増税の巨人、というワードをXで見かけて笑った。
これは漫画・進撃の巨人のエレン・イェーガーのセリフ「黙って全部俺に投資しろ」をパロっていたことにある。あの漫画ならどっちかっていうと巨人側と違うかお前とか思ったので、増税の巨人は実際笑った。
いろいろと取りざたされているが、確かに驚くほど増税が矢継ぎ早に打ち出されている。
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- 自民党、租特改廃・金融所得課税の強化を提起 ガソリン減税の恒久財源案 - 日本経済新聞
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こら積極増税と違うか。
個別に見ていくと、個人的には是正と思えるところもあるにはある。賃上げ促進税制は不自然だと思うし、扶養控除についても、経済的な理由で結婚や子供を諦める層が多いことを思えば、逆進性があるんじゃないのと思う(いわゆる高校無償化の引き換えみたいな感じなのは端的に意味不明だし、その観点で見ると無償化よりは控除であるべきとも思う)。
しかし、そのかわりとなるものがガソリン減税だけの格好だ。これとて確かに石破政権では実現しなかったようには思うが、まず一番の功労者は粘ってきた国民民主党というべきだろう。
扶養控除削減案については、さすがに反発を無視できなかったのか「指示していない」とXでフォローを入れていたが、だからなんだと思った。金融所得課税増税にしてもそうだが、否定しないので不安は拭えないし、今に至るまで増税仕草しか見えていないので、僕は引き続き不支持の格好だ。
次に期待されるのは、高市早苗が総裁選前に主張していた消費減税なのだけれど、今はえらく主張が異なっている、というよりまんま石破茂になっている。
石破茂の発言については大ブーイングがあったはずなので、かつて彼を批判した人は高市早苗も批判しないと筋が通らないと思うが、あんまりそうなっていない感じだ。
たとえば、僕がちょくちょく見るのに高橋洋一チャンネル(安倍政権時のブレーン)がある。上記のニュース群など石破茂の時であれば辛辣に叩いていたと思う。実際レジ発言は一晩でできるとぶっ叩いていた。しかし現政権においては、態度がかなり軟化している。
実際には、現高市政権から出てくる話は、平生の氏の主張から随分離れたように思われる。
企業は株主配慮しすぎているという高橋洋一は想像できない。また、米の需要については石破茂時代から需要なんかわからないと一蹴しているのだが、今は高市政権だ(「鈴木憲和農相の「おこめ券」に「くだらない話」高橋洋一氏がバッサリ斬り捨てる - 政治 : 日刊スポーツ」)。主張と現実がだいぶ異なるように思われる。
氏に限らず、高市早苗の支持者も増税や統制を求めていたわけではないはずだけれど、実際に出てきている現実とは相違があるように思う。
これについては、財務省の観測気球とか、岸田文雄が決めたことだ、とかもある。
財務省の陰謀だ論については、遠からずわかるだろう。前の総理が決めたことだから論はよくわからなくて、だったら高市早苗は新しい資本主義を継承しないといけないだろうし、農政については明確に石破茂の方針に反している。ものによって政治的な難しさがある、と言われても市民には関係がない。
まぁ結局のところ、本当に成長するかどうかに尽きるのだが、それが誰の目にも明らかな歳月が経ったとき、もう手遅れになってないかという危惧がある。
まぁ色々なことが決まったり実施され始めるのはこれからなわけだが、現状を見る限り期待できない感じだ。このままいくと、進撃の巨人プロローグ「その日、日本人は思い出した、政府に支配されていた恐怖を……」になってしまいそう。
求む、真のエレン。
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