高市早苗は相変わらず高支持率らしい。
高市政権「支持」71.5% JNN調査 - Yahoo!ニュース
70%維持か。大したもんだ。正直下がっていると思っていた。しかしまぁ、考えてみると現状明確な失点がないので、維持できたのは特に不思議ではないのかもしれない。
強いて言えばガソリンの補助金が狂気だろうか。不足しているのに補助金で消費を減らさないのは確かにおかしい。そもそも多額の税金を課しておきながらその税金で補填するのは滅茶苦茶だ。理屈でいえば、ガソリンの取引が苦しいのは事実だから、苦しい取引から税を止めるのはやめてガソリンにかかる税をまず撤廃し、しかしそのうえでないものはないのだから、それ以上の価格上昇は市場に任せる、とするのが妥当に思われる。まぁ本邦にそんな理屈がないのは知っている。
防衛増税は始まったが、これを止めなかったことが高市早苗の失点かというと微妙なところではある。悲願であったはずの消費税減税が奇妙にチンタラしていて進まないのは、半ば諦め気味というかやはりそうなったかという半笑いというか、まぁ絶許ではあるんだけれど、ここを本気で期待していた人は元から高市早苗支持ではない気もする。
懸念であったアメリカとの関係については存外うまくやっているかと思う。トランプとの個人的な関係構築については、これは確かに微妙と思われ、トランプは媚びてくるやつは好きじゃないんじゃないか、という意見をみて、それは個人的にもなんとなくそう思った。まぁ媚びているは言い過ぎかもしれないが。
とはいえアメリカに歯向かうわけではなく、また日本国内で逆転劇で大勝利をおさめた高市早苗を無碍に扱うこともないのではなかろうか。個人的には引き続き心配な要因ではある。なんというか、安倍晋三と違う点として、彼女自身にどうしたいのかが見えないので。
実際僕は高市早苗が保守層に持ち上げられている理由についてはよくわからない。どちらかというと左派に蛇蝎のごとく嫌われていることで保守のスターになっているように思う。現在も、辺野古沖で修学旅行の女子高生が平和学習の名の下に帰らぬ人となった事件における、左派のひどい態度で今も燃え上がっているように、左派の暴走ぶりが目に余る状況は変わらずだ。これ以上あいつらほっといたらあかんやろという空気が醸成される中、左派から目の敵にされていることが、高市早苗の支持を固めている面はあるかなと思う。
そうするとなんで左派は高市早苗がそんなに嫌いなのか、という点になる。まぁそもそも安倍晋三だって、実際に行った政治を見ると保守というよりリベラルだったが、それでも仇のように嫌っていたのも不思議な話ではある。まぁ、日本の左派はリベラルではないので、リベラル的な政策については正直どうでもよいと思っており、安倍晋三が嫌いなのは単に彼が敵だから敵なのであり、そして高市早苗は彼の弟子だからだ、と考えるのが一番わかりよいストーリーかもしれない。
高市早苗は保守派最後のスターで、次はない。自民党がどこまで本気でわかっているかは疑問だが、実際彼女の支持率が失墜するようなことがあれば、自民党は再び立ち上がれないほどのダメージを受けるだろう。まさか文雄で戦えると思っていまいな。しかしもちろん左派復活はありえない。
となると、高市後は群雄割拠の戦国時代になるかもしれない、というより、多分そうなるべきなんだろう。同時にその時は世界情勢も混乱していると思われ、今の常識が覆されていくのだろうなと思っている。不安もあるが、そうならないとけない、という気持ちのほうが、個人的には強い。
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