「きょう」を変換したら2022-とか出てきてビックリする2022-01-08この頃、いかがお過ごしでしょうか。あけまして一週間もしてからおめでとうもなかろうと思いつつ、今年もよろしくお願いします。
すこし、近況を。
仕事のこと
前の会社?的な何かで酷い目にあってから、少し人間不信になりつつも、再就職はつつがなく某IT系の大手(と私は思っているのですが、前の職場の方々はだいたい知らなくてええーっとなりました。。)に決まり、待遇はあらゆる面でよくなりました。なにより驚くべきことは、人間が全員マトモで、皆が自分の仕事を精一杯やり、困っている仲間を助けるという意識があることです。威圧的な人が一人もいないと、仕事というのは随分やりやすくなるのですね。
まぁもちろん、業務面で厳しいことを言う方はいますけれど、不合理に感情的な処遇を行うなどありませんし、反論も分があればきちんと受け入れており、全体的に理性的だと感じられます。
まぁとはいえ、私の生来の生真面目ぶりもあって、変にタスクを背負い込んでしまって、自分で自分の首を絞めがちなのは相変わらずといったところです。トテモシンドイ。
今後のキャリア
最近難しいなぁと思っているのは、今後のキャリアです。私は昨年35になりました。今年36になります。まぁつまり、いわゆる35の壁とかいう、あるのかないのか、まぁ実際問題あるのだろう壁を越えたということになります。
気持ちとしては、いつでも明日会社を飛び出したってやっていけるようでなくてはならない、と強く思いつつも、これからは今までよりさらにシビアに「実績」と「実力」を問われることになるのだなと思います。
技術者にとって、「実績」とか「実力」というのは中々難しいものがあります。ソフトウェアエンジニアにとってコーディングスキルは基本であり比較的計りやすいものですが、しかし実際の仕事においては、それだけでやっていけるようなことは稀じゃないかと思います。
もっともこれは、過去新規事業系しかやったことがなく、また開発の枠組みとはいえ異業種転身といっても差し支えないような業界の転身などもした挙げ句に今はIoTでだいたい全部使っている身の上だからこそ、そのように感じられるということかもしれませんが。
今の自分のメインはAWS上に構築するアーキテクチャの設計・開発ですが、実際には設営・運用からアプリケーションまで何かとやる機会があり、第一級陸上無線技術士の資格が役に立ったこともあります。そうかと思えば、今年はいよいよフロントエンドやスマートフォン用アプリケーションの開発についてももう少し学ばねばなるまい、ということもあって、我ながらよくやるなぁと思います。
もっともこれは純粋に技術、サービス開発の話だからよっぽどやりがいがあることで、それよりも私にとって負荷が大きいのは、運用サポートや他部署との調整であったり新人の育成であったり展示会であったりします。
これらはすべて必要だからやっていることなのですけれど、ではこれが技術者としての実績・実力なのかと問われれば、それはどうでしょうね。そうであったとしても、それがいかほどのものなのかは、なんとも言語化しづらい。
まぁ、一つ大きなサービスを盛り上げて、「これを開発していました!」といえることが、わかりやすい実績とはいえるでしょうし、そこから実力を推し量ってもらえることもありそうです。その意味では、とにかく一つヒット作を飛ばしたいと願う作家などと、本質的なところでは変わらないのかもしれません。
つまり、今携わっているサービスをできるだけ盛り上げることで、私は私を他者に対して説明できるようになるだろう、と思えます。そしてそれは、技術的にはアーキテクチャという言葉で表現できるでしょうから、キャリアを考えるうえではそれがキーワードになるでしょうか。
良いモノを作るには
いつも思うのは、現場に仕事が降りてきたときには、もうだいたい勝負がついている、ということです。コーディングよりも内部設計、内部設計よりも外部設計、外部設計よりもシステム要求のほうが、はるかに影響力が大きい。最初の職場で社長がよく言っていたことは、「発注以上のものはできない」で、これは歳を重ねるごとにまったくそのとおりだなぁ、と思います。
