自作PCを掘り起こして思い出したPCの騒音。Mac miniは静か

色々あって、昔自作したPCでを掘り起こして起動させました。懐かしい。稼働している間は気にならなかったのですが、電源を落とすと、部屋がやけに静かになりました。なるほど、どうやらかなりうるさかったらしい。それに比べると、Mac miniの静かなこと…Mac miniの再評価です。

目次

ROSに興味があった

ロボットプログラミングが夢だという人は多いと思うのですが、私もその一人です。しかし今のところそういったことには縁がなくて、また周りにそれをしている人もいませんでした。そんな折、ROSというソフトウェアが、入門者には良いという話を知ったのです。ROSとはRobot Operating Systemの略だそうですが、現実にはオペレーティングシステムというよりミドルウェアというべきものだそうですね。まぁ、言葉のことはどうでもよくて、とにかくROSを使えば私でもロボットプログラミングの真似事くらいは出来るかもしれないと期待しました。

それで早速解説本を購入したのですが、それによるとROSのインストールはWindowsやMacでも可能ではあるものの、あまり引っかからずに使うのであればUbuntuを使うほうがよいという話でした。それも仮想環境ではなく、ネイティブな環境を用意せよ、と。それで私は、MacにUbuntuをデュアルブートしようかと思っていたのですが、それはまぁなかなか手間なことです。特に私のデスクトップマシンであるMac miniなどはフュージョンドライブですから、余計にです。ノートはノートで、SSDの容量確保など個人的な課題もあり、なかなか億劫でやろうという感じになりませんでした。

そうして、気にかかりながらも何もしないまま時が過ぎていたのですが、ふと昔作った自作マシンのことを思い出しました。現在職場でテスト環境の構築などで使ってはいるものの、有効利用しているとは言いがたく、あれを家に戻して使ってもよいのではないかと。というわけで、早速 Ubuntu 14.04 LTS をインストールすることにしました。来月には 16.04 が出るような時期なので、慣れてきたらアップグレードも試みたいところですが、ひとまず。

自作PCが五月蝿い

このマシンは、組んだはよいものの、その後購入したMac miniがあまりに快適だったもので、結局半年程度しかフルには使われませんでした。それが今になってこうして陽の目を見ようとは、何があるかわからないものです。USBメモリに問題があるのか、grubのインストールで躓いたりしつつ、インストールを完了し、初期セットアップをします。この、インストール直後に、必要なソフトウェアを入れたり、設定を変更したりする作業がけっこう好きです。この作業を好きだと思えるかどうかは、その人のコンピュータに対する第一適性を見るのに良い指標ではないかと思います。別に嫌いだからといって不向きというわけではありませんが。

そうして必要なソフトウェアを導入し、Ubuntu のデスクトップをまともに家でいじるのも久しぶりだなぁと懐かしく遊び、まぁ今日のところはこれくらいにしておくか、とシャットダウンしました。すると、ふっと部屋に静寂が訪れました。作業中はさほど気にしませんでしたけれど、なるほど、この自作マシン、なかなか音を発してくれていたようです。ファンの回転音がすごい。

Mac mini が静か

それに引き換え、このメインで使っているMac mini 2012の静かなこと、静かなこと。フュージョンドライブなので、作業によっては時折ハードディスクのカリカリという独特のシーク音もしますし(この音けっこう好きです)、ファンが本気を出すこともありますが(特に仮想環境を立ち上げたり、スクリプトを動かし続けたりすると)、基本的には静か。

別に、だからといってこの自作マシンが悪いというわけではありません。ただ、Mac miniの静音性は素晴らしいと思います。ちょっと熱いのが玉に瑕なのですが、この静かさと引き換えなら仕方ないかもしれません。寿命が気にかかりますが、なんだかんだで3年以上酷使していて壊れる気配もありません。Mac miniとは実に良いマシンだなと、改めて思いました。ああ、これでクアッドコアが復活してくれたら良いのですが。

まぁ、どういうわけかもたつく処理もあるのですけれど。たとえば端末で履歴の数を増やし過ぎると、履歴検索でアレコレカスタマイズしたとき、処理が重かったりします。しかし、遥かにスペックで劣るはずのMacBook Air 2013で、miniがもたついた設定でも軽々とこなせていたりするのは、I/Oのスペック、すなわちPCIeの恩恵ということなのでしょうか。CPUの問題とは思えません。体感的にはSATAで十分だと考えていましたが、そんなことも、ないのかなと思う今日この頃ではあります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (4件)

  • だいぶ前の二陸技関連のブログを拝見させていただきました。
    自分も今水産系の高校2年生で、二陸技を目指しています。
    すぎた1月の二陸技の試験で、工学Aと法規は科目合格することができました。
    ここでひとつ質問なのですが、残りの工学の基礎と工学Bはどれくらい勉強したら良いでしょうか。また、どのように勉強すれば良いでしょうか。教えていただければ幸いです。

  • >たたたさん
    高校二年生で二陸技はすごいですね!
    勉強の仕方についてですが、陸技は過去問に始まり過去問に終わります。とにかく過去問です。問題を暗記するくらい、何度も解く、それだけです。同じ、ないし同じような問題が出ます。かかる時間は、とにかく合格を目指すのであれば、過去問集と過去問の繰り返しでそれぞれ一科目あたり15時間ずつもやればひとまずは圏内と思います。確実な合格を目指すのであれば、もっと必要でしょうが。
    この資格を受験する学生さんですから、問題ないと思いますけれど、高校レベルの物理(特に電気回路と電磁気学)と、初歩的な三角関数、微積分の知識は必要ですので、学校の勉強もしっかりと。特に工学基礎は、学校で勉強する内容をきちんと理解していれば、一通り過去問集を解くだけでも十分合格圏内に入れると思います。
    陸上無線技術士については、カテゴリで記事をまとめていますので、よければ参考にしてください。また、コメントは昔の記事についてもちゃんと見ていますので、新しい記事ではなく、当該の記事につけていただいてけっこうですよ。次の試験は7月ですよね。頑張ってください。

  • >たたたさん
    頑張ってください。成果の共有はきっといろんな人の役に立ったり、励みになったりすると思います。吉報をお待ちしていますね。

コメントする

目次