本格的にLinuxサーバを使い始めた

長いことIntel Mac mini 2018をメインの自宅サーバとしてきたが、今メインサーバの座をLinuxを入れたThinkPad L390にうつしつつある。ThinkPad L390は2018年頃のモデルなので、Mac miniと同世代だ。実際CPUもCore i5-8265Uと第8世代だしね。

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NASを潰した

既存のサーバも動いている中で、なにをもって本格的にというかの定義は難しい。

とりあえず、家にあったNASの電源を落として、データをそっくりうつし、いくつかのアプリをセルフホストで常用している。また、LAN内DNSやリバースプロキシも入れた。コイツを落とすと家の中のネットが落ちる。ついでにDNS-01チャレンジでLAN内なのに証明書更新などもしている(これは正直馬鹿らしいと思ったがブラウザがそれを要求するので仕方がない)。常時稼働が前提となっている。自作アプリのホスティング先にもなっている。

なのでまぁ、本格的に運用している、といってもよいのではなかろうか。

また、サーバの仕事のみならず、YouTubeの垂れ流しなんかもしている。これは4Kディスプレイに繋げる格好だ。まぁ例によって音一つ出すのにもハードウェア周りの調整は必要になったが、今のところ解決不能な問題には直面していない。

Linux Mint Xfce 22.3を導入

ディストリビューションはLinux Mint Xfce 22.3にした。Ubuntuじゃないの、と思われるだろうか。しかし今のUbuntuは重かろう。昔のマシンを復活させるには向かないのではないか。また、今のGNOMEやWaylandをあまり好きになれなくて、xfceを使いたいというのもあった。また、試した時はZorin OSからLiteが消えてしまっていたので、そこそこメジャーどころでLinux Mint Xfceとなった感じ。今はLiteも復活しているので、折を見て試したい。

そもそもサーバにGUIがいるのか?と思われるかもしれないが、ホームサーバとしてはGUIはあったほうが断然よい。というか、普通にYouTube流すとか動画流すとかやるよ。仕事じゃないんだから。それにGUIは便利なもので、スペックがカツカツとか画面がないとかならともかく、普段遣いではあったほうが便利なものだ。

それに、実際使ってみるとXfceは非常に軽量で、4GB RAMでもほとんど困らないと思う。まぁ8GBくらいはあったほうが用途は広がるけどね。かなり多くのことが、4GBでもさばけるよ。

ま、そう言いつつ32GB RAMをぶっ刺したのだが…しかしマジで8GBを越えたことがない。まぁこれから色々入れていったら超えるだろうが、実用上は16GBあればまず十分ではないのかな…。多分それ以上使うような用途になると、CPUのほうがボトルネックになる気がする。

HWはThinkPad L390

なにしろジャンク、2018年のLenovo ThinkPad L390で、CPUはCore i5-8265Uとなっている。

第8世代はラップトップにとっては大きな節目だ。というのも、ここからようやくIntelが舐めプをやめて4コアCPUをラップトップに搭載し始めたので…。それもこれもRyzenのおかげやで。サーバマシンはなんだかんでスペックも重要なので、個人的にはN100のミニPCよりもこの世代のジャンクを漁ったほうがいいと思っている。

なによりラップトップは画面、キーボード、そしてバッテリー(!)が全部盛りの人類の叡智。まぁバッテリーはしばしば切れているのだが、割と80%くらい残っているのもよくあるし、そこは運かな。個人的にはバランスよくできていると思うので、サーバマシンとしての活路を見出すべくジャンクPCを仕入れていたら気づいたら30台越えてしまい、検証がまったく追いついていないので、さすがに今はこれ以上の購入を控えている(^_^;)

で、特にThinkpad L390をメインサーバマシンとして選んだのは、トータルのバランスが良かったからだ。裏蓋開ければCMOS電池までアクセスできるなどメンテナンス性が良い。なによりメモリが換装できる。

当たり前のようだが、そうでもない。この時代は主にAppleのせいだと思うが、メモリをソルダリングするという悪習が流行っていた。なので、X280は上位モデルのはずだが、やや地雷みがある。LANポートやら機能を削ることがイケてるとされた、2010年代のまやかしが極致だった時代。

なので、CPUは2コアになるが、サーバとしてはThinkPadならX270とか一つ前のマシンのほうが良い、という考えも一理ある。X270はメモリ換えられるしLANポートあるし従来の電源ポートとUSB PDの両方に対応しているし筐体もペラペラしていないなど、良いところがある。

まぁでもやっぱりCPU2コアかー、と思ったところでThinkPad L390ですよ。こちらは第8世代Core i5とメモリ換装の両方を備えたThinkPadということで、今更になってLinuxサーバ母体としての妙味が生まれているように思われる。ただ無線チップがIntelとRealtekでガチャらしい。無事Intelだったが。まぁでもこれは500円くらいでフリマでも手に入る。

まぁとはいえ、ThinkPad X280でも(Core i5で8GB RAM以上なら)別に悪くないし、DELLのLatitudeもあるし、流通量がそんなに多くない印象のL390は別に狙って買うモデルでもない。

温故知新

個人的には10年くらい前に、パーソナルなコンピュータとしてのPCはHWもSWもほぼほぼ完成したと思っている。使えないのはHWが悪いのではなく、だいたいWindowsや無駄飯ぐらいのソフトウェアが悪い。

なので、あの時代のジャンクを漁り、そこにLinuxやFOSS、また自作アプリをのせてやりたいことをやるのは、本当は使えるはずの計算資源を有効に使う、意義あることだと思っている。

なかなか普通の人には手が出ない領域であることも確かだが、AIのせいでAI PCが高くなるというグローバルコメディが展開され、資源危機が囁かれる中で今日も元気に生成AIのインプ稼ぎが大流行という狂った時代の中で、見直される道筋もあるのではなかろうか、などと思いつつ、ボチボチと今後のことを考えている。

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