牛丼屋も深夜料金を取るらしい

与太話。2か月以上前の話題だが、下書きのまま放置していたのに気づいたので、ちょっと手を入れて投稿。どうでもいいけどアイキャッチ画像AIに作らせてるんだけれど、TSUTAYAみたいなMATSUYA作られて笑う。こういうところがAIだねぇ。

さて、AIではなく松屋の話。

松屋の一部店舗で深夜料金スタート、午後10時から合計金額に7~10%分加算 : 読売新聞

すき家に続いて松屋が深夜料金を取るらしい。松屋はたまにいくのだが、深夜に松屋に行くような時というのはまぁだいたい何かあった時だろうし、10%くらい割り増しになっても気にしないか、なんなら割増されていることに気づくことすらなさそうだ。ただこれが20%だとちょっと足が遠のきそうだなという感覚はなんとなくある。まぁ遠のいたほうが健康には良いかもしれないが。

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値上げが嬉しいはずはない

深夜料金自体はこのご時世であるし、納得できなければ行かないだけの話だが、いいか悪いかでいえば、少なくとも嬉しくはない。自分の買うものが値上げされて嬉しい人など存在しないだろう。

最近はこういう話題になると、従業員の給与が上がるなら……と理解を示そうとしている人を見るが、どちらかというと円安などによる原材料高に対応するためであって、必ずしも従業員の給与を上げるためではないだろう。

だいたい従業員の給与が上がればOKというなら、日本はデフレに苦しんでこなかったはずだ。値上げと同時に「従業員の給与も上げるのでご心配なく!」とでも書いておけば顧客大満足で満員御礼になるなら、みんなそうする。しかし未だかつて値段と一緒に従業員の給与も上がります!と宣伝する店をみたことがない

当たり前の話で、実際に客が買う時に見るのはただ値札だけであり、その中のどれだけが人件費になるかなど考えないし、そもそも重要なのは自分の給与であって、他人の給与など知ったことではない。自分の給与が上がっていないのに、他人の給与が上がります!と言われて嬉しがる人などインターネットのコメント欄にしかいないというわけだ。

まぁ言っている人も、自分の中で値上げを受け入れようとなんとか理屈をつけて飲み込もうとしているだけなのではあろう。だからあまり真面目に突っ込むのも野暮といえばそうなのだが、何もネットでまで物わかりのよさそうなことを言わずとも、「値上げつらい😭」と素直に泣いておけばいいのに、とは思う。値上げされて嬉しい人などいないことは店側も完全に理解している。

営業しているだけ良いが

店側が気にすることは、SNSやニュース記事にぶら下がる顧客かどうかもわからない人のコメントではなく、値上げによって利益が減るのか増えるのかだ。すべては数字に表れる。値上げした分はそのまま利益に繋がるが、それ以上に売上が落ちれば利益も下がる。逆に売上が落ちても値上げ分で利益をカバーできるならば問題ない。松屋は今まさにそれがどうなるのかを数字でもって判断しようとしているのだろうし、店舗によって料率が違うのは、立地云々というより、適正な料率がどこにあるのかを必死に探ろうとしているのであろう。

少なくともすき家における深夜料金は好感触、少なくとも悪くはない結果であったらしいことが報道されている。

深夜料金を導入した「すき家」の客足好調でファミレス深夜営業も続々復活か | Asagei Biz-アサ芸ビズ

まぁユーザからしても、多少割り増しでも空いてないよりは空いてるほうが良い。高いと思えば入らないという選択肢もある。深夜料金によって深夜の時間帯も営業ができるのであれば、それに越したことはないだろう。

しかしまぁ、なんにしても、社会全体のリソースが足りなくなってきているのだなぁということは、ヒシヒシと感じる。もっと前からそうだったんだろうけれど、ついにもう誤魔化せなくなってきた、という感が強い。これからきっと、色々なものがシュリンクしていくのだろう。AIに頑張ってもらうしかない。

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