英語の多読サービスを作ろうとしている

作ろうとしているんだけれど、中々出来そうにないので、WordPressで作成中のプロトタイプのプロトタイプみたいなアルファ版を先に公開することにする。

That's Okay! | Extensive Reading Materials by AI | AI-generated teaching materials website for learning English

1時間に1回くらいの割合で英語の文章が上がっています。上がっているのはすべて、実際に僕が読んだやつ。つまり僕自身が多読の練習のために作った教材です。なので、テーマが非常に偏っています。なんならもうこれ日記です。

目次

コンセプト

このサービスは、AIで英語の多読教材を生成して、みんなで共有して日々の成果を確認しよう、というものです。多読というのは、とにかく英語読みまくったらええねんという練習方法で、一通り文法事項とか理解している状態であれば、Readingスキルを伸ばすのに良い方法なのではないかと思います。

さて、この多読なのですが、実際にやってみると以下の壁にぶち当たります。

  • 教材がない、あっても高い
  • 練習の記録をつけるのが超めんどう
  • 成果がわかりづらい

このサービスは、これらの課題を解決するものです。

教材の問題

一番は教材の問題です。多読を始めると、海外の絵本とかリーダーズとか勧められるんですが、私はもうこれが本当に苦痛だった。何が悲しくていまさら海外のキッズ向け絵本を読まねばならんのか。いや、いいんですよ、楽しめれば。絵本は絵本で楽しみ方ありますし。でも楽しめなかったら地獄です。私は苦痛でした。友達のビーチバッグを探す子供探偵の話を読むのは正直キツかった。しかも、まぁまぁいい値段したりするわけです。

多読で重要なのは、読む本について関心があることです。私は個人的な問題もあって、最近日本語でも物語が楽しめない体になってしまっているのに(これはこれで問題なんですけど)、外国語で物語を楽しむのはちょっと無理です。マジで関心がない。私はもうガジェットのレビュー記事しか読めないからだになっていました。

でもそういう記事はめちゃくちゃ多いですけれど、レベル高いわけです。MacRumors: Apple News and Rumorsとか一時期読もうとしていたけどまぁ無理。

が、これがChatGPTならけっこううまいこと書けたりするんですね。たとえば以下は、私の偏ったApple系記事の一覧となっております。

Apple | That's Okay! | Extensive Reading Materials by AI

Mac mini 2018を褒め称える記事とか外部SSD取り付けてワーイってなってる記事とか、普段私がこのブログで書いているようなことが、やさしい英語で書かれています。これは私にとっては楽しい英語です。

ただやっぱり作るのしんどいので、これをみんなで作れば、趣味関心が近い人同士の記事をシェアしたら永遠に多読できるんじゃないの?というのが基本コンセプトになります。

成果の可視化

さて、教材以外で多読の挫折要因となるものは、成果が見えづらいことです。なので、記録することが大切なんですけれど、これがもうめっちゃめんどいんですよね。記録するのが面倒だから後で読もうとか考え始めるレベル。まぁ個人の性格にもよると思いますが。かといって記録しないと、成果がまったく見えず、景色の変わらないマラソンをしているような気分になります。これはこれで拷問のようなものです。

なので、Webサービス化することで、読んだものを自動的に記録してグラフ化すれば、それはたいそう励みになるものと思います。まぁサービスの外の記録とか言い始めるとしんどいですけど、少なくともサービス内のものをカウントするだけでもだいぶ違うんじゃないかな。わからない単語を記録すれば、ボキャブラリーの増加も体感できます。また、読書スピードを測定することで、読む速度の変化も見ることができるでしょう。

読解については、測定するのがちょっと難しそうではあります。まぁAI使えば、文章についての読解問題も作れるんだけれど、そこまでやると開発の負荷が高すぎる……。

とはいえ、シンプルに読んだ分量がグラフで表示されるだけでめっちゃ嬉しいですよ。いい目標になります。これは僕自身がそうなので。記録の有無でモチベーション、全然違いますから。成果の可視化は大事です。

リスニング、ライティングへの発展

英語の勉強は、大きく分けてリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングがあります。で、このサービスだとリーディングしかできないじゃないか、と思われそうですが、これは機能を拡張していくことで他の練習もできると思います。このへんはやるとしたらオプションかな?(お金をいただく手段は考え中。まぁそれ以前に使ってもらえるかですが)。

まずリスニングですが、最近の機械音声はけっこう優秀ですから、音声化することでリスニングの練習ができるようになるはずです。

次にライティングですが、英文を生成する種を英語で書けばライティングの練習になります。これはやってみるとわかるんですけれど、自分が楽しめる文章を生成してもらうには、種が大事なんです。この種を英語で書けば、良い練習になると思います。間違った英語使っていたら、しれっとなおされます。

また、コミュニティ機能をつけて、ユーザ同士で英語でトークできると楽しいですね。生の英語を読み書きできるわけですし、また全員英語の練習者という共通項があるわけですから、楽しくできるんでないかな。AIに校正を依頼する機能とか標準であったら面白いかも。

スピーキングばかりはちょっとノーアイディアです。なんですかね、文章を読み上げて、どれくらい機械音声が聞き取れたかを点数化するとかやればいいんですかね。

プロトのプロト

……とまぁ、けっこう色々発展させられるなとか妄想してますけど、まずそもそもの土台すら開発できていないので、まずは多読についての機能を作り上げて、サービスとして出したいなぁという感じです。

ということを考えてやり始めてから一ヶ月たつんですけど、全然できてないので、自分を鼓舞する意味で、まだWordPressで検証段階という感じなんですが、記事にしてみました。使い始めて思ったんですが、WordPressは全文検索機能とかもあるので、バックエンドとしてなんかうまく使えないだろうかとか思ったりなんだりもしています。ってかもう全部WordPressでやりたいくらいだけれど、さすがに厳しいよねぇ……。

まぁこんな状態ではありますが、現時点でもChatGPTの英文の癖とか、どういうプロンプトを投げればどんな英文が返ってくるのかとか、色々検証する項目があります。実際、やってみると奥が深いです。面白い文章出そうと思ったら、質問文相当頑張る必要があります。正直ブログ書いてる時と近い気分。うーん、たいへん。たいへんなのでみんなで共有したい。

とまぁ、そんな感じです。Webサービス化の暁には多分.comのドメインでやるかなぁという気がします(間違えて.netと.com両方取ってしまった)。いいから早く作れという感じですね。フロントエンドの知識がなさ過ぎて悲しい。頑張ります。

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