どうせまた何するか忘れるのでメモ。7月と1月における零細会社のイベント源泉所得税の納期特例
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所得税徴収高計算書(源泉所得税)の作成・送信から納税まで、一連の画面操作でできるのですか。| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
手続き
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申請・納付手続から「申告・申請・納税」の「新規作成」。その後ズラズラと謎の日本語が並ぶが、「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)」を選ぶ。地味にこの最初の「どれ選ぶねん」が難所。
その後の操作。
- 1/2
- 年の入力と、1月〜6月 or 7月〜12月
- 区分は「役員賞与」
- 2/2
- 支給額は総額。税額0円におさまる程度
- 同上の支払い確定年月日なる謎の日付は最後に役員報酬を支払った日でよさそう。
この「支払い確定年月日」は役所言葉に振り回されてきた人ならば立ち止まるだろう。6か月払っているわけだけれど、最後に支払った日でいいのか、それとも末日なのか、あるいは記載不要なのか、それとも「役員報酬の額面を決めた日ですけど?」というウルトラCなのか。
これはヘルプを見ると以下のようになっている。
役員賞与について支払の確定した年月日を入力します。
「支払い確定年月日とは支払いの確定した年月日のことです。」
進次郎かな?だからそれがいつになるのかを聞いてるんだ。
まぁこれについては恐らくそのまんまで、最後に支払った日をそのまま書けばよい(今回は6/25)と思われる。
税理士ドットコム - [源泉徴収]役員に支給する賞与の所得税徴収高計算書の記載について - 支払い日と同じ日を記載してもらえれば大丈夫です。
Claudeもそう言っていたので、これはまんま額面通り受け取ればいいのかな、と思う。
なぜこのように疑うかと言えば、役所言葉はしばしば日常的な言葉字面通りではなく特別な意味を持つからだ。たとえば再就職雇用手当の受給条件に「一年以上継続見込み」があるのだが、これは「一年の業務委託契約書」では不十分とみなされる。字義的に解釈すれば一年は一年以上に入るが、役所的に一年以上とはoverである。「見込み」という言葉も重要で、「一年続いた」という実績は「見込み」ではないとのことだった。
まぁ実際は最終的に職員の判断になるものと思われるが、このようなチェックリストがあるようだった。公開しないのは、内部的な基準だからなんだろうか。
このようなことがあるので、特に手続きにおいて「用語」っぽいものはすべて「何か特殊な意味があるのではないか」という疑念が生じる。役所言葉が意味不明な理由の一つは、日常の言葉を専門用語化して謎解釈している時と、本当にそのまんま受け取るべき時が混在していて、しかもそれが一般からは見分けがつかないことやろね。
悩むところはここくらいかな。
最後送信したら、受信通知を確認して完了。
みかじめ料
まぁ0円なので間違っていたところで0になにをかけても0だし、役所も暇じゃないだろうから源泉所得税0円太郎をつっつきにこないとは思うが。
っていうかどうせ期末に払わされるのに、源泉徴収というのは非常に不合理だと思うが、1円でも多く早くとりたい国家の欲望とそれを実現させる力の賜物である。国家と国民の非対称な力関係を強く感じさせられるね。
まぁ愚痴ってもしゃあないので手続きはさっさと終わらせよう。なお締め切り日に慌ててやった模様。

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