iDeCoのリスクは日本政府

iDeCoの手数料が引き上げられることにきまった。

iDeCo拠出時の手数料、1回105円→月120円に 27年1月納入分から - 日本経済新聞

この手数料は掛金のたびに差っ引かれるものだ。払える掛金を考えると既にかなり高い水準なのだが、まだ上がるらしい。

これは非常に重要なことだ。ポイントは値上げ額のような算数ではない。重要なことは、国が後出しで制度を変更できるということだ。そして我々に抗う術はない。

それでこういうツイートをした。

iDeCoのリスクは端的に「日本政府を信用すること」なんだが

昔はこう言われても多分本当に何を言っているのかわからなかったろうと思う

https://x.com/tamasan774/status/2050167733002829976?s=20

恐らく一般的には今でも通じがたいと思われるので、この記事に書いていきたい。

…といっても、その根幹はもう書いてしまった。国が後出しで制度を変更できるということ、そして我々は従うしかないこと。これはつまり、我々は覆せない力関係のもとで、相手を信じて、自分の資産を預けている、ということだ。そして今回、その相手は、特にこちらの同意を取ったわけでもなく、一方的に手数料を引き上げた。

これが事の本質だ。15円の値上げ額を福利まで含めていくら払うことになるかを計算し、それでもiDeCoはお得です、というようなツイートも多く散見されたが、それは完全にことの本質を外している。だからもう一回言おう。何度でも言おう。

自分の金なのに、国や組織が決めたルールに振り回され、死ぬまでおろせない場所に塩漬けにされる。そして実際に、手数料が上がった。

これは算数じゃない。政治だ。僕はそれがわかっていなかった。僕は実際そこそこの額を既にiDeCoに納めてしまった。それがいくらか節税になったからといってなんだろうか。

僕はもうすぐ四十になるが、一応現時点では二十年後に引き出せる、ということになっている。だが二十年後に本当に引き出せるかは不透明だ。俺が預けた金を俺は引き出せるかわからない。これは私有財産と言ってよいのか謎だ。

あるいは引き出せたとして、なんらかのペナルティを課せられる可能性もある。たとえば課税対象の範囲を連中はいじれるのだし、そこにインフレという合法的な課税額の引き上げが加われば、連中にかかれば収奪など造作もないことだ。

そのリスクが今回顕現した形だ。繰り返すが、これは算数じゃない。政治だ。力だ

ま…そもそも二十年後にこの国がどうなっているかもわからんがね。年金どころじゃないかもしれないな。いや、果たして僕は生きているだろうか?年金の本質を考えると、それは長生き保険だ。そんなに長く生きられるつもりだったか、僕は。自分の甘さが嫌になる。大甘だ。

まぁいずれにせよ、これは始まりに過ぎないと思う。僕としてはせめて警鐘を鳴らすしかできない。

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