総裁選の結果が高市早苗は驚いた

なんか地元から総理(指名はこれから)出た。

僕の出身がどこなのかは諸説あるのだけれど(子供の頃から転勤族)、総合的に見て奈良説が最有力。少なくとも今現在実家は奈良になる。両親は幾度の転勤の末に奈良に居着いたのは、奈良が一番住みよかったということなんだろうか。正直僕も終の住処は奈良説けっこう高いと思っている。

なので、地元から出た、といっていいと思う。総裁選については、大方の見方がそうであったように、僕も「進次郎なんだろう」と思っていたので、正直に言って結果を聞いた時は驚いた。昨日はずっと皆の反応を見ていたね。こういうのは、リアルタイムでしかうかがい知れない熱があるもので……。

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喜んでいる人がいる

高市早苗という人は毀誉褒貶の激しい人だ。そのためにネットも沸いていたのだが、一つ思ったことは、「総理大臣について素直に喜んでいる人がいるのは久しぶりだな」ということだった。端的に言えば安倍晋三以来だろう。

ガースー、岸田文雄、石破茂ときたわけだが、この中で唯一岸田文雄は多少好きな人がいた感じだろうか。好きというより、評価している人、という感じかもしれない。僕自身は岸田文雄は増税メガネであり全然評価してない、っていうか嫌いだった。

だがその後の石破茂はあまりにも酷かったので、割れたメガネを拭いてやりたくなったほどだが、いやそもそもお前がキングメーカやろがやっぱり拭いてやらん(別に岸田文雄も僕に拭いてほしくはない)、という感じであった。

いずれにせよ、ネットの中でこれだけ普通に喜んでいる人を見るのは(おなじくらいの悲鳴があったとしても)久しぶりだなぁ、と思った。

増税するなよ!絶対するなよ!

僕自身の思うところとして、それでまぁ高市早苗についてはどうかと言えば、4年前に金融所得課税増税について発言したことで僕の中で彼女の評価は地に落ちた。岸田文雄の時もそうだが僕は基本的にそこしか見ない。非常に明確である。政治家は言葉を使って我々を拐かす人種なので、発言ではなく、金と人の流れに本質が出ると思っている。特に金融所得課税増税は僕のなけなしの資産をダイレクトに奪おうとするものなので、その反発は非常に強い

その後も発言を撤回していないことから、彼女は増税についてやる気があると警戒している。しかし一方で、この総裁選において、否定はしなかったが言及もしなかった。無邪気に金融所得課税増税を言った立民などもいたので(マジで政権取る気ないんだなぁって)、一応言及しない程度ではある、という一つの態度と受け止めておくことにする

他の政策については、積極財政派ということは知られているものの、何をするのかは見えないので、現状においては保留とする。ガソリン減税と基礎控除増額をやったら普通に支持するがね……ガソリン減税は「暫定」という文字があるくらいでさすがにもう誤魔化しきれないと踏んでいると思うが(演説でも言及しているし)、しかし税の付け替えを画策しているという話もある。とにかく、国民の生活が豊かになることを、本当にするのかどうか

個人的な評価

しかしまぁ、僕はあまり期待をしていないんだ。うちの家族は家族は、思想的にも、また地元からの選出ということもかなり応援していると思うんだけどね。ただまぁ僕の見方はこんな感じ。

また、高市早苗が本当に保守層に答えるかはわからないと思う。彼女は期待されながらも、石破政権下で特に存在感を示さなかった。時折、政権批判とも取れるリップサービスのようなものはあったが、彼女が具体的に何かしたとは、ついぞ聞かないままに石破茂は辞任した。口の悪いネット民からは「ガス抜き女王」などと呼ばれていた。石破政権下でガスを抜いていた女王が、晴れて名実ともに女王になれば覚醒するのだろうか。

僕が彼女に期待をもてていない理由は、先の金融所得課税増税フザケンナが一番だが、もう一つは、これまで動けていなかったじゃないか、という事実にある。確かに政治的な難しさがあるのはわかる。しかし岸田政権から続く今の流れの中で、あなたは何をしたのか。

しかしまぁ、今回こうして本当に総裁、そして日本初の女性総理大臣という快挙を成し遂げたことで、「すべてはこの時のタメだった」とは言える格好だ。ここから本当に覚醒したなら、すべては深謀遠慮だったのですねすみませんでした、となるわな。

なので、総合的に考えると、今ひとまずは、応援、という態度になるかと思う。ま、なんだかんだで地元だしね。でも金融所得課税増税一言でも口走ったら鬼となる😡

しかし、自民党は最後の最後で踏みとどまったなぁ。この期に及んでみえみえの傀儡政権つくるほど愚かではなかったらしい。これは上の記事でも書いたが、自民党にとっては賢明であるけれど、日本全体にとっては、むしろ先延ばしになりかねないところもある。自民党の崩壊は日本再生の必要条件だと思うので。

そうではない道を彼女が示せるかは、やっぱり期待しづらい。僕は別に加速主義者ではないし、国の早期の破滅を望むわけでない。僕としても道があれば働いて働いて働いて働きたいところだが、今のところその道が見えず、個人的には暗中模索している感じだ。彼女に少しでも照ってもらえると、有り難いのだが……。

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