銭湯ノマドが流行っていると聞き、銭湯でもくもく会してきたけど、なんか違った

今年、Appleの初売りでMacBook Pro 2019を購入した。で、それを自慢すべく友人と2人でもくもく会をしたのだが、その際最近は銭湯で作業するノマドな人もいることを聞いた。わけがわからないと思ったが、色々聞いてみると確かにコワーキングスペースなども用意されている。これは是非一度行ってみたいと思い、銭湯でノマドをした。

実際に行ってきて思ったのだが、やはり銭湯はお風呂に入る場所だと思った。

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買ったばかりのノートPCを自慢したかったので

本当は2020年まで待っていたかったのだが、種々の事情で購入してしまった現時点で最新のMacBook Pro 2019 13インチ。職場でも使っているので、使い勝手が申し分ないことはわかっていたが、いざ使ってみるとやはり快適である。Touch Barはまったく全然使わないどころかESCキーが押しづらいったらなく、これにバッテリーが使われているのかと思うと腹立たしい限りだが、それを除けば良好。

せっかく購入したので誰かに自慢したく、友人とLINEにて「最新のMBPを自慢したいのでもくもくしませんか」「なんかムカつきますがいいですよ」ということでもくもく会を2人で開くことにした……のだが、なんと買ってから一週間もしないうちに、付属の純正アダプター+ケーブルで充電ができないという事態に。サードパーティのアダプターならば充電できるのに。

あわや初期不良かと思われたが、一度満充電してからは再びきちんと充電できるようになった。いったいなんだったのだろう……。

いずれにしても、自慢するつもりが「なんか微妙に挙動不審ですねん……」と悲しい報告をする会になってしまった。自慢なんてしようとしたからバチがあたったのかしら……いやいや、自慢したくてってのは照れ隠しで、本当はちょっと人と話したかっただけなんですよ……。

銭湯で作業?

まぁそんなことはどうでもよくて(どうでもよくないんだけれど、まぁ今も動いているしどうしようもないからいいよ)、いつもならば、もくもく会の会場として無料ないし比較的安価に使えるコワーキングスペースを利用するところなのだが、たまには変わった場所はないか聞いてみたところ、「銭湯はどうですか」と。

銭湯?と思ったのだが、実際最近は作業スペースを用意している銭湯は多いらしい。へー、そりゃ面白いと思い、せっかくだから銭湯でやってみようという話になった。

らくスパに行ってきました、が……

で、今回行ってきたのは神田のらくスパである。御茶ノ水から歩いて数分といったところ。入場料として、10時間コースにすると1,500円ほど取られる。一度入ったら出られないが、中に軽食はあるし、料金も決して高くはなく、悪くないのではないか。

で、11時オープンから20分ほど遅れて入ったのだが……。

お目当てのコワーキングスペースは6席ばかりしかなく、入った時には既に全席埋まっていた。oh…。早いもの勝ちなのは仕方ないが、快適なソファーが別にあるのに、わざわざコワーキングスペースで漫画読んでいる人がいるのはモヤッとする。ワークしたいのかしたくないのかどっちなんだ。休憩ならわかるけれど、オープンから20分で既に漫画読んでいるって、もう漫画読む気しかないやん。無理やり勉強机に座らせられた中学生じゃないんだから……。そのスペースに座ったからにはワークしてくれよ。。。

まぁもちろん席で何をしようがその人の勝手であるので、別にオープンなテーブルを見つけて作業を始めたが、そこもまもなくいっぱいになっていた。目の前のカップルがずっと年金と保険の話をしていた。もしかして結婚予定だったりするんだろうか。

そう、やけにカップル多かった……。休日のデート先に銭湯を選ぶカップルが都内にこんなにいるとは知らなかった。なんか漫画読んでニンテンドースイッチやっているカップルとかそれ家でよくねと思うんだけれど、「ぶっちゃけ家から出たくないんだけど、デートもしないとなぁ」みたいなマンネリに突入したカップルの需要を汲んでいするのかもしれない。まぁ家だとお互い気も使うしね。

その後、2Fのカフェで軽食を食べた。全体的に高速道路のサービスエリア感のあるランチメニューだが、まぁ別にレストランが本業ではないし、お値段も決して高くないので(安くもないが)、悪くないと思う。だがナムルをのせたご飯をビビンバと言い張っていたのは許しがたい

飯食った後は風呂に入ったのだが……風呂が混んでいること混んでいること。体洗うのに行列ができているってどうよ。大浴場でシャワーの順番待ちって生まれて初めての経験だった。ある意味貴重な経験だった。

風呂から上がったあとは、再びカフェで作業をする。そこそこ繁盛していたが、満杯というほどではなく、喧騒もほどほどで、まったくの静寂よりも多少のノイズがあったほうが人間集中できることもあるし、作業するには良い場所だったと思う。良くも悪くもサービスエリア的なので、何か注文しないといけないということもなかったしね。

その後、コワーキングスペースはどうなっているのかな、とあまり期待せずに4Fにいったら……すごかった。すし詰めだった。ありとあらゆるところに人が密集していた。とても作業どころではない。いびきをかいているオッサン、漫画読んでいるカップルと単身のおにーさんおねーさんが所狭しと密集していた。増田こうすけのギャグ漫画劇場にあった、人がいっぱいの銭湯の話を思い出してしまった。

あまりにも人がいすぎて、もう逆に疲れるんじゃね?と思うのだが、なんというか、「金払ったからには全力ダラダラするぞ」というダラダラする必死さを感じた。頑張ってダラダラしているような。ダラダラしないと損だ、みたいな。

なんだかいたたまれないような気持ちになって、僕は作業を切り上げて帰り、家で作業を続けた。

“言い訳”を提供する場所だった

休日で混んでいたということは大いにあったと思うのだけれど、それにしても込みすぎである。なので、全体的にネガティブな印象になってしまった。まぁでも、銭湯でワークできなかったから不満だ、なんて言えば自分のほうが阿呆だとも思う。やはり銭湯は風呂に入る場所である

とはいえ、だったらコワーキングスペースだのなんだのを取り入れる必要はないわけで、店側も狙いがあってああいうスペースを用意しているはずだ。で、その狙いなんだが、これは非常にネガティブな発言になってしまうのだけれど、正直に書いてしまうと、「言い訳」を提供する場所、と感じられた。

たとえば、オープン早々にコワーキングスペースで漫画を読んでいた彼は、「コワーキングスペースでワークすること」が目的ではなく、「作業する場所に行ってきた」という事実を得ることが目的だったのだと思う。また、漫画読んでいるカップルにとっては、「外のアミューズメントっぽい施設でデートした」という事実を得ることが大切だったのではなかろうか。

そういう、何もしたくないのだけれど何かしらをしたという事実を得たい人たちの、微妙な需要を汲んでいる場所という感じだった。そして、「金払ったからには全力でダラダラするぞ!」という不思議な意気込みでもって、道端に落ちた菓子にたかる蟻のごとき密集率の中で、頑張って足伸ばして漫画を読んでいたように思えた。

とまぁ、紹介してくれた友人に申し訳ないくらいなんだかネガティブな感想になってしまったのだが、色々と初めての経験だったので個人的には楽しめた。まぁでも次から作業目的ではいかないだろう。

繰り返しになるけれど、銭湯はお風呂に入る場所だ、ということだと思う。多分、平日は人も空いていてまた別の様相を呈しているだろうとは思うのだけれど(休日でもカフェコーナーは悪くなかったし、空いてさえいればくつろぐ場所としては良いと思う)、作業場所として見ると、あの場所に秘められた”言い訳”の提供という本質は変わらないんじゃないのかなぁ。

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