Airmail 2 から標準のメール.appに帰ってきました

Airmail 2はOSX用のメールクライアントで、安くはありませんが、熟れたUIで使いやすく、個人的には気に入っていました。しかし個人的な問題が二点あります。一つはAPOPに対応していないこと(職場でどうしても必要で…脆弱性が見つかってもう何年もたつのになぁ「IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:脆弱性関連情報取扱い:APOP方式におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起について」)。まぁこれは仕方ないです。もう一つはちょっと致命的で、どうも日本語の検索に問題があり、正しく検索されません。

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検索問題はやはり辛い

以前「Macのメーラー Airmail 2 の使い勝手 : 或る阿呆の記」という記事を書きました。記事を書いた時点では、日本語の検索問題が自分以外にちっとも症例が見当たらないので、何かローカルな不具合なんだろうか、何かの拍子でなおることもあるんだろうか、などと考えてもいたのですが、同様の症状を抱えているというコメントをいくつかいただき、やはり自分だけの問題ではないのだということがわかりました。

解決も難しそうであるし、サポートに連絡を取るのも英語が不得手な自分には荷が重いし、このまま付き合っていくしかないのかなぁと思いつつ、やはり不便は不便。で、個人的なAPOPの問題もあるしということで、せっかくの有料アプリではありましたが、再び標準のメール.appを使うことにしました。

Thunderbirdというのも考えたのですが、かつてThunderbirdを衝動的にアンインストールした時の記憶…4GBのMBAで1.2GBのメモリを使い、しかもマシンが重くなっていたという記憶と、最近のMozillaもあまり元気がなさそうに見えるなどの印象が引っかかって、それならば標準のメールアプリを使おうか、という気になりました。

早速のトラブルに見舞われつつ

切り替えを始めたのがちょうどEl Capitanに乗り換えてからしばらくした頃です。El Capitanといえばメール関連の不具合が多く報告されていました。データ消失という憂き目を見た人もいたらしく、私もどんなものかなと思っていたのですが、私の場合データ消失にはならなかったものの、メールアプリを起動したら即落ちるという状況になってしまいました。

色々とやってみた結果、メールのリダイレクト設定に起因する不具合だったのではないかと思います。追求するのが面倒臭くなって、メールのデータを全部消してしまったので、今となってはわかりませんが、恐らくはそうです(「El Capitanのせい?メール.app が落ちる…恐らくはリダイレクト設定のために : 或る阿呆の記」)。

そんなトラブルに見舞われつつも、それを乗り越えてしばらくしたらまた安定して使えるようになりました。メール一つ開くにしても、Airmailよりなんだか鈍重な印象をうけますが(というよりAirmailが軽やか?)、まぁ使えています。最近気づいたのですが、Spotlightの検索対象にも入っているということで、アーカイブされた昔のメールをさくっと検索できるのは、ちょっと嬉しい。検索がうまく働かなければ、昔のメールなんてストレージの肥やし以外の何者でもないですからねぇ…。

というわけで、多分珍しいAirmailからメール.appへの乗り換え記事でした。

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