AWSを触り始めて一年くらい経過するのだが、実はいまだにSQSをまともに触っていない。ずっとやらないとまずいなぁとは思いつつ、目の前のタスクに忙殺されていた感じなのだが、Kindle Unlimitedで薄い入門書があったので、とっかかりによいと思って触ってみた。
Kindle Unlimited散策
自分はAmazonのKindle Unlimitedに入っていて、正直あまり有効活用しているとは言い難い。時々本も読んでいるし、ということで脱会もしていないのだけれど、月額1,000円の価値が自分にとって本当にあるのだろうか、という疑問がいつもある。というより、ちゃんと使えば価格分以上の価値があることはわかっているのだけれど、それを有効に使えていない自分に嫌気がさす、というほうが正確だろうと思う。
実際、ラインナップを見ていると手にとって読んでみようかと思う本がけっこうあるので、時間を見つけて読めば、自分にとって価値あるサービスになることは間違いないはず。
だから、今回なにか1冊は読もう……と決めていたわけではないけれど、なにかしら本を読もうというつもりで、ラインナップを眺めていた。で、目についたのはSQS入門という本だった。
SQSの本
「Amazon SQS入門: AWS CLI入門シリーズ コマンドラインハンズオンで学習するAWS」というタイトルで、価格から察せられるとおり盛りだくさんの内容というわけではない。というか、紙であれば本として出せなかっただろうけれど、電子書籍という形態ならば、ページ数が少なくともその分価格を下げればよいわけで、これはこれで今風だと思う。それでさらっと読んでみたのだけれど、まぁたしかにごくごく初歩的な内容ではあったのだけれど、それだけに最初の一歩としてはやりやすかった。とりあえず、コマンドラインで簡単なキューの作成・削除はできる。
まぁSQSはそれ単体で使うことはまずなくて、他のサービスといかに連携させるかというところだから、実際にはこれだけで何ができるというわけではない。けれど、使い方を考えるくらいはできるかなと思う。あと、SQSといえばSNSとの違いが初心者にはわかりづらいのだけれど、SQSはプル型、SNSはプッシュ型、という説明が一言でわかりやすかった。なるほど。
同著者はSNSの本も出しているようなので、そちらも読んでみようと思う。そうしたら、紹介されていたスライド「AWS Black Belt Tech シリーズ 2016 – Amazon SQS / Amazon SNS」を読んでみよう。
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