Google Play ストアのレビューが随分と汚い

最近、いまさらながらTwitterを始めました。理由としては、あまりにもWindows 10が来ず、さりとて自分でisoをダウンロードしてインストールするほど欲しいというわけでもなく、しかしこの心情をブログで吐露するには大仰過ぎる、ということで、衝動的にTwitterアカウントを取得して呟いてしまった次第です。Windows 10が来ない、と呟いて満足してからはあまり呟いていないのですが、まぁせっかくアカウントを取得したのだからと、なんとなく公式のクライアントアプリ(Android)をインストールしました。

目次

レビューに怨嗟溢れる動画の自動再生、しかし設定で変更可能

インストールする際、何か注意点はないかと、Google Playのレビューを眺めていました。アプリ、特にSNSのアプリは、公開される個人情報やその範囲について、よく確認しておかないと後々たいへんな目に合う可能性があります。何か際立って問題となるようなところがあれば、当然レビューされているでしょうから、アプリをインストールする時は、レビューをざっと眺めることにしています。

さて、このアプリのレビューで目立つのは、最近追加されたらしい動画の自動再生機能に対する怨嗟の声です。どうやら、フォローしている人がツイートした動画が、勝手に再生されるものであるらしい。動画ですから通信も馬鹿にならないし、単純に煩わしくもある。なるほどそんなものが勝手に実装され、かつ変えられないのであれば、確かに鬱陶しい問題です。以前の状態に戻してくれ戻してくれと書かれているのも理解できる話です。そんな仕様は嫌だなぁ、しかし本当にどうしようもないものなのだろうか、と思いながらも、とりあえず使ってみないことには勝手もわかるまい、と数分くらいカチャカチャ使ってみました。

まず確認すべきは設定です。自分のアカウントが検索される条件や範囲、ツイートの広がる範囲など、よく確認しておかねばなりません。一通りの設定項目を見ながら、目についたのが動画の自動再生機能のオン・オフ。あれ、なんだ、普通にオフにできるんじゃないか…。なんとなく気になって調べてみると、別に後から追加された設定項目でもなく、実装と同時に設定できるようになっていたようですし…(参考:「Twitterの動画自動再生機能を止める方法 - GIGAZINE」)。では、以前の状態に戻せと書かれていたのはいったい、と思うと、まぁなんとなく予想していたことではあるのですが、設定項目に気づいていないのだろう、と。

インターネットでの言葉遣い

こういったアプリを使ううえで、設定をよく確認するのは基本事項ですから、それを怠っていることの瑕疵はユーザー側にもあるものの、Twitter側の都合による仕様の変更も多少強引なところがありますから、この仕様変更が批判されること自体は理解できます。しかしながら、私が気になるのは、その内容よりかは、レビュー全般の書き方といいますか、言葉遣いといいますか、とにかく言葉が汚いことです。もちろん真っ当なものもあるのですが、それが霞んでしまうほどに、全体としてかつての2ちゃんねる以上に便所の落書きのような印象を受けます。

元より匿名文化の発達してきたインターネットにおいては、2ちゃんねるやふたばちゃんねるを始めとする匿名掲示板において特に顕著に、不躾な言葉によるやりとりがなされてきました。一方で過剰なマナーを求め、しかしながら悪意というのは形式の外にあるものですから、外面だけ取り繕い皮肉と嫌味に満ちた慇懃無礼なやりとりをする一般掲示板も多くありました。やりとりというよりかは、煽り合いでしょうか。前者の文化は主としてまとめサイトやブログ文化に継承され、後者の文化はAmazonやカカクコムのレビューなどによく継承されたなと思っています。悪い側面を取り上げましたが、もちろん良い側面もあって、前者はフランクで気軽な、しかも本音をよく知れるやりとりでもありましたし、後者は丁寧で感じの良いやりとりでもありました。要はそこに悪意を込めるかどうかなのですが、場によって悪意の表現方法が変わります

