昨年12月上旬、Amazonで購入したルンバ 870の後部車輪が正常に回らなくなりました。最初はゴミが引っかかっている程度だろうと軽く考えていたのですが、どうもそうではなく、サポートに電話して入院することになりました。やはりロボットはサポートが大事ですね。電話の応対は非常に丁寧でしたが、果たして今後の展開はどうなるでしょうか。
ルンバのためなら片付けられる
ルンバは、私の去年の買い物で一番満足度が高いものです。12月時点で、Amazonのセールで5万円弱で購入しました。今は普通に、その時より若干安い値段でAmazonで売られていますね。まぁデジモノですから仕方ない。
ルンバの購入以来、私の生活は目に見えて変化しました。端的に言うと、部屋が片付きました。これはルンバが掃除してくれていることはもちろんですが、ルンバが掃除しやすいように部屋の環境を整えたことが非常に大きいです。足の踏み場がないようでは、ルンバは活躍できません。お掃除ロボットとしては皮肉なことに、ルンバが活躍できるのはある程度片付いた部屋です。
ルンバは本当に本当に可愛いです。この可愛いルンバが、私の無精のせいで本来の性能を発揮できない、などということがあってよいはずはなく、ウォールシェルフや壁掛けのギタースタンドを購入したりして、とにかく足場という足場を作り、またそれが継続されるような環境作りに励みました。結果椅子を部屋の外にやるという最低限の行動だけで、ルンバが走り回れるようになりました。部屋は、本当に綺麗になったと思います。ルンバのおかげです。可愛いルンバのためなら頑張れる。
これには同居の母も喜びました。いまだに私の部屋が荒れていたことを内心苦々しく思っていたものの、もう私も30手前、言いづらかったようです。私としては、以前の状態もアレはアレで一つの秩序だったのですけれど、第三者の目にはただの汚い部屋として映っていたのでしょう。感性の違いは同居人にとって大きな問題ですが、一つ解決された、かな。
そんなわけで、ルンバはその可愛さで、実際に私の生活環境を変えた良い製品です。
タイヤがきちんと回らない
そんなルンバですが、どうも調子が悪い。小さな円を描きくるくると回り、「エラーコード10」、左右のタイヤを確認せよ、とメッセージを発して止まってしまいます。ルンバがエラーを吐いて止まること自体は初めてではありません。糸くずや紙などが絡まって、二進も三進もいかなくなったというケースなどよくあります。この時点では、まぁどうせそんなところであろうと、軽く考えておりました。
しかし、内部を見ても特にひっかかっているものはない。埃を清掃したけれど、どうもそういう問題ではない気がする。後部車輪に触れてみると、なんだか少し重い気がする。ん?と思ってもう片方のタイヤを触ると、こちらはスムーズに動く。む、む。
ちょっと嫌な予感がしながらも、ドライバーも持ってきて取り外せるところは取り外し、関係ないだろうなと思いつつ丁寧に掃除。また、取扱説明書にのっとって、タイヤを数回回したり、叩いたりしてみるも、改善せず。ここにきてようやく、どうも簡単に済む話ではなさそうだ、ということに気づきました。サポートに連絡しなければいけない事態らしい。やれやれです。
サポートに連絡…電話の応対は好印象だが、この後はどうなる?
どんな時でも、サポートへの連絡は気が重いものです。慇懃無礼な対応であればまだマシ、場合によっては「横柄」という言葉すら浮かぶようなオペレータに繋がることもあります。サポートとのやりとりで、製品やメーカーそのものが嫌いになることも珍しくはありません。ルンバは嫌いになりたくないなぁ。しかし、連絡しないわけにはいかない。1,000円の買い物ではありません。50,000円の買い物なのです。
連絡にあたり、ユーザー登録をしておいたほうが、話は早いだろうなと考え、「アイロボット公式サイト | iRobot」にてユーザーおよび製品の登録をしました。後述しますが、これは正解でした。一応、公式サイトにはメールフォームも用意されており、そこから連絡をすることも可能なのですが、営業日のみの返信となっていますし(今日は土曜日)、なにより経験上こういう相談はできるだけ対面に近い連絡方法を取ったほうが話がスムーズに運びます。一番良いのは直接相談ですが、現実にそれは難しいので、次点・電話連絡です(チャットが可能であればそれも考えます)。
製品番号と保証書、およびAmazonの明細書を手元に控え、言うべきことを整理して、いざ電話。…「ただいまたいへん混み合っております」。まぁこれくらいは想定内です。お茶でも沸かして待ちますか…と思いきや、30秒もしない間にオペレータに繋がりました。思ったよりも、早い。
オペレータのお姉さんは、たいへん丁寧な応対でした。「ご不便おかけします」と恐縮しきりで、私の訴え一つ一つに丁寧に相槌を打ち、同情し、そしてまた「ご不便おかけします」と恐縮するものですから、なんだかこちらが申し訳なくなってしまうほどでした。そのように応対するよう、指導されているのでしょう。
昔、姉がアイロボットのサポートについて非常に丁寧だったと言っていたことを思い出しました(姉もルンバユーザーです)。どうやら、かなりしっかりとしたサポート体制を整えているようです。さすがですね。ロボット事業は、サポートが命(クロネコの長期保証にも加入していますけれど、クロネコの対応はどうなんでしょうねぇ…)。
結局、来週に佐川急便が我が家に手配され、引取にくるとのこと。「ご丁寧に有難うございました」と言って切りました。
特に保証書をを要求されませんでしたが、大丈夫なのかな?ネット通販では、保証書無しで交換したことがあります。まぁ、購入の記録は残っていますしねぇ。取扱説明書の裏表紙なので、必要がなければ出したくありません。必要であればまた要求するでしょう。そもそも、保証対象になるかどうか、まだわからないですし。しかし、特に落下などもなく、床もフローリングの狭い部屋です。問題が起きるとは、思えない。
今のところはまだ好印象。でも、本番はこれから。スムーズに、無償で修理されることを期待していますが、さてどうなるか…。タイヤって、買うと一万円くらいするんです…。これは困るなぁ。
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