Tab Reloaderという拡張機能を使っている。
名前の通り、特定のタブを一定間隔で自動更新してくれるだけのやつだ。使い方にクセがなく、無料で必要な機能が一通り揃っている。これだけで、特定のページを定期的にリフレッシュする要望はほぼ解決する。まぁこういうのは昔からいろいろあるので、別にTab Reloaderじゃなくてもいいと思うが、別に拘りもないのでTab Reloaderを使っている。
ノーコードツールと自動更新
具体的には、僕はこのTab Reloaderを、Querierで使っている。Querierはいわゆるノーコードサービスで、データベースとかAPIからデータを引っ張ってきたのを、テーブルにしたりグラフにしたりした画面を構成するものだ。一言でいえばダッシュボード作るやつ。
たとえばこれは毎日SSDの健康状態を送信しグラフ化するという謎アプリである。

まぁ色々制約はあるんだけれど、さっとつくってみる分には楽。僕のようなフロントエンドクソ雑魚野郎でも、とりあえず目的を達せられる。ドラッグ&ドロップでボタンとか表とか配置するだけなら僕にもできるので。バックエンドしかできないマン向けツール。
ただ、DBとかAPIとか自分で作れると画面はすぐできるんだが、Querierの画面はリアルタイムで内容をリフレッシュできない。つまり、更新ボタンを設置して、手動で更新ボタンを押さないと最新のデータが見られない。機能的にあっていい気はするんだが、まぁリアルタイム更新みたいな機能はノーコード的に色々考えることがあって面倒なのだろうなと思われる。ノーコードは「いかにして制約を作り込むか」みたいな側面があるので。
しかし、データを表示するダッシュボードならば、放置しておいてふと見た時には最新データが表示されてほしいのが実際のところだ。SSDの健康状態ならどうでもいいけれど、僕は仮想通貨のグラフ表示なんかもこれでやっているので、そういうのだとせめて5分に一回くらいは更新してほしい。
というわけで、Tab Reloaderで「5分ごとに更新」とかにしておけば、それっぽい自動更新機能が実現する。した。
こういうのでいい
世の中にはリアルタイム更新の仕組みを作るための複雑な技術が山ほどあるし、それが必要な場面もある。ただ、Querier + Tab Reloaderみたいな組み合わせ程度でも、機能することもある。
何がなんでもバカ高いソリューションをどこぞのSIerに頼む必要はないし、自前でWebSocketとか仕組みを構築するほどでもない。要はできればいい。
Querierで作った画面が、Tab Reloaderで勝手に更新される。それを眺めながら、「まぁこれで十分だな」と思っている今日この頃だし、実際この程度の話で終わる業務はけっこうあるように思われる。まぁ、現実には色々と組織的な壁なんかもあるので、現場の工夫が受け入れられるかは別の話ではあるが。
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