引っ越しの一括見積で電話攻勢に怯える

最近引っ越しをした。引っ越しの際、ネットで調べるとやたら引っ越し業者の一括見積を勧められる。今時はそんなものなのかと思い、軽い気持ちで一括見積を出したところ、その直後より普段沈黙を決め込んでいる私のケータイが怒涛のごとく鳴り始め、電話を何より恐れる私はそれから数日に渡って怯え続ける日々を送ることになってしまった。

引っ越しはゆうパックで済ませた。

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一括見積

引っ越し業者についてネットで調べると、とにかく一括見積せよという記事が多く引っかかる。一括見積することで価格が半分になったとか、一括見積の成功談が並ぶ。

記事の多くはアフィリエイトを目的としたものだろうし、かなりのバイアスがかかっているのだろうが、それを差し引いても、複数の業者に見積を出してもらうことは合理的に思えた。相場もわからないし、いくつかの業者に話を聞いてもらって比較するのは良いことだろう。

で、軽い気持ちでやってみたのだが……。その直後から、普段は静かな私のケータイが怒涛のごとく鳴り響き始め、電話の応対をしている間にもさらにかかってくるのか、電話を切ると知らない番号が着信履歴に並んでいる。

怖い

いやまぁ、当然の帰結といえばそうかもしれない。一括見積とはそういうことなのだろう。メールを見ると概算を出している業者もあるが、結局は電話で応対しないといけないらしい。うーん、しんどい。

電話怖いし交渉しんどいし断るのつらい

それからしばらくは、本当にしんどかった。そもそも私は電話が嫌いなのだ。私が050ナンバーしかもたないのは、できる限り電話してくれるなよという意思表示でもある。メールという便利なものがあるのに、何故電話したがるのか。そりゃまぁ、音声でリアルタイムにやりとりしたほうが良いことはある。確かにある。だがそればかりじゃなかろうに。ケータイが鳴り響くとビクッとしてしまう。着信音が怖い。

引っ越しに必要な情報なんて決まっているのだから、文字ベースでも構わないじゃないかと思うのだが、どこもかしこも電話してくる。それは依頼内容の細かなニュアンスを知るためというのもあるだろうが、それよりも恐らくは交渉のためなのだろう。

実際、業者と電話で割かれる時間のだいたいは、値段交渉であった。向こうも一括見積していることを知っているから、他社に出し抜かれまいと必死らしく、「別の業者からはいくらを提示されましたか」などとかなり直截に聞いてくる。で、提示された金額よりも安い額を答えると、「上司と掛け合います!」などと言って、しばらく待つと値段が若干下がっている。だったら最初からその値段を提示してもらえないものだろうかと思うのだが、まぁ業者としてはそりゃできるだけ高い値段でやりたいのだろうから、仕方ないのだろう。その場で断りを入れても、決まっていなければ、しつこく電話がかかってきて、「その後どうなりましたか」と聞いてくる。

この交渉が私には本当にしんどくて、しんどくて、しんどかった。家電量販店でも、言うだけ言ってみると勉強してくれることがあるが(引っ越しで冷蔵庫と洗濯機を買った時、一緒にいた母が「まとめて買うんだから安くならないの?」と言ったら、本当に少し安くなった…ほとんどネットの最安相場だったのに)、そういう交渉をタフに出来る人間こそ、日本が世界と渡り合っていくには必要なのだろう。むしろ、一番必要なことなのなのかもしれない。しかし、それがどうにも私にはつらい。電話で断りを入れるだけでも、かなりのストレスなのだ。慣れなのだろう、とも思うし、30にもなってなんて気弱なとも思うが、しんどいのである。

結局、宅配便

で、それだけの心労を味わいながら、私は結局どこの引越し業者も使わなかった。宅配便だけでなんとかなりそうだということがわかったからである。具体的には、ダンボール10箱をゆうパックで送った。近畿→関東で、120と140を5つずつの10個、しめて12,900円。とても安い。ゆうパックは10個以上で数量割引なるものが適用されるのである。なにより、価格が決まっている

クロネコヤマトも単身パックでちょっとした家電にも対応しているし、値段も熟れていて、交渉の余地はない。なんかもうあのわけわからん電話地獄と交渉をやるくらいなら、次にまた機会があったとしても、単身の小規模なものなら宅配便で頼むだろうと思う。

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