2016/11/12:追記 あまりの使いやすさに、購入してから半年ほどしてメインに格上げされました。購入してもう4年ほどですが、いまだに使えています。素晴らしいマシンでした。結果的には、2012年で一番良い買い物だったと思います。
Mac mini買っちゃった
Mac mini 2012を三週間前くらいに購入しました。中位モデルのCore i7 2.3GHzのやつです。送料代引き込みで6万円ほどでした。定価68,800円ですから、まぁまぁといったところです。前にも書いたとおり、だいたい1万くらい安くなったら買おうと思っていたので、ちょうど頃合いです。今ならカカクコムの最安で送料・手数料込みで58,000円ちょいくらいのようです(2012/12/13現在)。
ただ衝動買いに近かったのも事実。実はあれからいろいろ考えて、Mac miniは買わないことにしようと思っていたのです。が、いざ安くなっていくのを見るとどうにも欲求が抑えられず…。ついポチってしまいました。
メインではなく、サブとして使っていくことを前提として、感触をつらつらと書いていきます。
増設用メモリ
増設用のメモリも購入しました。「メモリー SP016GBSTU160N22 (DDR3 SO-DIMM 8GBx2)|PCパーツのソフマップ[sofmap]」ですが、動作実績もあるようですので安心です。Amazonでは届くのが1-3週間後とか言われていたので…。っていうかメモリめちゃくちゃ安くなってるんですね…。16GBで5,000円だなんて、考えられませんでしたよ。SSDやHDを増設ないし換装しようとするといろいろ手間がかかるようですが、メモリの交換はなんの問題もなく簡単にできました。ドライバーすらいりませんでしたよ…。
コンパクト
Mac miniはデスクトップPCです。デスクトップPCとはいえちょっとした弁当箱くらいの大きさですので、まったく場所を取りません。私の場合自作Win機の上に置いています。下のマシンもいっそのことなかったらだいぶスッキリするのかもしれませんが…Windowsが必要というだけならMac miniに仮想で入れてもよかったんですけど…。まぁ開発環境やらなんやらあれこれ入れるならまぁ仮想よりも実機のほうがいいかなとか…。うん…というか、パーツ余ってたからつい作っちゃったんですよね…はい…で、あるからには使わないとっていうね…。…あ、そうだ。Appleとは一切関係ないと書きましたが、よくよく考えてみるとこの自作機、補助記憶装置としてMBAのフラッシュメモリを再利用しています。
熱はこもる
やはり最初の設定をするときは、いろんなソフトウェアを導入するのでCPUもハードディスクもガリガリ動きます。するとぐんぐん温度があがり、CPUが85度まで上がるのを確認しました。触ってみると超扱ったです。その後もちょっとCPUが稼働しだすとけっこう熱をもちはじめ、60度70度は少し重たい処理をすると珍しくない感じ。この構造だから排熱機構にはあまり期待してはいなかったけれど、初冬でこうだと夏場はどうなるんだろう?とちょっと不安。ある程度落ち着いてからは、だいたい40-50度くらいで安定してますが…ちょっと高いような…まぁ、60度超えで安定しているメインのMBAよりはマシですが。
デュアルディスプレイ
デュアルディスプレイにしました。HDMIポート、Thunderbolt用のポートからそれぞれ。Thunderboltといっても、ケーブルはMini Display port←→HDMI用のケーブルですが…。元々MacbookAirをディスプレイに繋げるためのケーブルでしたが、こんなところで役に立つとは。まぁボチボチ動いてくれています。三画面化しようと思ったら、USB-RGB3/Dあたりの製品を使うのがもっとも手っ取り早そうです。いまのところその予定はありませんが。しかし、図1を見ればわかるとおり見た目はちょいと不格好です。。。次にディスプレイの映りについて。
三菱電機 RDT-233WX-Z