Google Play ストア(App Store)のレビューから異文化の臭いを感じる

App StoreやGoogle Playのレビュー欄は、アカウントに紐付けられ、公式の場での、また実際のアプリのレビューですから、性質的にはAmazonやカカクコムのレビューに近いと思うのですが、どういうわけか匿名掲示板のようなレビュー、というよりは書き込みが多い。いや、それよりも酷いかもしれません。しかも、攻撃的な悪意が目立つ。そのレビューの汚さは、だいぶ前から不思議でした。何故こんな、駄々をこねる小学生のような文が溢れるようになってしまったのでしょう…。他国の状況はどうなのだろうか、と思って軽く検索をかけてみると、どうもそんなことはないらしい(参考:「App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る - 脱社畜ブログ」)。どうやら、この問題は関係者の間では割と有名な、根の深い日本的問題である模様。

それにしても、同じ日本のAmazon.co.jpのレビューだってもっとまともです(ジャンルによりけりではありますが)。全体として、「この文章は他の人に見られるものだ」という意識がまるで感じられないものが多く見受けられます。これは、私がこれまでにインターネット上で見てきた文化とは、異なるところから持ち込まれたのではないかと思えてなりません。そうでなければ、Amazonのレビューにすら大きく劣る、匿名掲示板の悪意ばかりを抽出したようなこのレビュー群を、どう説明をつければよいのか。これまでの日本のインターネットとは異質の文化を感じます。

結局日本人論に帰結する?

考えてみれば、スマートフォンの普及によって、それまでコンピュータとは縁ない人たちも広くインターネットを楽しむようになりました。その影響でしょうか。でもそれは他国も同様です。となると、やはり日本人論に帰結するのでしょうか。論理としては飛躍を感じますが、実生活から妙な説得力を感じてしまい、この件、少し興味があります。

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コメント

コメント一覧 (21件)

  • 現在の日本でもクレーマー問題は重大な社会問題ですが、こういうレビューを書き込むような子供達がこのまま大人になった時にどうなるかを想像すると暗澹たる気持になります。
    今よりひどいクレーマーが日本中に溢れかえった社会とはどのようなものになるのでしょう。

  • >社会人さん
    クレーマー問題とは確かに根が繋がっていそうですね。クレーマーはどちらかというと上の年代に多い印象ですが、若い世代のダークな部分がネットに噴出している面などもあるかもしれません。クレーマーの統計があれば、色々わかりそうなのですが。
    星新一のショートショートで、同じ人同士で、ある時は客の立場でクレームをつけ、ある時は店員の立場でクレームを付け合う、という社会の話がありました。一種のディストピアですが、現実問題、常にお客様の立場でいられる人ばかりではありませんし、どこかで揺り戻しがくるのではないかなぁと思っています(楽観的?)。

  • 2年前の記事ではありますが、便所の落書きという表現が非常に的確だと思ったのでコメントを残していきます。
    まず海外との比較についてですが、これは断言できますが日本人のレビューの質の低さ、不愉快さは世界でも突出しています。仕事で40カ国以上の国からの数万件のレビューを見てきましたが、アプリではなく作者や運営、さらには高評価のレビュワーに向かって死ねだのクズだのサクラだのとこきおろすのも、そういった暴言に対して他のレビュワーがまったくといっていいほど注意せず、むしろ便乗して一緒に叩いてくるのも日本だけです。運営がレビューに返事をすれば「返事の仕方が悪い」、返事をしなければ「対応が悪い」ととにかく文句が多く、まるで他人を叩ける機会を手ぐすね引いて待っているような不気味さを感じます。他人を叩くことが娯楽化しているのでは、とも感じます。
    揺り戻し、はまた別にあると私も思いますが、すでにこうした好き勝手な暴言とそれを誰も止めてこなかったことへのツケは回ってきていますよ。便所の落書きをまともに読む人などいないし、よそでいくらでも良質なレビューを得られるのに、わざわざ便所の落書きの中に有益な情報がないかと探す人もいませんよね。まさにそういう状況になってきています。どうにかしないといけませんが、暴言レビューについて警告しても反日だの在日呼ばわりだのされる現状を見ると先行きは暗いです。

