悩みを分析して、解決を目指すWebサービス「あどにゃーのお悩み分離」のお手伝いをしました

[最終更新] 2020年12月15日

あどにゃーのお悩み分離, 診断結果

悩んでいることあります?自分は悩みしかないです。日がな一日悩んでます。悩みというのは難しいもので、考えていくとだんだん泥沼にズブズブはまり、しまいにもはや何に悩んでいるのかもわからなくなる闇。そして気づけば、何もしないうちに時間ばかりがたっている。

どうせウダウダ悩むなら、気休め程度にやってみないか

あどにゃーのお悩み分離

ちょっとした困りごとから人生の重い悩みまで、やけにインテリな猫あどにゃーが分析してくれます。アドラー心理学を元にしているそうです。そして、行動療法的に解決を目指すお手伝いをします。

友人の考えたサービスで、自分は裏のところをちょこちょこと手伝っていました。で、宣伝記事です。10分もかからないと思うので、よければやってみてくださいな。

どういうサービスかというと

あどにゃーのお悩み分離」ですが

  1. 悩みや困っていることを思い浮かべる
  2. 分析を試す
  3. 結果が出る
    1. アドラー心理学を参考にしたとのこと
    2. 自分の責任と自分以外の責任を比率で出してくれたり
      1. 自分以外の責任の比率が大きいと「あなたが悩んでも仕方ないことなので、さっさと環境変えるにゃー」的なにべもないことを言われる。言われた。
  4. (解決の意思があれば)解決編に進む
  5. 悩みを解決した理想の姿を思い浮かべる
  6. 理想の姿に向かうため、日々なにをやるか、具体的なものを宣言する

……といった内容になっています(2019年1月14日現在)。なんか気がつくとすごい変わっているので、また変わるかも。ってか多分変わる。

面白いなーと思うのは、「自分の責任」、つまり「自分がどうにかできる範囲」の割合を示してくれるところ(下図)。

ナマコタイプ…?

たとえば、自分の責任が1%だったら、多分何をどうやっても厳しくて、もう環境変えろってことになってしまうのだと思う。具体例を上げると、自分が前の住居で遭遇した「夜中に絶叫する隣人」という悩み(参考「絶叫隣人、怒鳴り声。隣人トラブルで引っ越した話」)は、どう考えても悪いのは自分じゃないわけで、そうすると環境変えろ、つまり引っ越せ、ということになってしまうわけだ。これはちょっと冷たいかもしれないけれど、でも実際そうするしかないんだと思う。いじめにあったら転校しかない、みたいな。なんでもかんでも「僕が、私が悪いんだ」と自分を100%近く責めがちな人は、一度客観的な数値を見て、自分を労ってほしいと思う。

逆に、自分の責任が99%とかだと、これはもう紛れもなく自分がどうにかしないといけないことなんだけれど、それは「自分でどうにかできること」でもあって、考えようによっては救いがある。というか、このサービスはまさに一番そういう悩み・困りごとを対象にしている。小さなものなら、「最近ビールっ腹になってきてつらい」なんてのはわかりやすく自分の話。

で、自分にできる範囲のところで、具体的に行動を起こして、理想の姿に近づける努力をしましょうや、というのが解決編。友人曰く、これは行動療法とのことで、とにかく何かすることが大事なのだというのは、自分の経験的にも納得できた。それで、まぁ先のダイエットなら「毎日30分走る」とか、そういう具体的な目標を立てて宣言することになるのだけれど、ここのフェーズは割と難しいところなので、面倒なら分析だけでもよいと思います。分析だけでも、質問に答えて自己を見つめ直す過程でカウンセリング効果があるそうな。

まぁとはいえ、実際にやってみたら「この結果納得いかんなー」と思うこともあるだろうし、むしろ結果に納得できない人の声が聞きたいそうなので、是非是非やってみてくださいな。少しでも、心が晴れたらよいのだけれど。単純にサービスとしての使い勝手とかも気になるところだし、とにかく使ってみてもらって、結果を顧みたいところです。

技術的な話

自分は技術としてお手伝いをしていたので、そのへんの話をちょろっとすると、いわゆるSPA(Single Page Application)。機能のほとんどすべてをVue.jsで実装…別の友人が。自分はVue.jsは勉強中だけれど(Udemyの講座がわかりやすいと教えてもらった)全然いじれない悲しい。つまり今回、技術的に自分はあまり頑張っていない 笑。ほとんどフロントの人任せ。友よありがとうというやつです。フロントも勉強します。。。

まずはリリースしたいよね、ということで、作りの粗さとかは気にせずガシガシ作って出したので、わかる人が見れば「あらあらまぁまぁ」という感じなのだが、そこはまぁご愛嬌ということで。次のステップとしては機能のAPI化もあるので(今もログの取得部分はAPIで、さすがに結果だけは隠しています)、そのあたりも含め、ぼちぼち対応していく感じかな、と。

インフラ面は、AWS S3の静的ホスティング機能を利用していて、CloudFront経由で配信している。APIは、AWS LambdaとAPI Gatewayで作った。分析基盤はとにかくS3に打ち込みAWS Athenaにお任せというざっくり具合。何から何までAWS。まだまだ小規模なので、利用料はほとんどかからないはず。

なのでこのサービス、人的コスト以外はドメイン代が一番大きいかもしれない 笑。人的コストにしても、色々な問題点は把握しつつ、「今はここだけ頑張ろう!」という感じなので手間暇は最小限だった。このあたり、友人が非常にうまく舵取りしてくれた。

内容を考えるのが一番難しい

サービス内容を考えるところが一番苦労していると思う(でもそれが正しい姿なのかなぁとも思う)。友人は皆を呼びかけてブレストしたり、資料作って議論したりと忙しそうで。時には自分でものもつくるという。

友人の奮闘のおかげか、このプロジェクトは進め方がなんだかとても洗練されていて(それができる良い人を集めたなぁと感心する。関係する人がけっこう多くてびっくり。皆仕事で忙しい中、すごいことである)、勉強になることが多かった。こんな感じで仕事ができたら、自分の悩みは7割型解決するかもなー……。

自分としても楽しくできたし、目標はもっと先にあるようなので、ちょこちょこ頑張ろうかと。ここ、こうしたらよくない?みたいなのあれば、自分にコメントしてもらってもOKなので、ご意見くださいな。

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