[最終更新] 2016年7月24日
今月を最後に、BookLiveの月額ポイントの供与が終了します。正確には、去年の11月に月額ポイント制度を廃止してTポイントに全面移行のですが、既存のユーザーには一年間ポイント制度を続けるとしたのです。それで、この11月が月額ポイント最後の月、ということになりました。
疲れました
どのような流れで独自のポイントを廃止してTポイントと統合することになったのかはわかりませんが、この制度の改訂によって、BookLiveは他サービスに比べて価格的アドバンテージがなくなりました(しかも今に至ってもBookLiveポイントは微妙に生き残っており、結局Tポイント統合はなんだったのか…)。この一年で新刊機能なども整い、それなりに便の良いところがあることも事実ではあるのですが、ポイントがなくなり次第、私はKindleに移行することにします。Kindle Paperwhiteを持っていることもありますし、アプリを多く持ち歩くのも面倒であることもありますし、なによりKindleであればいわゆるDRMがなんとかならなくもない、というのが大きいです。また、次節で述べますが、BookLiveの買い物にやや疲れました。
月額ポイントとセールの組み合わせは、総額は安いが無駄物買いも多くなる
別になにか一つの買い方を強いられているわけではないのですけれど、少しでも安く欲しい本を手に入れることを求めると、欲しい本が出たらキープして、セールになったら購入する、という買い方になってしまいがちです。つまり、セールになるとドカ買いします。さらに、月額ポイントには半年という有効期限があるので、ポイントを使いきろうという心理が働き、どうにも、ついつい、買いすぎてしまいます。
なんといいますか、もっと買いたいものを買いたい時に買うようにしたほうよいなぁと、電子書籍の無数の積読を見て思いました。たしかに総額では安く購入できたのでしょうか、いったいこのうちのどれだけが、私が本当に読みたかったものなんだろう?という気持ちが今は強いです。私は愚かな買い物をし続けたのかもしれません。それは私の心の問題ではありますが、月額ポイント制度と頻繁なセールという売り方が、そういった買い物を後押しする売り方でもあると思います。ですので、私はBookLiveから離れよう、と思いました。
…まぁ、Kindleでもセールは多いのですが、少なくとも有効ポイントに追われることはなくなりますので…思えば、昔ポイント期限にウンザリして、楽天を極力使わないようになったのでした。
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