    • >アプリ開発者さん
      コメントありがとうございます。経験者談とても参考になります。二年前から特に状況は変わっていないですよねぇ。便所の落書きは元は2ちゃんねるを揶揄する言葉でしたが、今のアプリレビュー欄は当時の2ちゃんねるより酷いかもですね。
      海外レビューとの比較の話は、一日本人として暗くなってしまいますが、日本の考えなくてはいけない問題の一つなのだと思います。落とした財布が届く国でもあるのですが……。どこかで空気が変わればよいのですけれど。

  • はじめまして。
    私も個人の趣味ながら、アプリを開発している者です。
    自分が至らないからと思う反面、もう少し気を使ってレビューを書いて貰えないものかと気落ちして、ネットを彷徨っていたところ、こちらに辿り着きました。
    興味深く拝読させていただきました。特に海外レビューのお話は、日本だけなのかと驚きました。
    海外にもクレーマーはいるでしょうし、なにが違うのかを私なりに考えてみたのですが、レビューという言葉が罠になってるということはないでしょうか?
    和製英語のように レビュー=感想 と捉えて、2ちゃんねるのように自由に感想を書いていい場所と思ってる。
    一方、海外の方は、批評と捉えるので荒れにくい。
    そうなると、日本のアマゾンのレビューがそこまで酷くないのは何故か?と疑問に思うのですが、購買意欲があり、一度でもお金を出す価値があると判断した商品についてのレビューだからかな?と。
    アプリは基本無料が多いように思うので、失礼な言い方になりますが、お金を出したくない人が多く、年齢や経済面で層が違うのかも?と思いました。
    かといって、2ちゃんねるだろうがネットに悪口を書き込んで良い理由はなく、どこかで歯止めを掛けれないものかと思います。
    突き詰めると、教育になるのでしょうか。
    ちょうど選挙ですし、教育問題にも目を向けてみようと思います。
    2年前の記事に突然のコメントで失礼致しました。

    • >素人アプリ開発者さん
      はじめまして。コメントはいつでも歓迎です。
      アプリ製作お疲れ様です。せっかく作って公開したものに対して、心無いコメントはつらいですね。

      統計的な調査結果があるわけではないので、諸外国との比較はあくまで実感ベースと思います。個人的には納得してしまいましたが…。
      レビューとreviewの温度差はあるかもですね。そもそも、国語の授業は小説の読解がほとんどで、批評、いやそれ以前に論理的な文章の書き方もほとんど習いませんし。reviewを書ける人自体が少ないのかも。罵倒と批判の区別がつかない人もいそうです。
      ただ、そうだとしてもやはり、悪辣な言葉を投げかけるのはその人の教養を疑ってしまいますが…感想にしたって、人に向かって言う以上、言い方というものがありますしねぇ……。
      無料のものほど、寄せられるコメントの質が悪くなる傾向がある、という話は聞くことがあります。実際のアプリのレビューを見ていても、その傾向はあるような気がします。
      Amazonもゲーム系はひどいという話もありますし、確かに層の問題なのかもしれませんし、なんともよくわかりません。目に余るコメントはよく目につくので、一度ちゃんとした調査がされるとよいのですが。

  • 我々日本人特有の陰湿でネチネチした性格がモロに出ている、と感じます。
    現実社会においても、また、ネットの中でもそれは不変。
    「他人を叩ける機会を手ぐすね引いて待っている」恐ろしい位、的を得たコメントです。まさにサバンナのハイエナです。
    大災害があれば、その被災者を差別し叩く。
    賠償金を貰うと、それを理由にさらに叩く。
    会社内では仕事を悪用して叩く(電通の女性社員殺し事件など)
    表では善人面、裏では極悪非道。
    自身の発言が受け入れられないと、反日・非国民・朝鮮人・在日・共産主義などと喚き散らす。それを嗅ぎ付けた同類が、さらに扇動する。
    これら全て、根っこの部分は同じですね。
    また、確たる根拠が無いにもかかわらず、やたら分類することが好きなのも日本人の特徴。何かにつけて線を引き、私は○○派とか、俺は○○勢とか。
    結果、疑心暗鬼に陥り、やがて自ら敵を作り出す。
    そして、全く関わりの無い者に対し言い掛かりを付け、陰湿な攻撃が始まる。
    島国ニッポン人。裏の顔は餓鬼の様ですね。
    (だからと言って、悪質な行為を肯定する気は毛頭ありませんので悪しからず。)

