7年前のプロiPad Pro 12.9インチ第3世代(2018)は2025年でも最前線で戦えるのか?

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。

まぁ正直いくらProの名前を冠したところで、ガジェットは現実こそリアルの世界なので2025年にもなるとApple A12Xはだいぶ厳しい。ほとんどのストレージにおいてはメモリが4GBしかないのも厳しい。とはいえ老いてもiPad Pro、画面の美麗さやスペックを超えた体感などは確かに健在でもあるため、用途を絞れば今なお十分に使える、といったところだ。

目次

iPad Pro 12.9インチ(第3世代)仕様一覧

以上で終わってしまうのはあまりにもあまりなので、とりあえず例によってChatGPTにまとめさせたスペックシートをまとめて、ちょっとコメントしよう。

項目詳細
発売日2018年11月7日発売
プロセッサApple A12X Bionic(8コアCPU、7コアGPU)
メモリ4GB、6GB(1TBモデル)
ディスプレイ12.9インチ 、2732×2048(264ppi)、ProMotion(120Hz)、True Tone
カメラ背面:12MP(f/1.8、PDAF、4K@60fps対応)、前面:7MP (1080p@30fps)
認証方式Face ID(縦横どちらの向きでも認識可能)
バッテリー36.71Wh(9,720mAh相当)
接続端子USB Type-C
対応アクセサリApple Pencil(第2世代)、Smart Keyboard Folio

7年前ではあるものの、USB Type-C対応やFace ID、Apple Pencil第二世代対応など、欲しいところは一通り揃っている。Type-Cは地味にでかい。Lightningだったらだいぶ許されなかったと思う。ディスプレイもさすがに綺麗。

Face IDは正直最初抵抗あったけど、使って見ると指紋認証より便利だと思った。食わず嫌いであった。すまん(誰に謝っているのかはよくわからない)。暗い部屋でもiPadが光るからちゃんと顔認証できたのは予想外

とはいえ、2025年になると純粋に、SoCがパワー不足、メモリ不足。ストレージも64GBが残っていたときであり、64GBの場合少しでもローカルストレージを消費する使い方をするとたちまち容量が食い尽くされてしまうだろう。食い尽くされた。iPadはストレージの拡張手段がほぼないのでこれは厳しい。

逆に言うと、そこらへんをクリアできれば2025年でも最前線とは言わないが前線への補給部隊程度には全然戦える。さすがに何でもござれというわけにはいかないが、用途を絞れば問題ない。2018年から使い続けている人もけっこういるのではなかろうか。長持ち。謎の安タブとは違うのだよ、安タブとは。

ビューアとしてなお優秀

なんといっても画面が綺麗であるので、ビューアとしては勿体ないほどによく使える。実際Webブラウジングの用途においては僕は未だによく使っている。ってか毎日使ってるかな。Webブラウザはもっとも基本的なアプリでありながらもっともパワーを消費するものでもあったりするので、そこらへんの安タブだとだいぶ割切らないとしんどいと思うのだが、さすがに7年前のプロとはいえiPad Pro 2018はWebくらいの仕事はこなしてくれる

まして電子書籍ビューアとしては非常に優秀、純粋にでかさが強い12.9インチの大型なのもいいけれど、ワイドよりも気持ち縦長のアスペクト比なのが電子書籍ビューアとして優秀これは使って見るとわかるのだがなにげに高得点のポイントである。

ゲームは正直軽いカジュアルゲーじゃないとつらいと思う。動かないことはもちろんないが……。イマドキのソシャゲはグラフィックが無駄にリッチなので、これで動かすのはちょっとストレスがあるんじゃないかな……ただまぁ昔からあるソシャゲだったらいいのかも。でっかい画面で操作できるのが良いってのもあるだろうし。

あとはApple Pencil対応なので、本格的じゃないお絵かきとかメモアプリ用途としてもなかなかよいと思われる。Apple Pencilうまく使えおうとして使えないだけの人生だった。

老兵は死なず、割と粘る

3か月ほど前、Lenovo Yoga Tab Plus 12.7インチを買った。大きさも近しく、スペックも高いのにもかかわらず、今なおiPad Pro 12.9インチはその役割を失っておらず、毎日使われている。こういうデバイスは珍しい。やはりiPad Pro、高くても長持ちするからもしかすると案外安いのかもしれないいや高い

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