まだ時間があると思って放っておいたら、いつのまにか期限日になっていました。「OneDriveの容量縮小を拒否する手続きは1月31日まで。オプトアウトのしかた - Engadget Japanese」にあるとおり、1/31までに手続きをしないと、容量が5GBに縮小されてしまいます。
OneDriveの容量縮小
たとえ5GB以上使っていても、手続きをしないと超過分はリードオンリーになるという、なかなか容赦のないやり方です。まぁ、消されないだけよいでしょうか。手続きのリンク先は https://preview.onedrive.com/bonus/ です。
まぁ、なくなったらなくなったで構わないんですが、貧乏根性ですね。割とどうでもいいファイルを出先で手軽に共有できる場所として、Google ドライブやOneDriveは適当に使っています。それ以上のものは、ちょっと置いておけないです。
兼業クラウドは本当にハイリスク
いつ頃からか、どこもかしこもオンラインストレージに手をだすようになりました。私としては、大企業が副業的に始めたオンラインストレージは信用していません。OneDriveしかり、Google Drive然り、です。クラウドサービスは、端的に言うと相手を信用することによって成り立つサービスです。しかし、兼業で始められたサービスでは、どうもその信用を簡単に裏切られるように思うのです。
今回のようなことも一つですし、ドライブ内のファイルを勝手に検査した挙句、不適切なファイルがあるからという理由でアカウントを凍結、という話が聞こえてくることもあります(参考:「蹴茶: クラウドの罠 アカウント自動削除のリスク [2014.2.26]」)。どうも、欧米人という人たちはこういうことをjusticeだと考えている節があり、またjusticeのためならevilも厭わない(というよりevilとも思わない…それはjusticeだから)人たちだと私は思っているのですけれど、その意味では、現状オンラインストレージはどこも同じような危険性を持ってはいるかもしれません。しかし彼らは同時に経済合理性の観念も強く持ちあわせています。ですから、たとえばDropboxのような専業のサービス事業者であれば、不適切っぽいものがあるから勝手にアカウントやデータを削除、などというような暴挙には至らないだろうと思いますし、容量の縮小などもかなり慎重に行うでしょう。
まぁ、複数のサービスを行っていると、いちゃもんを第三者につけられかねないデータの保存場所を提供することによって、他サービスに悪影響があったら嫌だ、という合理性もあるのでしょうが。
いずれにせよ、信用第一のクラウドサービスに大手企業は向いていないと思います。大手だから信用出来ない、というのも妙な話ではありますが。一言で言えば、社会的な信用と個人的な信用は別、ということです。
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