    • >flashさん
      はは…。確かに、私たちには二面性があるのはそうだと思います。
      日本人の勤勉さと過労死問題などはまさにコインの裏表ですね。お客様には過剰なほど丁寧な一方、身内になるのは難しく、また身内に対する扱いは酷いものであったりする。かと思えば、お客様ではない余所者には冷淡…というより、我関せず、と言うべき態度でしょうか。距離感というのは難しい。
      悪辣なレビューだけでなく、炎上やSNSいじめなどは、特に日本で深刻だという話も聞きます。
      一方で、お人好しで礼儀正しく、マナーの良い日本人というのも、これも決して言い過ぎではなとも思います。
      私はおっちょこちょいで、これまで何度も財布を落としているんですが、これまですべて見つかって、届けられているんです。匿名で。中身もなくならず。
      私の財布を届けてくれた人は、家に帰ってから無料で落としたソフトウェアの作者を人格否定しているんだろうか?と考えると、そんなことはないはずだと思うのです。

      しかし、単に良い人も悪い人もいる、なんてシンプルな話でもないと思っています。それは万国共通で、日本特有の問題にはならないはずですから。
      では日本人に悪質な人が多いのか、というとやっぱりそうとも思えない。
      ただ、悪質な行為が目立ちやすく、増長しやすいのではないのか、そんな風に思います。

      必ず届く財布も、非常における日本人のマナーの良さ、思いやり溢れる美談も、悪辣なレビューも、炎上も、ブラック企業も、すべて一繋がりの何かがあると、そう感じます。

  • 昔の人はインターネットが集合知の極致になると信じて善良で先進的な人たちが
    ギブ&ギブもしくはギブ&テイクし、良いものをみんなに共有・提供しようとするという空気があったように思います
    レビューを書くにしてもこの文を書くことでインターネット世界にとって為になるかということを考えていた人が多かったのではないでしょうか
    情報や利益を偉い人、インターネットからから享受するだけの人も弁えていた
    感謝の念と、コミュニティを盛り下げないようとする最低限の分別があったと感じます

    インターネットが普及しきってからインターネットを利用するようになった人々は
    テイク&テイクで微塵も質の良いレビューを行いインターネットに貢献するという概念が出てこないような
    所謂お客様気質で当たり前の人がとっても多いのではないでしょうか
    おまけにまともなレビューよりもよくわからんけど☆5みたいなレビューの方が参考になったが多いアプリも多々あり見ていると頭がおかしくなりそうです

    思うにレビュー投稿の手順を増やしたり少し複雑な登録が必要にする等、敷居を少しだけ高くすればすごくレビューの質が高くなりそうな気がしますね
    PCからスマホに、個人ページからblogへ、blogからtwitter等SNSへの移り変わりを見るに
    Googleや強い企業が頑張って世の中を簡単にすればするほどインターネット世界の質が下がっていく気がしますね

    • >seroroさん
      そうですね、昔は自分の書き込み一つがインターネットの一部になるということを、程度の差はあれ意識していた人が多かったと思います。
      使う人も変わったし、サービスを提供する側の意識も変わったのかもしれません。どちらが先かは鶏と卵ですが。
      最近はWeb系の仕事になったので、サービスの敷居を下げようとする提供側の気持ちもよくわかります。でもなかなか使ってくれない 笑。人がいるところに、人は集まるからでしょうか。そうして集まり始めると、質の低下が始まる…というより、妙な人が悪目立ちして、それに全体の流れも引きずられてしまうような傾向あるように思います。

