Mac mini 2018のメモリを64GBに増設するか悩んでいる

何もかもが値上がりを続けている中で、メモリとSSDだけはひたすら安く、特にSSDは見ていると世界への愛と感謝で心が満ちていくのを感じる。ついついポチりたくなってしまうが、今のところそれだけの容量のストレージを使う予定もない。そもそも内蔵ストレージはもう既にいっぱいいっぱいだ。

しかしメモリのほうはまだ増設の余地がある。愛機Mac mini 2018は既にRAM 32GBまで増設しているのだが、これを64GBにすることは可能だ。しかもそれが18,000円ほどでできてしまう。素晴らしい。だが何に使うんだ。うるせぇ。

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メモリが安い

なんか暇さえあればメモリとSSDを検索してずっと価格を見ている。何もかもうまくいかない世の中にあって、メモリとSSDだけが僕の心にやすらぎを与えてくれる。しかしどんなに安くても買わなくてはどうにもならない。特にメモリはさすがにそろそろ底打ちの気もする。DDR5への世代交代も控えているわけだし。ということは、ポチってみてもいいのではなかろうか。

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これくらいの価格差ならCrucialにするかなという気はする。別にシリコンパワーで失敗したことがあるわけでもないのだけれどね。

いやしかし、3万近くかけて32GBにしたというのになぁ。それでも当時は「3万で32GBにできるなんて安い!」と思っていた。その倍の容量を半値近い価格でできるようになるとは……。為替を考えたら半値以下か。

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こうなると、昔は夢としか思えなかったメモリ64GBも現実である。正直悩ましい。

ニヤニヤできればいい

とはいえ、64GBのメモリで何をするかというと別段なにかやりたいことがあるわけでもなかったりする。最近React Nativeを始めたので、iOS SimulatorとAndroidのエミュレータを同時に起動してDockerも動かせるよみたいな感じだろうか。うーんCPUのほうが音を上げそう。それとも無限にタブ100万個開けるよみたいな感じだろうか。やっぱりCPUが負けそう。

まぁRAM 32GBの現在でも、何に使っているのかわからんがちょいちょいスワップしているみたいなので、64GB積めば積んだだけ何かしら使うのかもしれない。しかしそれで別にユーザ体験が変わることもなさそうだなぁ。

まぁでも正直UXなど知ったことではなくて、メモリ64GBの表示を見るだけで十分ニヤニヤできるから別にそれでいいとか阿呆なことを思っていたりする。なんか前も同じようなこと書いたな。

正直、一番ネックなのは換装作業だ。Mac mini 2018のメモリ換装は、少々面倒くさい部類に入る。前やったときもちょっとドキドキしたよね。僕、不器用だし。でも換装できるだけいいよ。2014で謎のソルダリングしたのは今でも許してないからな。

というか、M2 Pro Mac miniも出てきたのに、Mac mini 2018をいったいいつまで使うんだ問題もある。ちょっと前までめっちゃ真剣に検討してた癖にっていう。なんだけれど、なんかまだもうちょっとMac mini 2018で頑張ることになるかもなぁと最近は思っているんだよね。

PCのスペックが再び大事になった

というのも、生成AIという明確なゲームチェンジャー、これの存在が大きい。コイツが出てきたせいで、これまでむしろ持て余され気味だった各種スペックが、突然「むしろ足りねぇ」みたいな感じになってしまった。

“無限の柔軟性”を提供するM2搭載「Mac mini」という選択肢の魅力(1/2 ページ) - ITmedia PC USER

上記の記事でも触れられているが、使える生成AIの登場で、突然PCのスペックというやつが再び問題になったのである。

その意味で、「Mac」という縛りの中では確かにM2 Pro Mac miniは魅力があるのだが、その縛りを外すと、だいぶ「うーん」という感じになってしまう。今でさえそういう状況だから、ちょっと時間が立てばM2 Proでは十分戦えないように思う。

パーツを交換できるのは大事

そうすると、当面はフツーにNVIDIAのっけたWindowsを使いつつ、Macは引き続き2018を使い続けるというのが一番ありそうなシナリオだ。正直今はMacに金かけるならグラボに金かけたい。実際、この前10万かけてグラボを交換した。他にも2TB SSDの増設などもしている。M2 Pro Mac miniの半額だが、満足のいく買い物だった。PCにとって拡張性はやっぱり大事だよなと思う。

Appleはずっとオールインワンにしようとしていて、スペックが飽和気味の時はそれもあまり問題にはならないし、M1 MacBook Airなんか飽和の時代の最高傑作だったとすら思う。けれど、ひとたび「足りない」となった時、拡張性は非常に重要なな「性能」になる。拡張性は性能なんだよ。

PCメーカーとしては買い替えてくれなきゃ儲けにならんと思うのかもしれないが、拡張性があるからこそ、「とりあえず買ってもいいかな」とも思える。スペックが足りなければ後で追加すればいいんだしさ。メモリなんてその最たるものだよな。お陰で今、「メモリを追加してもうちょっと使おうかな」とか考えられていて、こういう体験は、いよいよ新調するぞというときに、「またMacにしよう」と思わさせてくれるものだ。

これからまたしばらく、PCのスペックが大事という時代になるのであれば、Appleは今のように拡張性がないままだと、少なくともデスクトップは今後苦戦を強いられるんじゃないか。メモリすら最初に盛らないといけないっていうのは、かなり厳しい制約だものな。いくらユニファイドメモリが優秀だといっても、物理的に大容量が必要ということになれば分が悪いだろう。

期待はしている

それでもHWメーカとしてのAppleには期待しているのだが、時代の変化に適応するのにしばらくかかりそうだなと思っている。個人的には、ティム・クックじゃ厳しそうだなと思っていたりもするが、本人もそろそろ潮時だと思っているようだし、ちょうど良いかもしれんね。

AppleのCEOティム・クックが引退、その時だれが後継者になるのか? | AppBank

平時と有事ではリーダに求められる資質は異なる。ティム・クックは典型的な前者だろう。今にして思うと、10年代の世の中はなんというか、本当に安定していたなぁ。技術的にもどこか飽和していて、デザインとマーケティングの時代だったと思う。でも、これからはまた違うんじゃないかな。

とまぁだいぶ話が脱線したんだけれど、要は今は過渡期で、これからMacもまた変わるんじゃないかと期待しているので、だったらその時まで、今のMac mini 2018をさらに粘らせるのもアリかなと思っていると、そういう話だね。

と言いつつ、単に64GB積みたい言い訳探しているだけかもしれない。はー、どうしようかなぁ。

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