[最終更新] 2016年11月16日
ちょっとローカルトーク。関西では、交通系のICで最もよく使われるのはICOCAです。次点でPiTaPaでしょうか。関東の人はSuicaでしょうから、関西に出張や旅行した時には、戸惑うでしょうね(逆もまた然りなんですが)。電車については、Suicaでもだいぶ問題なくなりましたが、バスは長らく対応していませんでした。
奈良交通でもSuica!
が、「阪神バス、阪急バス、奈良交通、京阪バスなどでSuicaやPASMOが使えるように!関西国際空港からの一部のリムジンバスもその対象です。 – クレジットカードの読みもの」の記事にもあるように、4月1日から主要なバスでSuicaが使えるようになりまして、奈良交通もその一つでした。公式サイト「ICカード乗車券「CI-CA」|奈良交通」の対応表にもあります。それでも、奈良交通で使えるというのは半信半疑でしたが(なぜならば奈良交通だから)、恐る恐るケータイを置いてみたら、ピッと反応。ちゃんと、使えました。ちょっと感動です。奈良交通でスマホによる電子決済する日がくるとは!今の子にバスカードって言ってもわからないかもしれないなぁ。
モバイルSuicaを使いたかった
私は関西在住ですから、ICOCAがあれば事足りるといえばそうなのですが、Suicaには一つ、他の交通系ICにはない利点があります。モバイルSuicaの存在です。おサイフケータイで、交通系の決済ができる。これは嬉しい。
おサイフケータイは実に便利です。毎日電車にのるならともかく、私は普段は車ですから、ICOCAはちょくちょく持ち歩くのを忘れます。しかし、おサイフケータイならば大丈夫。ICOCAを持ち歩かない日はあっても、ケータイを持ち歩かない日はない。また、電子決済の履歴を後で参照して家計簿をつけている身としても、モバイルSuicaで交通系の決済ができれば、非常に管理しやすい。実際、私の家計簿でこれまで一番適当だったのが、交通系でした。履歴を参照できないからです。それが、できるようになった。有難い。
おサイフケータイは、かつてはガラパゴスと揶揄された日本独自のケータイ機能の一つでしたが、これは非常に便利なものなのです。まぁそれについては、最近はAppleもGoogleもこぞって参加しようとしていることから、否定する人はもはや少数派であると思いますが。これに加えて、防水・防塵は本当によいものなので、こういった機能こそグローバル・スタンダードになって欲しいものです。
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