    • レビュー書いてる人の言葉が汚いのはネットだから仕方ない事。だからと言って容認される事ではありませんが「YouTube」のコメント欄や「Twitter」等のSNSですら汚い言葉が飛び交ってるのだからアプリのレビューで汚い言葉が出ない訳がない。特に低評価レビューに多いですが理由としてはやはり、そういう人達は「キレてるから」だと思います。キレてる内容は書き込んでるアプリによって様々ですが大抵は「重すぎて使えない!」とかでしょうか?ゲームなら「○連ガチャ回しても良いの(高レア)が出ない!」や「敵強すぎ!」というが大抵でしょうか?そういうイライラがレビューの言葉使いに表れてるんだと思います。そしてこれはあくまで「低評価レビュー」の汚い言葉使いの一例ですが高評価レビューも汚い言葉を使う人が多々居ます。大抵は低評価レビューに対してですけどね。「~に文句言ってるヤツはやるな!」(←実際に見るとこれより言葉使いは悪いです)とかね。まさに「売り言葉に買い言葉」で自分が「良い」と思ってるものを(低評価レビューを投稿した人達が)否定したのが気に入らなくてこういう書き込みをします。確かに低評価レビューを投稿した人達は口は悪いですが評価は人それぞれなので自分の書き込みに対してとやかく言われる筋合いはありません。そもそもレビューは「使ってみた(プレイしてみた)感想を本来書く場所」であって一部のSNSみたいに「どっちが正しいか議論する場所」ではありません。俺はそういうレビューを見つけると「不適切な内容」として通報してます(効果があるのかは分かりません)。俺が思うにユーザー側にモラルがない以上、一番有効なのは「特定の文字があると投稿できない様にする事」だとは思いますがそれだと「汚い言葉ではないがその単語が含まれた言葉があっても投稿できない」のと「工夫一つ(バ○、○ス、ク○等)で汚い言葉でも投稿できてしまう」のが難点。本当は「ネット利用」も「ドライバー(車やバイク等)」や「医者」みたいに「免許がないとできない」様にしてそういう発言をしたユーザーを取り締まり、最悪、免許停止か剥奪の罰を与えて無免許でのネット利用は「無免許運転」等と同等の罰則を課すのが今のネットには効果的なのでしょうけどね。そうなる前に「ネットマナー」「ネチケット」を身につけてほしいものです。

  • とても真理をついた記事に共感させられながら読ませていただきました。
    こちらの記事は2015年に書かれたもののようですが、数年経った今でもあまりアプリレビューのマナーが向上してると感じられないのが悲しいです。

    1年と少し前、マレーシア人の元同僚が、その『日本式レビュー』の洗礼に遭いました。
    その人は日本のサブカルコンテンツに憧れて日本に来たそうです。
    そこで一緒に仕事をして、経験と人脈を得て、半年ほど(自分が知らない期間も考えるともっと長く)かけて、彼は無料のゲームアプリをリリースしました。
    しかし、そこで待っていたのは、目を覆うばかりの暴言の嵐(客観的に見ても、それほど出来が悪かったようには決して思えません。まして無料)。
    彼は目に見えて落ち込んだ後、都合により数ヶ月で帰国しました。
    少し前まで業務上skypeでやり取りすることがありましたが、彼はすっかり日本が嫌いになってしまったようです…。残念です。

    • >ゲーム会社社員さん
      コメントありがとうございます。返信すっかり遅れてしまいました。

      私もアプリをダウンロードする時にはざっと目をとおしますが、相変わらずという感じですね。ゲーム周りは特に酷いと思え、ご苦労されていることとお察し致します。
      マレーシアの方のことは本当に残念です。普通、サブカルチャーは国境を超えて人と人を繋ぐはずなんですが……どうしてこうなってしまったんでしょう。。。

      礼を欠いたレビューをつけるユーザーに対して、デベロッパーが返信でお説教をしているという、衝撃的なスクショを先日Twitterで見て笑ってしまいました。笑っちゃいけないんですが。

