが届いてから数日、自分にとっても意外なことに、けっこう見てしまっています。ドラマの孤独のグルメとアオイホノオなどを見ました。アニメもたくさんありますね。原作漫画のものばかりですが、娯楽といえば漫画の自分にとって、漫画原作のものしかわからないのです…しかし、見てみるとドラマ化しているもの、アニメ化しているものが存外多く、ついつい見てしまいました。
それにつけても、知っている作品の多さに驚きました。いえ、漫画原作ばかりなのですが。きっと、今メインで作っている人たちが、漫画を読んで育った世代なのでしょうね。今ちょうどこの記事を書きながら、森繁拓真原作のアニメとなりの関くんを見ているのですが、関連の動画にクール教信者の旦那が何を言っているかわからない件、ゆうきゆう、ソウの漫画で分かる心療内科ならぬアニメで分かる心療内科、ああこれは見たいなぁと思うものがチラホラと。アニメの関連動画はやはりアニメが多いですね。Amazonで買い物中、オススメされる商品の絶妙さに恐怖すら覚えた経験がある人は多いでしょうが、今後ビデオを見ていけば、オススメ動画の精度もやはり相当高くなるのでしょう。
さすがのハード、ソフト、コンテンツ
私は基本的にテレビを見ませんし(最近ガラポンTVを購入して、多少はみることもあるようになりましたが)、私が楽しむコンテンツはたいていテキストが主体です。そんな私がけっこう楽しめているので、Amazon プライムビデオとFire TV Stickは良いシステムなのではないかと思います(またAmazonプライムビデオはPCでも楽しめるとわかりました)。
ガラポンTVなどはなんとか今あるものを有効活用したいという気持ちが強く(テレビのケーブルや余っている外付けHDなど)、また、正直なところその操作性や使い勝手などはハッキリ言って良いとはいえず、ストレスを感じることがままあります。一方、AmazonプライムビデオとFire TV Stickはただただ楽しい。良好な操作性はストレスを感じることがありませんし、適切なオススメの紹介など見ればみるほどに新しい発見がある。ハードウェア、ソフトウェア、そしてコンテンツのすべての面において、Amazonが素晴らしいものをもっていることがよくわかります。なんといっても、それらを適切に組み合わせるデザインセンス。この連休にかなり楽しませてもらいましたが、なんだか感心してしまいました。
少し恐ろしさも感じる
感心すると同時に、やや恐ろしさも感じます。今回Fire TV Stickが発売されましたが、それと同時に、ChromecastやAppleTVがAmazonから閉めだされました。このことは、Amazonが本質的にどのような企業なのかということをよく表しているように思います。つまり、Amazonとは非常に独占的、寡占的な思想を持っている企業だということです。まぁ、グローバル企業には多かれ少なかれそういった面があります。しかし、Amazonの場合は本当にすべてを自分たちで握ってしまうような、そういう恐ろしさがあるといいますか、世界征服などとはっきり嘯くGoogleとは違い、腹の底で密かに狙っているような。そして実際に素晴らしいシステムを実装できる能力があるだけに、なにか現実感を感じさせます。現実問題として、もはやAmazon抜きに私の生活もない。いったいどれだけお世話になっていることやら。まったく、末恐ろしい企業です。
…などと書いたところで、となりの関くんを21話全部見てしまいました。1話8分ということで、ささっと見れるなと思ったのですが、全話見たということは3時間近く見たのですね、自分。面白かったです。そういえば、最新巻を買って積読していたので、読もうかな。
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