三菱電機 三菱ディスプレイ:ワイド液晶ディスプレイ RDT233WX-Z(BK)、定番の三菱Diamond Crystaシリーズ。倍速補間のついているモデルです。初期設定だとちょっとまぶし!という感じ。ちょっと発色が良すぎるような…調整すればまぁまぁですが、Win 8機でのほうが映りがよい気がする。実はこのディスプレイ自体最近買ったものなのですが(型落ちになったので価格が26,000円とまぁまぁで手に入った)、同じくらいの値段のナナオにすればよかったかなーとちょっと思ったり。FORIS FS2333 | EIZO 株式会社ナナオ こっちのほうがMac使用者には評判がよいようです。でも倍速補間の魅力に負けて三菱にしました。なんにしても、要調整です。正直まだ調整しきれてないです…できんのかこれ。
ちなみに倍速補間ですが、正直違いわかんねぇ。同じ商品持ってる友人もまったくわからんと言っていました。ゲームなら恩恵受けられるのか…?しかし昔実験したことがあるのですが、LEDをチカチカさせたとき、だいたい1秒あたり20チカチカくらいからずっと点灯してるように見えたんですよね…。動画をつくるとき30fpsが一つの基準だったりするらしいのはこのへんが元になってると思うんですが、60Hzを120Hzにするのって、なんか意味あるのかしら…。正直三菱買うなら倍速補間のないRDT-234WXでいいんじゃないかしらと思います。
IO-DATA LCD23
LCD-MF234XNR | ワイド液晶 | IODATA アイ・オー・データ機器 これはそもそもあまりよろしくないディスプレイです。7月くらいに、1万ちょっとで買いました。たしかに安い。今でも時々安売りしてますが、典型的な安かろう悪かろうディスプレイなので、買うときは用途をよく考えないといけないでしょう。グラフィックスにも重きを置くなら安物買いの銭失いに…って、そんな人は言われなくてもちゃんとしたディスプレイを買うでしょうが…。というか、そもそもグラボのないMac miniは買わないか…。
とにかく、どんなに調整しても調整しきれません。Windowsでも同様なのでMacだからというわけでもないのですが設定できるところがより少なく、またIO-DATAのページにMac用ドライバもないので、そもそもMacで使われること自体想定されてなさげ。オススメできない…。
もちろんまったく使えないほど酷いというわけでもなく。サブディスプレイとして使うとか、書類やプログラミングで使うだけならまぁ問題ないレベルです。また、入力系統としてHDMIが2本分あります。最安価帯では珍しいんじゃないでしょうか。
動作は普通
CPUがCore i7とはいえ、補助記憶装置はハードディスクですし、動作速度はまぁ普通です。もちろんかなり前のマシンから買い換えた、という場合は別でしょうが、そこそこのスペックのマシンを他にもっている場合、あまり感動はないかと思います。特にSSD搭載マシンをもっていたりすると…。逆に言えば、SSDに換装すればけっこう劇的な改善が見られるのではないかと思います。しかしSSDはまだまだお高いので我慢我慢です。もしMac miniをメインに据える場合は、多少無理しても購入する価値はあると思います。SSDは本当に快適です。処理自体はCPUパワーがなかなかのものですので、サクサクっとやってくれます。マシンパワー自体を気にする必要はあまりないんじゃないでしょうか。
総評
予想通りといえば予想通りのもので、特に驚きもなく。用途や目的がハッキリしてる人にとっては、まぁ良い買い物だと思います。が、なんとなくMacデスクトップを使いたい人ならiMacをオススメしたい。iMacのほうがパワフルだし、ディスプレイで悩む必要もないし、周辺機器もついてくるし…Macを堪能できます。なにより、今回のアップデートがiMacを買えといわんばかりの構成でしたし…iMacに比べるとMac miniの微妙さが際立つ。ただでさえ中途半端に思われがちな位置づけなのに、さらに中途半端な存在に。サーバーとかDTMか開発用途とか、そういう目的の人ならMac mini、いいんじゃないでしょうかねー。私の場合はそれでした。人にお勧めできるかと言うと、万人にはオススメできません。○○のために欲しい、とハッキリ言える人にだけオススメ。あやふやーな人はiMacか、もしくはMacノート買ったほうがきっと幸せ。
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