  • 考えるべきことだとは思いますが、海外でも結構ひどいです
    サポートセンターのアルバイトしてましたけど、かな~り怒鳴ってきます
    大声で怒鳴り散らすとかしょっちゅうです。
    それで鬱になる人います、日本でもバイトしましたけどあそこまでは居なかったですね
    欧米かどうかってのもあるんでしょうけど、アジアでも韓国系の人はいちばん怒鳴りますね
    おっとりしてるのはベトナム系でした

    世界的にあるんでしょうね、クレーマーって。
    評価が低いというか割とネガティブ気質なところはあると思います
    欧米だとドイツとかそういう感じでした

    ただ治安の良さとか財布が戻ってくるとかそういうこともきちんと誇っていくべきかと
    ここで悪いところばかりに目が行くネガティブな思考こそまず私たちは直していくべきじゃないのかなあと

    そして私も自分が開発したゲームではないですけど、STEAMでかなり嫌なコメントみたことがあります
    英語で、少し癖があったのでイギリス人かと思いますが、
    RPGツクール製のゲームというだけで批難しまくり、こんな簡単につくれるゲームはゲームじゃない
    ツクールというだけで買わないみたいな文章が
    2~3ページぐらいにびっしり書いてありました。
    海外でもかなりあります。この手のコメントとレビューの問題って

    もうコメントはなしにして、評価だけにするか
    いっそ評価もなしにすればいいと思うんですよね
    売上ランキングだけつけてそっちから見たい人は買えばいいし
    そんなのじゃなくて自分の直感で決める人は決めればいいし
    私はもう極力レビューはみないようにしましたね
    いっちゃなんですけど、まともな人っていちいちレビューしないんですよ
    いちゃもんつけたい人かあとたまたま暇だったとかで

    せいぜい、いいね押すぐらいです。

    ゲームだとゲハ民とかもいますけど、ほんとやめてほしいですよねえ
    あとは海外レビューのほうが単純にかかわってる人が多いのでそれなりには評価できるかと

    ただつまらないのに高評価とかはありますからやっぱし信用はできないですね
    でも、問題は攻撃的なコメントとかレビューであってそちらは取り締まったほうがいいのかなあと
    steamでもかなり問題になってて、さっきあげた例でもその攻撃的なコメントを支持してる人もいました。そのせいでコメントるける機能をデフォルトではOFFにするようになりました。

    コメント見る限り、RPGツクール使っても作れなかったからって他の人のゲームも糞って荒らしてる人でした。
    こういう人はやっぱしどこにでもいます。
    あと嫌な話ですけど、ゲハ民とかには反日系の在〇の人もいるそうで、実際逮捕者のなかにはいるみたいです。

    こういう人が勝手にあらしておかげでゲームへのコメント禁止になって
    こういう人に限って日本人の民度がとか言ってくるんですよ
    平気で嘘つきます日本人のコールセンタで鬱になったとかいいだします
    聞いたことないです、コールセンターでは日本人まず間違いなくおとなしいです

    なんて言ったって英語苦手ですからね
    正直、欧米人のほうがすっごく怒鳴ってきます、あとはアジア系でも韓国人のほうがよっぽど火病おこします。中国は意外と怒りませんでした。ただ話が長いです。

    長文長々とすみません
    こんな感じでしたね。取り組むべき問題かもしれませんが世界的にやっぱりいるので
    コメント機能事態ON.OFFにするとかが現実的じゃないかなあと

    • すっかり返信遅れてしまいました。

      海外ゲームレビュー事情の情報ありがとうございます。とても面白いです。

      無責任なレビューという問題自体は世界共通であるのかもしれません。
      日用品、アプリ、ゲームなど、ジャンル毎にまた異なる性質が見えてくるのかも。
      Amazonのレビューでも、ゲームジャンルはちょっと異質な空気があるように感じました。
      流れみたいなものもありますね、褒める流れとか貶す流れみたいなものが。
      このへんは本のレビューでもちょっと近いところがあります。

      あとは、絶対数で言えば市場内の人口の問題もあるでしょうか。韓国はオンラインゲームの盛んな国だと聞きますし、その分目立つのかも(まぁ怒り出しそうだなぁというイメージは正直あるのですが…)。
      考え始めると、非常に多岐に渡る問題ですね。

