MySQLクライアント、ここではSequel Pro 1.1.2およびMySQL Workbench 6.3で、AWS上のRDSに、EC2をSSHで踏み台にして接続する時の設定メモ。設定するのに必要な項目をおさえておけばどのソフトウェア使ってもだいたい一緒。当たり前だけれど。
用意
ネットワーク構成。

ネットワーク構成
踏み台を経由してRDSのDBに接続する。なのでローカルにはMySQLが入っていること。あらかじめ、以下のものを用意しておく。
- EC2のIPアドレス
- EC2の鍵
- RDSのエンドポイント
- データベースのユーザ名、パスワード
それぞれAWSのコンソールから確認する。
Sequel Proの場合
Sequel Pro 1.1.2
Mac用のMySQLクライアントSequel Proでは、タブを+で開き、以下のような画面で情報を入力する。

Sequel Pro
- 名前…なんでもよい
- MySQLホスト…RDSのエンドポイント
- ユーザ名…DBを接続するユーザー名
- パスワード…上記ユーザーのパスワード
- SSHホスト…踏み台にするEC2インスタンスのIPアドレス
- SSHユーザ…ec2-user
- SSH鍵…EC2インスタンスの秘密鍵
ポート設定などはデフォルトのままなら特にいじらない。
これで接続できる。お気に入りに追加しておくと楽。
MySQL Workbenchの場合
MySQL Workbench 6.3
個人的にはあまり使わないが、Windowsの人に教える用で時々使う。まずMySQL Connectionsに登録する。

MySQL Workbenchを開いたところ
で、情報を入力する。

MySQL Workbenchの接続情報を入力する画面
- Connection Name…なんでもよい
- Connection Method…Standard TCP/IP over SSH
- SSH Hostname…EC2インスタンスのIPアドレス
- SSH Username…ec2-user
- SSH Password…なし
- SSH Key File…EC2インスタンスの秘密鍵のパス
- MySQL Hostname…RDSのエンドポイント
- MySQL Server Port…3306(デフォルト)
- Username…DBに接続するユーザ名
- Password…DBに接続するユーザのパスワード
Test Connectionして接続。
以上。
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