Dropbox Plusを買うか買うまいか

[最終更新] 2020年2月9日

ソースネクストのDMで、Dropbox Plus 3年版の割引パッケージがあることを知った。定期的にやっているようだが、標準価格34,800円のところ28,800円(税別)になるらしい。これはAmazonでも33,800円で同等のものがタイムセールで売られていたし、ちょっと調べてみたら同じような価格で買っている人がいるので、確かに安いのだろう。

28,800円/3年ということは、年額にすると9,600円ほどだ。なので月々800円程度ということになる。税込みなら約900円か。普通に契約すれば1,200円/月(税別?)だし、価格としては悪くないと思うが、買うか、買うまいか……。あれば便利だとは思うものの、なけりゃないでどうにかなるだけに悩ましい。

(2020/02/09 追記)買った。

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Dropbox Plusのメリット

Dropboxは細かなところで他社クラウドと比べても非常に優れたオンライン・ストレージサービスだ。その有料プランは十分に魅力的である。が、便利すぎて無料の通常版でも十分につかえてしまうのも現実。

まずスペックとして、通常版と比較してどのようなメリットがあるのかを整理したい。

複数端末で使える

すべての端末で使えることは大きい。昔は台数無制限で使えたものだが、最近は費用を回収する段階に入ってきたのか、Dropboxは使用できる端末に制限がある。これは仕方のないことだと思う。なので、自分はDropboxはiPadとMac miniにのみ入れているが、Plusを利用すると気兼ねなくiPhoneとMacBook Proにも入れることができるようになるわけだ。最近はホビーでは使用していないが、Linuxでも使えるし。

ただまぁ、標準的な用途においてはGoogle Driveが台数無制限で使えるので、あまり困っていなかったりする。

容量の増加(2TB)

容量の増加はわかりやすく素晴らしい。2TBは大きい。相当の人が、すべてのデータを置いておけるのではないか。まぁ僕は2TBだとまだ足りないのだが、しかしデータの管理・運用方針に変化を与えるには十分な容量である。正直1TBだったら考慮にも値しなかったのだが、2TBとなると考える。

もっとも、僕は招待やらなにやらを過去に相当していて、23GBほど容量が使えるので、これも標準的な用途においては困っていない。

最強のバックアップ

一番の利点は、最強のバックアップになるということではないだろうか。誤って削除してしまうなどしても、だいたい復元できる。つまり標準で差分バックアップしてくれているわけだ。しかも世界中にデータを分散してくれているだろうから(AWSではなく自前で構築しているようだが「ASCII.jp:AWSをやめたDropbox、自社DCに移行した背景とメリットを語る」)、よほどの災害が世界規模で起きない限りデータは無事と思われる。恐らくそれはデータどころではないような大災害である。

もちろん、全幅の信頼を置くべきではない。ローカルでもバックアップはするべきだ。これはDropboxのサービスがいつ終わるかわからないから……というよりは、あちらの都合で勝手に消してくる、という事態が考えられないわけではないからだ。

実際、子供(身内)の裸の写真があったから(非公開でも)垢バン、下手したら通報というような話もこの業界では聞こえてくる。欧米流の価値観は我々日本人の感覚とかけ離れていることも多く、あちらの価値観だと、子供と一緒に風呂に入ることさえ性的虐待と捉えかねられないようで、たとえばとなりのトトロの家族風呂シーンも相当の衝撃らしい(通常ならカットされそうなものだが、かつて風の谷のナウシカを風の戦士たちにされてしまった宮崎駿は、文化的な違いなどを理由に編集することをもはや許さなかったのだと)。

法的に危ないデータが自国のサーバーにあることを許容できない、という理屈は理解できなくもないが、それは向こうの理屈であって、我々日本人からすれば文化の違いをまったく考慮しない傲慢なグローバリズム、という名の欧米人の無自覚な自国主義の押し付けでしかない。また、そもそもなんで預け先の貴方がファイルの中身を知ってるの?という話でもある。

しかし、それはGoogleやMicrosoftで、特にDropboxでは今の所そういった話は聞かない。本業が別にある巨大企業と違って、DropboxはGoogleやMicrosoftよりも慎重なのではないかと思う(「OneDriveの容量縮小を慌てて拒否…兼業クラウドサービスは注意が必要 – 或る阿呆の記」)。Googleに垢バンされたら色々困るが、Dropboxに垢バンされても他社に乗り換えるだけ、というユーザーと企業の力関係の影響は大きいだろう。あ、Microsoftにはbanされても別にいいです。でも通報は嫌だな。

ということで、データの預け先としてもそれなりに信用してよいのではないか、と思う。

つまり何が変わるのか?

つらつらとメリット書いてきたが、結局それで僕の生活は何か変わるのか?が問題である。実際、このようなメリットがあることなど十分に承知していて、別になけりゃないで困らないから、今までDropbox Plusを契約してこなかったのである。

一番大きいのは、バックアップの安心感だろう。もう自宅が火事になっても怖くないぞ。怖いけど。2TBもあれば、本当になくなったら泣いちゃうようなデータはだいたい預けることができる。これが大きい。本当に大きい。これだけでも価値はあるかもしれない。

一方で、複数端末のメリットなどは微妙なところだ。ノートPCでDropboxが使える。使えるが……Google Driveで現状十分だしなぁ。

容量が増加したといっても、いまどきそんなにたくさん共有したいデータもないし。PCのストレージはせいぜい256-512GB程度。2TBもあっても持ち腐れだ。

とどのつまり、素晴らしいバックアップ!以上のものにはならない気がする。どうも、生活自体は何も変わらなさそうだ。バックアップにしても、定期的に実家にハードディスクなどを避難させる、程度で私的利用としては十分だし。

うむー。どうも、あれだな。やっぱり、ローカルで2TB同期できないことには、ありがたみがないな。となると、ネックはローカルのストレージだ。それを拡張すればよい。たとえば2TB SSD(HDはうるさい)をポータブルにできるケースとか使ってメインPCに繋げて、Dropboxを同期する、という風に、家の環境自体を大きく変えるわけだ。そこまでやれば多少価値は出てくるが……ううん。ちょっと話が大きいな。金もかかる。

セール明日までなんだよな。決めないと。しかしこう整理してみると、微妙だな。やめようか。うーん。

しかしなんだな、Evernoteの3年プランを去年で打ち切ったことを思うと、EvernoteとDropbox、随分と差がついてしまったな。

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