      個人的には、なんだかんだ言ってもAmazonの商品レビューなどは参考になることが多いと思っているのですが……。
      何か対策はないものですかね。

  • 丁寧にまとまっていて、非常に読みやすい記事でした。ありがとうございます。

    不満でも削除すればいいだけで何の損もしていない無料アプリにも、容赦ない暴言を吐きかけるレビュアーの姿に少し辟易していたところでした。

    「他人を叩ける機会を手ぐすね引いて待っている」に、自分も同感です。
    そして、残念ながらそういった人間がいなくならないだろうとも思っています。

    「海外でもある程度酷いレビューする人もいるが、同時に褒めたりフォローする人も多いので結果的にバランスが取れている」
    と、アプリ市場のコラムで読んだことがあります。
    確かに減点法の教育である日本だと、美点より欠点に目が行ってしまいますからね。

    我々が目指すべきは、「褒める」「フォローする」「暴言は恥ずかしいことだと認識する」ことかと思います。

    youtubeのように、レビュー機能のON・OFFやブロックがあればいいと自分も思います。

    • おかしなレビューをする人の比率自体はそんなに多くないのかもしれませんが、レビューをする人自体が少ないので、全体として目立ってしまっている、というのもあるかもしれないですね。確かに我々は素直に褒められない人が多いと思います(私も含めて…)。
      教育の影響はあるような気がします。減点法が基本で全体主義的ですし。

  • この手の問題について客観的に論じようとしている人を見るとほっとします。
    私はもう10年近く、ストアでアプリを全世界対象に公開していますが、日本人のレビューのひどさにはとっくにお手上げ状態です。ただの罵声や身勝手な要求、他人の攻撃に乗っかってくる人の数、しつこさなど、他国の比ではありません。

    他国から罵声罵倒が来ないわけではもちろんありません。感情的なコメントもそれなりに来ます。ただ決定的に違うのは、まともな対応に対して態度を改めたり謝罪したりしてくる人が、他の国には少なくないのに日本人だけは皆無に近いことです。開発サイドが冷静に対応するとよその国の人からは「感情的になっていましたすみません」「納得できました。対応に感謝します」といった反応が返ってくることが珍しくないのに、日本人の低評価レビュワーのほとんどは延々と文句や罵倒を繰り返し、仮に無茶な要求に対応したとしても「できるなら最初からやれゴミ運営」などと書いてきます。
    日本人だけコメント禁止とか、日本人レビューは無視されているという話はだいぶ前からほうぼうで聞いていますが、対応してさえ罵倒してくる、しかもそれがことごとく日本人となれば無理からぬことに思えます。

    本記事の内容にはすべて同意できるのですが、私には事態はすでにずっと深刻になっていると思えます。
    私もこれらの傾向には以前から興味があり、仕事で悪質レビューの相手をするだけでなく、SNSで突然おかしな発言をしてくる人など、たくさんの人にあえて返事をして意見を聞いてきました。その結果、返ってくる反応がほとんど同じであることに気が付きました。
    「言いたいことを言っただけだ。それの何が悪い」
    「こっちが悪いみたいに言うな」
    「誰も考えてものを言ってないんだから、考えるほうがおかしい」
    何も考えていない、思ったことを口に出しただけ、と堂々と言ってくる人がほとんどです。そしてこちらは極力相手を刺激しない言葉を選んで意見を聞いていますが、こちらの言葉遣いではなく、反論された、意見を返された、と「感じた」だけで攻撃とみなす人が少なくありません。こちらの言葉をどう解釈したらそんなに怒り狂えるのか、とまったく理解できない例もいくつも見てきました。
    そして年齢性別も問いません。やりとりだけ見ればまるで5才児なのに、確認できた限りでも大学生から上は60代まで、上に挙げたような発言を本当にたくさん聞いてきました。