つまり、良いモノを作るにはまず良い要求が必要なのです。本当に良いサービスを作りたいなら、まず自分が良いサービスを要求し、それを少しでも反映させられなくてはならない、と言えます。
そう考えると、自分がどれだけの要求をできるようになるかを考える必要があり、そのためには己の力だけではなく、周囲の力学についても考えざるを得ません。つきつめていくと、所属する組織を越えて、国や地方の政治・行政・法律、また民の伝統や慣習まで立ち入らざるを得ない。これは今の自分にはとても荷が重すぎるし、何もできないでしょう。
まぁ何を言っても、自分には自分ができることしかできませんから、当面2022年は、目の前のシステムを良くしていくことに注力していきます。しかし、より大きな枠組みについても少しずつ学び、どこかに入り込める口はないか、探して回ろうと思っています。
仕事以外のこと
私にとって、仕事が人生の中で大きなウェイトを占めているのが現状です。だから「仕事のこと」「仕事以外のこと」などという、そういう枠組みができてしまいます。
ただ、本当は仕事以外のことこそ頑張りたい気持ちが大いにあるのです。
個人開発
友人が立ち上げたサービス開発を引き続きやっていきます。
上の2つはほぼほぼ同じもので、QnQTreeは多分そのうちなくなると思います。
これは二次元チャットのサービスで、端的にいうと付箋で会話を繋げていくようなサービスです。
これは個人的にとても面白いものだと思っているので、引き続きやっていきたいと思います。
あとはちょっと、自分の学びを促進するためのWebサービスをいくつか考えていて、これは実行していきたい。
婚活?
35になって、親からは最後とも思える結婚圧力がかけられております……。
私もその気がないわけではないんですが、いかんせん相手探しは非常にしんどいものです。なにより何もしていないし、する気がおきないので、結局私は結婚などしたくないのだろうか、と考えることもあります。でも単に、臆病になっているだけのようにも思えます。
数年前に一度だけ、結婚するかどうかということがありました。あのときダメだったのが、結局そういうことなのかもしれません。あのとき、今くらい安定した身分だったら、結婚できていたのかなぁ……なんて思いますが、まぁすべては終わったことです。
考えるだけで気が重い……。
身内のこと
今年中学二年生になる甥の家庭教師をオンラインで姉から頼まれて、引き受けることにしました。これも気が重たいことです。しかしながら、甥の様子を見るにつけ、これは確かに支援が必要で、しかしシングルマザーの姉はすでにだいぶしんどそうでしたから、まぁ身内のことであると思い、いいよ、と。
まぁ私にとっても子供を教えるという経験は良いものになると思いますし、今までいただいてきたものを少しでも世に還元する機会だと考えることにいたします。
しかし、中々です。なるべく早く、せめて塾でやっていけるくらいになってもらいたいものです。。。
ブログのこと
個人サイトが検索エンジンから必要とされなくなって久しいですが、このブログは私の趣味ですので、今後も続けてまいります。
最近ちょっと更新が滞っておりますが、まぁまた気楽に、初心を思い返しながら、日々の学びなどを書き連ねていこうと思います。
VRが楽しい
最近Oculus Quest 2を購入したのですが、これはとてもおもしろいですね!
脳が追いついていないようで、すぐにVR酔いしてしまいますが、これ結局脳の問題ですから、なんとか慣れていきたいです。
私はこの苦しい現実を捨てメタバースの世界へと旅立ちます。
というのは難しいと思いますが、まぁでもメタバースの世界を味わい、その世界を広げられないか、色々やってみたいですね。
よろしくお願いします
雑多に思うまま書き連ねてきました。楽しいこともあれば苦しいこともあります。生来ネガティブな気質ですので、なにかと嫌になることも多々ありますが、せっかくの人生ですから、やれるだけやっていきたい、そう考えています。
今年もよろしくお願いいたします。
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