    では文句の多い人が特別頭を使っておらず、そのために目立っているだけでしょうか。
    私はそれにも賛成できません。身近で何も意見や感想を言わない人にそれとなく話を振ってみても、ほぼ「何も」「別に」くらいしか返ってきません。やたらと思ったことを口にしないだけましかもしれませんが、黙っているだけの人の多くは単に何も考えていないだけでしょう。

    もはや他人が読む文章だと意識していないとか、褒めるのが下手というレベルではなく、文字通り何も考えていない、自分本位でしかない人が増えているのだと思います。日本の教育(正解だけを教え込む)、文化(空気を読めというばかりで話し合わない)、性格(まわりに合わせて言動を変えるので無責任)など、考える力が育たない要因はいろいろ考えつきますが、「おれは何も考えていないから正しいんだ」などと真顔で言い返してくる大人に何を言っても変わらないでしょう。
    右へならえの国民性では、楽な方に流れだしたら止まらなくなると思います。問題意識を持つ人がくどいくらい手本を見せて、真似させる、くらいしかよい改善策を思いつきません。

    • ううん、実際に公開されている方のコメントは重いですね。そもそも何も考えていないというのはなんとも……。
      でもそうかもしれないですね。
      冷静に対応した後に追い打ちをかけるのは目に浮かぶようです。
      匿名掲示板よりも品性がないように見えるのは、反論されることはないという気持ちがあるからなのかな…。

      人は間違う生き物ですが、間違う以前の話だなぁと、昨今の情勢を見ても思うことがあります。

  • 私は「お客様は神様」精神でクレーマーたちに成功体験を与えて増長させ続けた結果が今の現状ではないかと考えてます。
    日本人は欧米人や中国人などと比べると一般的に自己主張が弱い傾向がある(確かにそれは海外の人と接していると強く感じる)ので、大多数の特に問題なく利用しているユーザーは殆ど声を上げず、そのせいで少数の声の大きいクレーマーが目立つというのが大きいかと(アプリゲームが衰退するテンプレとして似たような話もありましたね…)
    学生の頃に接客業でバイトしていた時も、殆どの人たちは何の問題もない普通の客でクレーマーが来ることは極めて稀なのですが、その少数のクレーマーがものすごく酷いといった状況でした。レビューに関しても同じで、言葉は悪いですが要するに「日本の中の吹き溜まりのクソ」が顕在化しているのがアレなんじゃないかと考えてます。
    酷いレビューが多いのは事実ですが、そもそもレビュー数自体がユーザー数から見ればごく一部な訳ですし。

    しかしこの手の話題では必ずと言っていいほどすぐに日本人論を語りだす人が出てきますが、人口全体から見たら極めて少数でしかない一部の悪質レビュワーを以て「これだから日本人は~」と軽々しく日本人全体を否定的に語る人たちにはとても違和感を感じますね。
    それこそまさにあなた達が批判している「画一的な思考で物事の悪い面ばかりを見る人」では?
    そういう人たちが使う「日本人」の中にその人自身が入っているのかどうかは非常に気になるところですね(笑)

    • 殆どの人たちは問題ない、は非常に重要な指摘だと思います。
      その比率が諸外国に比べて多いのか少ないのかはわかりませんが、比率としては品が良いほうなのではないかな。
      一方で、現実問題、ひどいレビューがやけに顕在化している、というのもやはり否定できないように思えます。
      この事象を説明する見解として、月さんのおっしゃる「クレーマーに成功体験を与えて増長させ続けた」に私も同意します。

      私が最近思うのは、私自身は確かにモンスタークレーマーではないのですが、しかし増長させてきた一人ではあったかもしれない、ということです。そしてそれは、きっと私だけではない。
      私はこの問題を、日本の社会的な問題と考えています。
      日本人に悪質なクレーマーが多いと言いたいのではありません。
      悪質なクレーマーを増長させる環境を、皆で作ってしまっているのではないかと、そういう疑念があります。
      非礼な態度にもNOを言いづらい空気みたいなものがあるように感じていて、何故そうなってしまったのか、朧気ながら思うことはあっても、どうにもよくわかりません。

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